タイトル | かえで忍法帳 |
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原作・漫画 | 芳村杏 なかの弥生 |
出版社 | 講談社 |
伊賀忍者の血をひくかえでは
日々山で忍者の
修行を続けています。
ですが、
ずっと修行をしているかえでは
何でもある東京に
憧れを抱いていました。
ある日、かえでの父親の
ライバル忍者に
住む場所を
奪われてしまった一家は
偶然東京に
たどり着いてしまいます。
かえで忍法帳のあらすじ紹介
昔、影で活躍していた
忍者は時代を経て
現代も生き残っていました。
その忍者の生き残りなのが
主人公の女の子、
かえでです。
かえで一族は
山でずっと修行を
続けてきました。
ですが、かえでは
山で修行ばかりの日々に
少々飽きており、
父親に東京へ
行きたいと言います。
ちょうどその時
父親のライバル忍者、
平蔵がやってきます。
平蔵はかえで達一家を
追い出すために
山を買い取ってしまいました。
さらに平蔵は
巨大なカニの形の機械で
かえでの母しおりを
奪おうとします。
必死で母を
取り返そうとする
かえでですが、
平蔵は勢い余って
かえで一家ごと
遠くまで投げ飛ばしてしまいます。
かえで忍法帳のネタバレと今後の展開は?
投げ飛ばされた
かえで一家がたどり着いたのは
偶然にも憧れの東京でした。
そこでかえで達は
怖い男性達に囲まれている
女性と一人の少年に出会います。
怖い男の人に
襲われそうになっている女性を
かえでは助けようとしますが、
そこに何かが飛んできます。
それは手裏剣でした。
驚くかえでを
怖い男性は投げ飛ばしてしまいます。
ですが、かえでは
無事に着地をしようとします。
そこにさっきの少年が
かえでを抱えます。
少年、小太郎は
とてもかっこよく紳士的で
東京の男の子って
こんなに素敵なんだと
すっかり魅了されてしまいます。
手裏剣を投げたのも
この少年だと
かえでは思いましたが、
違うと答えられました。
そこに怖い男の人達の
親分がやってきます。
今度こそ相手になる覚悟を
決めたかえでですが、
また手裏剣が飛んできました。
その手裏剣を投げたのは
小太郎の双子の兄弟で
小次郎といい、
兄弟仲が悪い上に愛想が悪く
かえではすっかり嫌いに
なってしまいます。
助かったかえで一家ですが、
行く宛が全くない事を知ると
助けた女性がそういう事なら、と
お礼に色々手助けしてくれる事が
決まりました。
女性が理事長を務める
風雲学園に転入する事が
決まったかえでですが、
小太郎と小次郎兄弟も
一緒の学校な上に
バトルに巻き込まれてしまいます。
かえで忍法帳の読んでみた感想・評価
前作の超くせになりそうで
大人気を得た
なかの弥生先生と
芳村杏先生のペアによる
忍者コメディ漫画です。
超くせになりそう同様、
元気な主人公が
様々な困難を
明るく乗り越える話が
主体になっており、
読んでいて
とてもワクワクします。
もちろん、少女漫画なので
恋愛要素もあります。
双子の兄弟でしっかりもので
学校の人気者である
小太郎と
無愛想な小次郎と
かえでの関係は
読んでいてドキドキします。
超くせになりそうでも
そうでしたが、
今回も敵キャラが
妙に可愛く憎みきれないのが
この漫画の魅力となっています。
特にこの漫画の重要な登場人物であり
かえで達親子の天敵である
平蔵ですが、
かえでの母親である
しおりに対する思いは本物です。
ただ、敵キャラが
憎みきれないだけではなく
意外な人物が
かえでの強敵となり
立ちはだかります。
ギャグだけではなく
シリアスな部分も
しっかりと持っており
それが物語を
面白くさせています。
私は恋愛漫画を
読むのも好きですが、
最初はケンカばかりという
かえでと小次郎の
王道カップルが見ていて面白く、
当時毎回どうなるんだろうと
思いながら読んでいたのを
思い出します。
かえで忍法帳はこんな方におすすめな作品!必見
かえで忍法帖は
なかよしで連載されていた
少女漫画です。
展開がとても分かりやすいので
子どもが楽しめるのはもちろん、
コメディ部分が面白いので
大人まで幅広く楽しめます。
少女漫画なので
もちろん恋愛要素もありますが
かえでの性格がポジティブで
あまり悩まないタイプなので
恋愛漫画が苦手な人でも
楽しく読めると思います。
また、なかの弥生先生の絵柄が
とても魅力的で
可愛い雰囲気の安心して読める
漫画が読みたいという人にも
おすすめです。
かえで忍法帖が面白いと思ったら
同じく芳村杏先生と
なかの弥生先生が描いた
「くせになりそう」
「超くせになりそう」が
おすすめです。
この漫画は主人公の女の子、
なぎさのアイドルとしての
「白鳥なぎさ」と
武道が強い男子学生に変装した
「大鳥なぎさ」としての
日々を描いた物語です。
女の子の憧れのアイドルが
実は本当は武道が大好きで
しかもとんでもなく強いという
斬新な設定の漫画です。
かえで忍法帖同様、
少女漫画なのに
アクションシーンが
とても多いのが魅力です。
恋愛要素とアクション要素が
ちょうどよく入っているので
かえで忍法帖同様
男女両方楽しめると思います。