タイトル | Replica |
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原作・漫画 | 唐々煙 |
出版社 | マッグガーデン |
”殺人用心棒・赤狗”と呼ばれ
人々から恐れられている
刀使い・卍(まんじ)。
短気で気性が荒いことから
彼を慕う者は一人もいない。
そんなある日
”動く人形”を追う
少年・カルと出会い…。
名作『不思議の国の
アリス』をモデルに描く
バトル・アクション物語!
Replicaのあらすじ紹介
刀使いの主人公・卍は
”殺人用心棒・赤狗”として
街の住人から恐れられていた。
ある日”動く人形”を追う
少年・カルと出会う。
「”動く人形”に会ったら
殺されないように
逃げてください」
無表情で忠告するカル。
一方卍は”動く人形”に
強い興味を抱く。
正体はtoy(トイ)という
恐ろしい”殺人人形”だった。
卍はカルとともに
街に現れたToyを
次々倒していくが…
Toyの攻撃を受けて
重傷を負ってしまう。
カルは傷を癒す為
”特殊な力”を使って
卍の痛みを吸い取るーー
Replicaのネタバレと今後の展開は?
カルの”特殊な力”で
痛みを吸い取られた卍。
一方カルは
苦しみはじめました。
”痛みがうつった”と
気づいた卍は急いで
助けようとします。
カルは廃境(デストピア)の
ラトル・パークに連れて
行けと卍に頼みました。
捨てられた廃境と呼ばれ
朽ちたラトル・パークーー
どうやら卍がやって来たのは
”CARDS(カーズ)”という
カルたちのアジトで…
ここではToyを消滅させる
ことを目的としています。
「カルを運んで来て
くれたのは礼を言う」
リーダーと思われる男
ゼンリが警戒する卍に
事情を聞きます。
「で…俺が聞きたいのは
なんでこーなったかだ」
そこで卍は自分の痛みが
うつっただけだと言うと
ゼンリが驚きます。
驚かれる理由は
全く分かりません。
苛立った卍が問いただすと
お前はカルの”契約者”に
なったと返されました。
痛みがうつったのは
彼が卍と契約を交し
力を使ったから…。
それは”身代わり
(スケープゴート)”という
カルだけが持つ力でした。
契約者となった卍は
しばらくいることに…。
Replicaの読んでみた感想・評価
本作のモデルがあの
『不思議の国のアリス』。
ということはアリスのような
可愛らしい少女が主人公
なのかな~と思いきや…
気性の荒い”刀使い”
(しかも殺人用心棒)が
主人公でとても驚きました!
面白いか不安でしたが
予想以上に大満足です。
世界観は全体的に
”朽ちたワンダーランド”。
特に”CARDS”と廃境は
雰囲気があって素敵でした。
敵キャラ・Toyも
名前の通り玩具らしく
可愛くて面白かったです。
もちろんキャラクターも
魅力的でしたよ~!
まず卍(変わった名前)が
見た目と違って天然系で
惹きこまれました。
愛すべきおバカというか
迷信を信じるところが
素直で好きです!
卍は言葉遣いが悪いだけで
根は優しいんだと思いました。
それと世界観があんななのに
一人だけ”和服”というのも
惹きこまれた理由の一つ!
『銀魂』の銀さんのような
着崩し方が似合っています。
卍の相棒的存在(?)
カルは美少年でした。
サブキャラかもしれませんが
もう一人の主人公っぽい
存在感がありましたね。
これからはこの二人の
活躍が見逃せません!
Replicaはこんな方におすすめな作品!必見
ファンタジックな
アクションを描く
作品に出会いたい…。
そんな方には
「Replica」を推します!
本作は名作『不思議の
国のアリス』がモデルの
アクション・アドベンチャー。
『:REverSAL』など
人気作品を多く手がけた
漫画家・唐々煙さんが描く
”朽ちたワンダーランド”は
魅力があり惹きこまれます。
読んでいると『不思議の
国のアリス』らしい要素
(チェシャ猫など)があり
最後まで飽きずに
楽しめると思いますよ。
爽快なアクション
バトルにも注目です!
主人公はアリス…
ではなく刀使いの
卍(まんじ)という男。
キャラクターの中で
唯一”和服”を着ています。
卍は気性が荒く短気で
言葉遣いも悪いですが
意外と天然系です。
敵キャラ・Toyを刀で
倒せる強さを持っており
人を守る人情もあります。
そんな彼が出会うのは
Toyを追う少年・カル。
ポーカーフェイスで
冷静沈着なカルは
もう一人の主人公と
言ってもいいくらい
存在感があります。
卍は思わぬ出来事から
カルの”契約者”となり
Toyを倒すことに…。
二人が協力して繰り広げる
バトルは必見ですよ!