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こみっくがーるずのネタバレや感想を書いてます!最終回ってどうなってるのか続きが気になる!

こみっくがーるず

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル こみっくがーるず
原作・漫画 はんざわかおり
出版社 芳文社

女子高生でありながら
プロの漫画家として活動するかおすは、
文芳社の漫画家専用女子寮に入寮。

そこでは、かおすと同年代の
少女漫画家たちとの、賑やかで
楽しい毎日が待っていた。

業界的なあるあるを交えつつも、
決してシビアになり過ぎず
のんびりと明るい雰囲気がある、

ほんわか系の「漫画家」もの作品です。

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こみっくがーるずのあらすじ紹介

様々なジャンルの漫画を扱う、
出版社文芳社。

新人や若手の育成に力を入れる
社の方針などもあって、
女子高生にして新人漫画家のかおすは、

寮に入って仕事を取り組むことに。

今まで友達がおらず、寂しい思いを
することもあったかおすですが、
同室の小夢や隣室の琉姫と翼など、

同年代ながら同じ仕事に取り組む
仲間に巡り会ったことで、
楽しい日々を送ることになります。

とは言え、単なる学生寮ではなく、
プロの漫画家が集う寮ですから、
締め切りが近い時は修羅場となり、

仕事というシビアな局面でも
付き合っていくことになります。

しかしピンチになっても、皆が
漫画の専門家という関係上、
すぐにアシスタントに入り、

原稿の手伝いをしてくれるなど
頼れる感じも凄かったのでした。

こみっくがーるずのネタバレと今後の展開は?

様々な漫画を出版している
文芳社には、漫画家専用の
寮が存在していました。

その寮に入ることになったのが、
萌田薫子(PNかおす)。

まだ高校生ですが
プロとして活動している
将来有望な若手漫画家です。

しかしかおすが案内され
自室を見てみるとそこには、
床を散らかし放題にし、

ドーナツをくわえた
女の子、小夢の姿が。

小夢もまたかおすと同じ
女子高生漫画家であり、
少女漫画を専門にしていますが、

イマイチ「人」を描くのが
苦手という点で、かおすと
似たような部分がありました。

一方隣の部屋の住人である
琉姫や翼は、同年代なのに
何だか頼れる感じだったりと、

性格や容姿に関しては
大きな差がありました。

同じ仕事をする寮の仲間なので、
基本的に皆仲良く、
遊びに行ったり助け合ったりと、

いかにも「プロ」っぽい交流が
頻繁にある場でもありましたが、
そこでも色々と差が出ます。

かおすは普段デジタル作画ですが、
手伝うべき翼は伝統的な
アナログ作画なため、

基本的な作業でもうまくいかず
周りの足を引っ張る感じに
なっていってしまったのです。

もっとも、翼も実績あるプロであり、
ミス部分をサクサクと修正しては
かおすの熱意を受け入れてくれ、

仲の悪くなる状態には
陥らずに済むのでした。

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こみっくがーるずの読んでみた感想・評価

業界もののシビアな作品かとも
思って身構えていましたが、
柔らかい作風で良かったです。

いわゆる業界の内幕を
扱った作品を読むのは好きですが、
「作家もの」、「漫画家もの」は、

リアリティがある上に、
想像力もかき立てられるので
特に面白さを感じます。

とは言え、普段から漫画を
読み込んでいる側としては、
あまりシビアで重い話ばかりですと、

他の作品を読んでいても、
色々と想像してしまいがちになり、
作品に没入しづらくもなります。

しかし本作に関して言えば、
業界的な知識も含めつつ、
女の子たちのワイワイした感じと、

温かい雰囲気を存分に味わえ、
同じ目標に進む仲間って
やっぱりいいなと思えましたね。

かの大名作「まんが道」の時代から
半世紀以上経っていることもあり、
寮もぐっと快適で食事も良く、

この環境なら頑張れるかもと、
読んでいる側さえ思ってしまうのも
文芳社の待遇の良さと言えるでしょう。

また、単なる業界ものではなくて、
読み進めることで、漫画執筆や
漫画家になるという情熱が、

いっそう高まってくる感じなのも
本作が優れた「漫画家作品」という
証明のように感じます。

こみっくがーるずはこんな方におすすめな作品!必見

プロを目指して漫画を描く青少年は
今も昔も多いですし、物語上でも
「漫画家」ものには名作が多いです。

一方最近では、プロとはまた違う
趣味としての漫画創作に重点を置いた
作品もクローズアップされています。

高校や大学の漫研などで、創作を
満喫することができる現代では、
十代半ばの若者がプロの作家に、という、

早熟型な経緯を辿ることも、昔に比べ、
大分少なくなりましたが、本作は
高校生が漫画家という作品です。

傑作コメディ「月刊少女野崎くん」と
近い雰囲気も感じますが、本作は、
若い作家たちが寮生活をしており、

より缶詰的と言うかプロっぽさを
ヒシヒシと感じることができます。

飛び切り可愛い高校生たちが
すんなり漫画家になっているという
ファンタジックな設定を基盤に、

作業における状況やアシの難しさなど
漫画家のあるあるが含まれた
バランス感のある作品と言えます。

萌える業界もの作品を楽しみたい、
可愛いキャラを満喫したい方に、
まさに最適といった感じです。

一方であまりにもキツ過ぎる
作業行き詰まりからの修羅場や、
年齢や立場からくるドロドロした、

ぶつかり合いなどの嫌なイベントは
基本的に回避されており、
良い意味での配慮も感じられます。

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