タイトル | RRR(ロックンロールリッキー) |
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原作・漫画 | 渡辺潤 |
出版社 | 講談社 |
ミュージシャンになることを
夢見ているが行動を起こそうと
しない男がいた。
そんな彼は彼女に愛想をつかれ
家から出ていかれ同じバンド仲間
からは老害扱いされてしまう・・・。
そして彼の唯一の理解者である
姉もこの世から去ってしまった・・・。
彼の運命の行方は!?
RRR(ロックンロールリッキー)のあらすじ紹介
自宅で彼女とボクシングの世界戦を
みている主人公の岩巻力太郎27歳。
ビールを飲みながら文句ばかり
言っていると彼女は力太郎に
音楽は真面目にやっているのか聞いてきた。
力太郎はやっていると言うが
彼女はもう一緒にいるのは
やめようと言ってきた。
力太郎はその足でスタジオに行き
バンド練習後仲間と酒を酌み交わす。
そこで力太郎は己の事を語り始め
後輩たちに「これからも自由人でいる」
と言った後その場を颯爽と去っていった。
だが忘れ物をした力太郎は彼等が
「ダメおやじ」と言っている愚痴を
聞いてしまう・・・。
そしてその帰り道のホテル街で
何と彼女が男と一緒にホテルの
中に入っていくのを見てしまった・・・。
踏んだり蹴ったりの力太郎・・・
力太郎はどうするのか!?
RRR(ロックンロールリッキー)のネタバレと今後の展開は?
そんなことがあった翌日・・・
バンドの練習に来ない
力太郎を心配する後輩たち。
「何だかんだ言って俺ら
あの人の事好きなんだよね」
と言った時。
力太郎が面白い髪型を
してスタジオに現れた!
色々あったあと力太郎は
レコード会社に乗り込み
自信のバンドを必至にアピールした。
そこで何とか次のライブに
見に来てくれる運びとなる。
そこで力太郎は彼等に
真面目な顔で言った。
「俺は人生を懸けて
死に物狂いでいく!」
そんな言葉と顔を見たメンバーは
力太郎の真剣さに心惹かれ
音楽を真剣にやることを誓う!
真面目に練習をやり数日経った頃
力太郎の姉が遊びにきた。
姉と姉の子供と一緒に楽しむ
力太郎は姉に言った
「今は音楽を真剣にやっていて
生まれて初めて充実している」と。
姉はいきなりそんなこと言われ
驚くが力太郎に「頑張れ」と言う。
それが姉との最後の言葉に
なるとは思ってもいなかった・・・。
姉は翌日交通事故で息を
引取帰らぬ人となってしまったのだ・・。
そして残された子供。
力太郎はこの子供を育てる
決意をしたのだった!
RRR(ロックンロールリッキー)の読んでみた感想・評価
この作者のマンガは全て
読んでいますので流れで
読みました。
おそらく連載打ち切りかと
思いますが当時の私は
理解できませんでした。
本当に面白くストーリーの
流れがとにかくよかった。
それなのにあっさりと
連載終了した時は
愕然としましたね。
まずこのマンガを読んで
思ったのが夢を長いこと
見るものではないかなぁということ。
せめて30歳まででしょうね。
これ以上に鳴るといくら真剣に
そのことをやっていても周りから
見ると遊んでいるように見えてきます。
実は私の親戚にもずっと小説を
書いている人がいます。
私はその人の小説が好きなので
よく読ませてもらっていますが
世間には全く認知されていません。
たしかにずば抜けて面白いわけでは
ないので仕方ないと思いますが・・・。
この作中の主人公もそうです。
結局自分に甘えているだけなんです。
何をやるにも努力は必要だと
私は思います。
努力もせずに売れようと思っている
人間は絶対に売れません。
そう思わせてくれるマンガです。
RRR(ロックンロールリッキー)はこんな方におすすめな作品!必見
ボクシング好きやヒューマンドラマ
好きな方にオススメします。
ボクシングの内容も素晴らしい
ですがこのマンガのコンセプトは
「努力」でしょう。
今何かに本気で取り組んでいると
思っている人は本当に努力していますか?
寝る時間を惜しんでいますか?
食事を忘れるくらい打ち込んで
いますでしょうか?
それをやっていない人は全然
努力をしていないと私は
断言できます。
文句を言った人。
もうそのことはやめましょう(笑)
トップに立っている人は
死ぬほど努力していますよ。
おそらく売れないとか上に
行けないとか思っている人は
間違いなく努力をしていません。
でも努力をしている人に対して
こういう人達は凄く妬むんですよね・・・。
会社でもそうですしどんな世界でも
一緒だと思います。
それを跳ね除けて行く人が
トップになる人です。
このマンガを読むとわかります。
それが如実に表れています。
読んでいると間違いなく
努力の大切さを身に沁みて
わかるはずです。
今現在悩んでいる人に
とにかくオススメできますね。