きずなのネタバレと感想や試し読みあり！結末が気になる！

友達と悪さしながら
楽しく過ごしていた
高校生・夏波(かなみ)。

そんな彼女の家に
一本の電話が入る。

受話器から聞こえるのは
復讐を誓う男の声ーー
”悲劇の始まり”だった。

弟への通り魔と祖母の事故死。

果たして夏波の周りで
何が起こっているのか！？

きずなのあらすじ紹介

主人公・夏波は
友達と悪さしながら
楽しく過ごしていた。

そんなある日　
家でくつろぐ彼女に
公衆電話から電話が。

受話器を取ってみると
何か喋る声が聞こえた。

何を言っているのか
全くわからなかったが
やがて聞き取れるように。

男は夏波に恨みがあるのか
復讐を示唆する言葉を残し
一方的に電話を切った。

身に覚えのない内容に
困惑してしまう夏波。

するとその時
夏波が立っていた近くで
窓ガラスが突然割れた。

”ガシャン”という音に
驚いて集まる家族たち。

床にはガラスの破片と
大きな石が落ちており…。

きずなのネタバレと今後の展開は？

異様な男からの電話に
困惑してしまう夏波。

その直後ーー…
何者かに石を投げられ
窓ガラスが割れました。

不審に思った冬馬が
家の周りを確認しますが
怪しい人物は見当りません。

この事件から一夜明け
夏波はいつものように
学校に行きました。

ところがその帰り道
背後から視線を感じます。

恐怖を感じた夏波が
慌てて家の前まで走ると
”買い物袋”を発見します。

買い物袋の中身は
殺された動物の死骸。

あまりにも酷い有様に
夏波は泣いてしまいます。

実はこの嫌がらせには
心当たりがありました。

つい最近の出来事です。

夏波はひょんなことから
小太りの中年男に出会い
つきまとわれていました。

そこで懲らしめるため
中年男に濡れ衣を着せ
痛めつけたといいます。

中年男はその後
どうなったか不明ですが

もしかすると嫌がらせは
中年男の逆恨みでは
ないかというのです。

夏波は中年男のことを
冬馬に説明しました。

それから別の日…
友達といた夏波は
嫌な予感がします。

一方その頃
道を歩いていた冬馬が
”通り魔”に刺され…！？

きずなの読んでみた感想・評価

サスペンスとしては
ハラハラさせられる
シーンが多く大満足！

しかし一つだけ
「そこのくだりいる？」と
つっこみたくなりました。

それは夏波が出会う
小太りの中年男です。

私は中年男のストーカーが
物語のメインなのかと思い
ひきこまれていきました。

ところが中年男は
あっさり警察に連行され
以降登場しなくなります。

そして初めて幕を開ける
不審な男からの嫌がらせ。

「中年男のくだりは
一体何だったの？」と
疑問に感じました。

単に夏波の性格の悪さを
描くためだったのでしょうか？

作者・ももち麗子さんは
なぜこのくだりを描いたのか
個人的に気になりました…。

もしそうだとすれば
まぁ納得できますが。

物語が面白くなってきたのは
夏波の家族には秘密があると
わかってきたところですね！

意外にも優しそうな祖母が
闇を抱えていて衝撃でした。

てっきり祖母のことは
モブキャラのようなものと
考えていたので驚きです！

夏波たち家族の運命は
どうなってしまうのか…
今後に注目したい作品です。

きずなはこんな方におすすめな作品！必見

家族をテーマに描いた
サスペンス作品が好き…。

そんな方には本作を推します！

本作は家族をテーマに
シリアスなサスペンスを
生々しく描いた作品です。

手がけるのは
漫画家・ももち麗子さん。

絵はまぁまぁ上手ですが
好き嫌いがわかれるかと…。

物語の前半部分は
本題には全く関係ない
悪い夏波が描かれます。

ひょんなことから出会った
中年男にバッグを買わせ
しつこくつきまとわれる。

そこで彼を懲らしめるため
下着泥棒の濡れ衣を着せて
警察に通報するという感じ。

正直この前半部分は
飛ばして読んでもらっても
全然問題ないと思います！

物語が面白くなるのは
後半からなので必見です。

見どころは何と言っても
夏波たち家族ですね！

夏波たちはどこにでもいる
普通の家族に見えますが…
実は秘密を抱えていました。

そしてある日
電話がかかってきたことから
執拗な嫌がらせが始まります。

石で窓ガラスを割られたり
動物の死骸が入った袋を
玄関前に置かれたり…

とにかく不気味です。

最後まで目が離せませんよ！

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