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【Pieceのネタバレ】とあらすじは?感想や無料試し読みもあり!

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル Piece
原作・漫画 芦原妃名子
出版社 小学館

大学生の水帆は、病気で亡くなった
高校の同級生の折口はるかの
葬式に出席します。

高校時代地味で
友達がいなかったはるか。

母親に水帆が友達だと
嘘をついていました。

はるかの母ははるかが過去に付き合っていた
彼氏の子どもを堕胎した事実を知る。

水帆にはるかの元彼を
探してほしいと頼みます。

水帆ははるかのまわりの
人間関係を調べることになります。

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Pieceあらすじ紹介

主人公の須賀水帆は、恋愛に興味がなく
高校時代を過ごしていました。

しかし、友達に秘密で成海の家に
毎週遊びにいっていたのです。

成海は女子にモテますが、
誰とも真剣に付き合っていない男子でした。

水帆は成海を理解できないと思いながら、
しだいに本心のわからない
成海に惹かれていきます。

成海とは彼氏ではなく、
キスやハグをするという
曖昧な関係を続けていました。

成海の過去を知りたいと思い、
成海家で隠された秘密を見てしまった水帆は、
成海と距離をとり疎遠になりました。

同級生の折口はるかの死で、
水帆ははるかの元彼を探すことになり、
成海とのことを思い出します。

はるかの人間関係をたどるうちに、
クラスで地味なはるかが色んな人に
影響をあたえていたことに気がつきます。

水帆ははるかの元彼ののこした絵に入っていた
イニシャルが成海と同じことから、
成海が父親なのではないかと疑います。

しかし、はるかの元彼のイメージが
成海とは合わないのです。

はるかの妊娠した子どもの父親が
成海かもしれないという不安をかかえながら、
物語はすすみます。

はるかのことをひそかに
好きだった矢内先輩、
学校のアイドルだった円とともに
情報を集めていきます。

はるかの元彼を探すうちに、
水帆は自分の過去を振り返ります。

今までの自分の親や友達との
関わり方を思い出す、

まわりと距離をおいていた
自分自身に気がつきます。

水帆がはじめて興味を持ち、
執着した成海ともう一度向き合うことで、
水帆も成長していきます。

Pieceネタバレ・今後の展開

水帆ははるかの過去を知るうちに、
成海の過去についても知ることになります。

成海には比呂という兄がいました。

成海の母は心療内科医で、
成海と比呂を離ればなれにさせ、
家政婦に育てさせます。

成海の母は兄弟を違う場所で同じように
育てることで、どのような人間が育つかを
実験していたのです。

家政婦がこっそり、
幼い成海を比呂に会わせます。

成海と比呂は正反対の性格でした。
成海は感情がなく、
暴力を振るのもためらいません。

一方比呂は、いじめられることが多く、
臆病な性格でした。

成海は幼いときに比呂をいじめた
丸尾行児を殺しかけたことがありました。

そしてはるかは過去に、
便利屋に丸尾行児を探してほしいと
依頼をしていたのです。

はるかは彼氏が怪我をさせた丸尾に
謝りたいと言っていたのです。

そのことから水帆は、
はるかの元彼は成海だと勘づきます。

しかし、実際に丸尾に怪我をさせたのは、
兄の比呂だったのです。

元彼は成海ではなく、比呂でした。

比呂を捜索し、事実を確認しましたが、
比呂は女性恐怖症のため、
はるかの子どもの父親とは結びつかない。

実は、妊娠し、堕胎したのは、
はるかではなかったのです。

水帆の友達が、高校時代に仲良くなった
男性の子どもを妊娠をして、
相談にのっていたのがはるかだったのです。

はるかの携帯のメールを見た母親が
勘違いをしていたのです。

はるかは比呂の過去を知り、
比呂のもとを離れたことを
後悔していたそうです。

そのまま比呂に会えずに他界しました。

はるかが生前、
成海に比呂への手紙をたくします。

成海もまた、水帆やまわりの人に動かされ、
比呂に手紙を届けにいくのです。

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Piece読んでみた感想・評価

この作品は読むにつれて、
謎が深まっていきました。

同郷生の死から、好きだった人、
友達が関係しているとは
全く想像していませんでした。

成海や比呂の親の育て方による、
心の闇がとても恐怖に思えました。

しかし、好きになってはいけない
と思いながらも、成海に惹かれていく
水帆の気持ちも共感できました。

また水帆の友達の礼美の心情が
読んでいて辛かったです。

太っているのがコンプレックスな礼美は、
クールで美人な水帆に憧れをもっています。

好きな人ができても相手にされませんでした。

そんな礼美に優しく接してくれた
男性の子どもを妊娠しますが、
その人とは音信不通になります。

自分が嫌いな礼美がやっと
心を開ける人に出会ったのに、
また心が傷つく姿は私も悲しかったです。

水帆とは友達だけど、
相談できないという気持ちもわかります。

仲が良くても、知られたくないこともあります。
女性同士の微妙な心情が伝わりました。

はるかの比呂への気持ちが、
成海を通して最終的に伝わったのは
とても良かったと思いました。

比呂もまた心を閉ざした青年であり、
はるかの存在が比呂の支えに
なっていたからです。

はるかの死を知って絶望した
比呂も救われたと思います。

最初はどうしてはるかの死に
ここまで焦点が当てられているのか
分かりませんでした。

しかしはるかが多くの人の心に残っている
存在だからだと思いました。

水帆も人と積極的に関わることで
明るくなれて、
ハッピーエンドで良かったです。

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