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きみはかわいい女の子のネタバレ(結末、最終回)と感想!あらすじや試し読み!

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル きみはかわいい女の子
原作・漫画 いちのへ留美
出版社 講談社

自分が恋するなんて
そんなのとっくに諦めてる――

つぐみはガリガリで小柄すぎるため
女の子として扱われていない女子高生・・・

こんな自分は恋愛なんてできないと
諦めていた。

ところがひょんなことで知り合った
正宗という同級生を
意識するようになってしまって――?

いちのへ留美原作
心温まる青春ラブストーリー!

サイト内で【きみはかわいい女の子】を検索!

きみはかわいい女の子のあらすじ紹介

小枝つぐみは高校一年生の女の子。

小さくてガリガリで、
周りからは女子として認められていないので、

恋愛は諦めていた。

ある日準備室で転んでしまったつぐみは
制服をまくりあげていたところを

同級生の瀬名正宗に見られてしまう。

驚いて逃げ出したつぐみは
ポケットからハートのピンを
落としてしまった。

正宗が教室までピンを届けてくれるが

自分の物だと思われたくないつぐみは、
そんなもの知らないと嘘をついてしまう。

すると正宗はそのピンを可愛いと言い
自分の頭につけて行ってしまって――

きみはかわいい女の子のネタバレと今後の展開は?

つぐみは初めて「可愛い」と言われて
それがピンのことだと知りつつ
正宗を意識してしまう。

だがつぐみは、自分が傷つくのが嫌で
正宗には関わらないことを決める。

そんな中つぐみは週番で
ノートを一人で先生の所に届けることになる。

廊下で鬼ごっこをしている正宗が
つぐみがノートを運んでいるのを見て
手伝ってくれる。

その途中正宗がつぼを割って

二人は理科準備室の掃除をするよう
先生に言われてしまう。

掃除の最中に正宗はつぐみに
ピンを返そうとするが、つぐみは
自分には似合わないと受け取らない。

そんなつぐみに正宗が言った一言に
つぐみは何も言えず
準備室を飛び出そうとした・・・

その瞬間つぐみはすべってしまい
正宗はつぐみをかばって
二人は抱き合うかたちに――

思わぬことに動揺したつぐみは
さらに正宗を意識してしまう・・・

ある日つぐみは傘を持っていない正宗に
勇気を出して傘を貸そうとするが

正宗の隣に女の子がいるのを見てしまう。

自分に自信のないつぐみは、正宗に
関わりたくないと言ってしまって――?

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きみはかわいい女の子の読んでみた感想・評価

体型のコンプレックスを持っている人は

女の子では多いのではないでしょうか。

でも恋愛を諦める程にまでなるとは
周りが本当にひどくて
悲しくなってしまいます。

でもそんなつぐみが正宗に惹かれ
正宗もつぐみに惹かれていく・・・
ここの表現がとてもいいのです。

つぐみの表情にハッとする正宗が
その時に何かを特別なことを言う、
という表現はありません。

その事で、正宗の心に突き刺さる一瞬、
言葉にもできない心情が
とてもよく表れています。

女の子に生まれたら、一度でいいから
こんな風に男の子にハッとされてみたい
見られたい、と思うのです!

でも、つぐみはそんな正宗に
気が付いていない・・・

この二人の微妙な距離感に
ジリジリしながらも、
夢中になって読んでしまいます。

つぐみの性格がまた可愛らしくて、

ピンひとつで大きな勇気を必要とする
繊細な心の持ち主なのです。

こんなこと
さっさとやっちゃえばいいのでは?

と思うようなことも
つぐみにとってはとても大きなことで
なかなか勇気が出ません。

正宗はつぐみのその性格によりそって
考えてくれる優しい男の子で、
とても心温まります。

こんな風に自分のテンポに
合わせてくれる人がいてくれたら
私も絶対好きになってしまいます!

これから二人がどうなっていくのか
とても気になる作品です!

きみはかわいい女の子はこんな方におすすめな作品!必見

温かい恋愛ストーリーが好き!
という方に人気の作品です。

この作品の主人公は
体型のコンプレックスから
性格も内気で、恋愛にも臆病になっています。

キラキラした周りの女の子たちを
羨ましいと思いながらも
自分では勇気が出ず、行動に移せない・・・

そんな諦めきった毎日に
慣れてしまってもいるのです。

問題はそれだけでなく、
自分で自分のことを
否定してしまっているという点です。

自分の悩みを、小さなことだ
バカなことだと思っていて
心に蓋をしてしまっています。

しかし正宗は、主人公の悩みを
小さなことと片づけてしまわず、
一緒になって考えてくれるのです。

それは主人公にとって驚くべきことであり
自分を認めてあげてもいいという
きっかけでもありました。

自分の悩みを小さなことと無視せず
一緒になって考えてくれる人がいる・・・

そのことがどんなに素敵なことか――

それはコンプレックスをも越えて
恋愛という形になって花開くという

とても心温まるストーリーとなっています。

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