ごくせんのネタバレとあらすじ！映画の原作を読むならココ！

ジャージにメガネの地味な女子、
しかし腕力と度胸は最強、
おまけに組の跡取り。

超型破りな教師が
体当たりで様々な問題を
バシっと解決していく、

生徒間の喧嘩でも、
もっと大きな事件でも、
決して逃げないハンサムぶり。

様々なメディアでも
大ヒットを記録した
学校漫画の傑作です。

ごくせんのあらすじ紹介

やや時代錯誤的なほどの
不良高校として知られる
白金学院高校。

そこに一人の女性が赴任します。
大きな丸メガネにジャージ、
無造作に結っただけの黒髪、

明らかに野暮ったい格好ですが、
一方で彼女は、物凄い度胸と
ただならぬ雰囲気がありました。

当初は自分の「背景」を
隠していたヤンクミですが、

次第に地を出し、実力で
生徒の信頼を得ていきます。

時にはタンカを切り、
またある時は矢面に立ち、

生徒たちに言葉と背中で
どう生きるかを
雄弁に語っていきます。

ごくせんのネタバレと今後の展開は？

今やすっかり少なくなった
不良少年たちが集う、
白金学院高等学校。

高校であるからには当然文化祭が
開催されるわけですが、

授業も真面目に聞かない生徒たち、
文化祭の相談に熱を入れたりしません。

当日やることになったホストクラブも
当然のように客入りはサッパリです。

学校が開放される機を狙い、
色々と問題を起こしてくる連中への
対応に巡回していたヤンクミは

店の現状を知るや地を出して、
ハッパをかけます。

不良生徒たちがビビるほどの
迫力でしたがアドバイスは的確で、
さらには慎の負けず嫌いもあり、

売り上げは急回復して、
満足の出来で文化祭を終えます。

しかしヤンクミのもとに、
「木下が連れて行かれた」と、
急報が入ります。

犯人は大銀高の堂本たち。
彼らは教室にいた寺田を殴り、
木下を連れ去ったとのこと。

その後を慎が
一人で追って行ったと
聞かされたヤンクミは、

自ら行動に打って出ます。
やられようとしている慎を見つけ
玄人の技を披露していくのでした。

ごくせんの読んでみた感想・評価

「金八先生」よりも「GTO」という、
好みの私にとって、本作はまさに
ベストフィット。

高圧的な先生は多いですが、
本作のヤンクミのように
本物の度胸を持っている人は少なく、

しかもその度胸を、入れ替わる
教え子に使える人はさらに希少です。

けれどもヤンクミは結局他人である
生徒たちを、自分の子分のように
扱えるんですね。

しかも恩着せがましくなく、
無闇に力を示さない落ち着きや
言うべきことを心得ていたりと、

教師として必要な要素全てを
持っていることには驚きました。

｛GTO」の鬼塚も熱い男ですが、
ヤンクミも勝るとも劣らず、
ハンサムな教師です。

また、彼女が教える生徒たちも
不良っぽくは見えますが、
性根は真っ直ぐで素直。

授業には真面目ではないですが、
良い教師に良い生徒が集う、
良い組み合わせだと思いました。

不良少年や少年犯罪は減りましたが、
依然不登校やいじめなどが多発する
今日の学校現場には、

ヤンクミのような熱い教師こそ、
求められているのかも知れません。

ごくせんはこんな方におすすめな作品！必見

色々な教師ものの作品がありますが、
その中でも有名なのは、

何と言っても「金八先生」ですが、
「GTO」も素晴らしいヒットでしたね。

教師だけどバリバリのヤンキーでという、
ギャップが強烈だったのも一因でしょう。

本作のヤンクミも一見地味ですが、
実はバリバリの不良、というか
ヤクザの跡取りで、

とにかく喧嘩は抜群度胸は一流、
おまけにひねくれた少年たちの
言い分を汲んでくれる器量があります。

物腰はちっとも教師らしくなく、
しかしながらそのキップの良さは
まさしくリーダー気質で、

多くの支持を得て映画などの
メディアミックスに至ったのも
頷けるカリスマ性があります。

また、「GTO」の鬼塚は、
エロくて下ネタ連発タイプで
人によってはキツい感じでしたが、

ヤンクミにはそういった部分がなく、
さらに共感しやすく、物語としても
読みやすいのもポイントです。

最初の頃は自分を抑え、
地を隠していたヤンクミが、

徐々に自分を出すといった部分も、
長編作品ならではの嬉しい変化です。

上から抑えるのでなく、不良でもない。
そういった意味ではヤンクミこそ、

求められていた教師像の一つ、
なのかも知れません。

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