タイトル | あつらえ王子きせかえ姫 |
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原作・漫画 | 胡桃ちの |
出版社 | 双葉社 |
綺生麻布はモデル並みのスタイルと
可愛さを併せ持っている
高校一年生です。
ですが、残念ながら
ファッションセンスは
最低最悪で
幼馴染でセンス抜群のサンちゃんに
いつも助けてもらっています。
そんな二人が通う高校に
洋服を作るのが大好きな
蔵元先生がやってきます。
あつらえ王子きせかえ姫のあらすじ紹介
主人公、綺生麻布は
とても可愛くオシャレが大好きな
高校一年生です。
ですが、残念ながら
ファッションセンスが
壊滅的に悪いのが欠点です。
なので、
幼馴染の男の子で
裁縫が上手く
ファッションセンスが抜群の
サンちゃんが
いつも麻布の
コーディネートをしています。
ある朝、麻布はイケメンの男性に
専属になるように声をかけられます。
何がなんだか分からない麻布は
サンちゃんと一緒に断りますが、
なんと
その男性は
二人の学校で
新しく数学を
教える事になった先生で
「お洋服クラブ」を
作ろうとしていました。
あつらえ王子きせかえ姫のネタバレと今後の展開は?
麻布とサンちゃんの
学校に新しく来た
イケメンの男性教師、
蔵元先生は
自分で考えた服を
作って着るという
「お洋服クラブ」を
作ろうとしていました。
麻布はそのモデルとして
誘われていたのです。
イケメンな蔵元先生と
お洋服という言葉に惹かれる
生徒でしたが、
入部するには
ワンピースを一着
作らなくてはいけないという事で
皆挫折してしまいます。
モデルとして誘った
麻布の腕前に期待する
蔵元先生ですが、
実は彼女は中学の時に
ミシンを壊してしまった事があるほど
裁縫が苦手でした。
がっかりする蔵元先生ですが、
そんな先生が着ているスーツを
サンちゃんは自身の
セルフメイドだと見抜きます。
蔵元先生もサンちゃんが
リストバンドの中に
裁縫セットを仕込むほど
洋服作りが
好きだと見抜きます。
そんなやり取りがあり
麻布とサンちゃんの二人は
お洋服クラブに入る事になります。
お洋服クラブは
新しい部活なので
当然まだ部室がありません。
ですが、
理事が集まるパーティーに
校長が納得できる服を作れたら
部室を正式に
もらえる事になりました。
昔使っていた古い校舎を
仮の部室として使い始めた三人は、
その部室を
正式にもらえるように頑張ります。
服を作るために
まずはちゃんと校長先生に
会いに行く三人ですが、
そこで
ファッションセンスは
壊滅的な麻布に
ヘアメイクの才能が
ある事が分かり
蔵元先生は驚きます。
あつらえ王子きせかえ姫の読んでみた感想・評価
「あつらえ王子きせかえ姫」ですが、
胡桃ちの先生の可愛い表紙に
惹かれて購入しました。
この漫画は何といっても
主人公の麻布が魅力的です。
彼女はとにかく可愛い上に
性格もとてもよく、
こんな友達が近くにいたら
いいなと思えるほどです。
麻布はお洋服クラブに
入ってはいますが、
ファッションセンスが壊滅的に悪く
途中訓練して
上手にはなりますが
最初はあまり裁縫も
上手くありませんでした。
完璧すぎないバランスの良さが
とてもいいと思います。
また、キャラクターが
皆とても生き生きとしていて
読んでいるだけで
自分もこんな学生時代を
送ってみたかったと思えるほど
楽しそうなのも
この4コマ漫画の魅力です。
ファッションに関する色々な事を
取り扱っていますが、
私が一番共感できたのが
2巻の制服に関する部分です。
私は学生時代、
制服を色々アレンジしては
見たかったのですが
校則違反ですし勇気がなくて
それができませんでした。
ですが、この漫画では
色々なアイデアで
皆がある程度規則を守りつつ
アレンジを楽しんでいました。
自分が学生時代だったの
はかなり前の話ですが、
こんな感じで
もっと楽しんでおけばよかったと
登場人物達を羨ましく思いました。
あつらえ王子きせかえ姫はこんな方におすすめな作品!必見
胡桃ちの先生の絵柄が
とても可愛い上に
たくさんの可愛い洋服等
ファッションも楽しめる
4コマ漫画です。
可愛い洋服が大好きな人に
おすすめです。
可愛い洋服たちは
見ているだけで
心がときめくと思います。
また、途中で
お洋服クラブにスパイとして
入ってくる女の子や
制服のデザインを
かけた勝負等
ストーリー漫画としても
秀逸なので
面白い漫画を読みたい人にも
おすすめです。
この漫画が好きなら
同じくファッションについて
取り扱っている
矢沢あい先生の
「ご近所物語」を
おすすめします。
この漫画は1990年代に
りぼんで連載され、
女性を中心に
大ヒットしました。
私も当時ものすごくハマり、
完全版を持っていて
今でもよく読み返すほど
大好きです。
ご近所物語は
いつか自分のブランドを
持ちたい主人公、幸田実果子が
ファッション専門の高校に通いつつ
恋愛や色々な事に悩み、
そして成長していく
ストーリーです。
ストーリーが面白いのは
もちろんですが、
矢沢あい先生の画力と
ファッションセンスが
素晴らしく、
読んでいるだけで
オシャレがしたいと思える
私にとって
とても大切な漫画です。