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【ちいさいひと 青葉児童相談所物語のネタバレ】とあらすじは?感想や無料試し読みもあり!

ちいさいひと 青葉児童相談所物語

この記事は約 6 分で読めます。
タイトル ちいさいひと 青葉児童相談所物語
原作・漫画 水野光博 夾竹桃ジン
出版社 小学館

新米児童福祉司、相川健太と
青葉児童相談所のスタッフ達が
虐待から子供達を救う奮闘を描いた物語。

主人公、健太の夢は
「すべての子供が幸せになること」。

昨今ニュースなどでも
見聞きすることの多い児童虐待。

それについて考える機会を与えてくれる作品。

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『水野光博先生の連載作品』
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ちいさいひと 青葉児童相談所物語あらすじ紹介

エピソード①あらすじ
青葉児童相談所に赴任した新米児童福祉司、相川健太。

「ここは俺の夢を叶える場所」
と初日を迎えるが、その時ある
虐待事件がすでに進んでいた。

1歳6ヶ月の女の子が検診を
受けていないとの相談があった。

母親は佐藤涼子。

健太の先輩、塚地が佐藤涼子宅へ出向くが
門前払いを受けてしまう。

この佐藤涼子、検診を受けさせないばかりか、
その子供の世話を6歳の姉にさせる。

自身はこの幼いふたりの娘の
育児を放棄していたのだ。

ある日児童相談所へ佐藤涼子から抗議の電話が入る。

「もう家に来るな」との抗議だが、
電話を受けた健太は涼子の怒声から
だだならぬ事件が起きていることを直感する。

先輩、塚地と虐待の証拠を集め、
佐藤宅へ強制介入へと持ち込む健太。

涼子の制止を振り切り、健太が佐藤宅の中で
見たものは餓死寸前にまで
弱りきった二人の女の子だった。

一命をとりとめたふたりだが、
佐藤涼子とこの子供達が再び一緒に暮らすには
多くの課題が残る。

健太は土手で見かけた、
仲むつまじく歩く親子の姿に、
佐藤涼子とその娘達が幸せそうに歩く姿を
重ねるのだった。

俺の夢は「すべての子供が幸せになること」と。

ちいさいひと 青葉児童相談所物語ネタバレ・今後の展開

エピソード①はネグレクトを
テーマにした話でした。

今後は連れ子への虐待、保護された子供を
力づくで奪い返そうとする親、
里親と里子、性的虐待。

また2011年の東日本大震災を
テーマにした被災地での児童福祉司の奮闘など
さまざまなケースが描かれています。

その中で上司から諭された言葉。

この作品のタイトルにもなっている
「ちいさいひと」ですが。

自分達が子供を相手にしていると
思ってはいけない。

子供達は自分の感情をうまく言葉や
行動にできないだけで実際はよく大人を
観察しているし、すべて理解している。

彼らは子供ではなく「ちいさいひと」なんだ。

というシーン。

この作品全体を通して
重要なもののひとつと思います。

そして主人公健太ですが、
「すべての子供が幸せになること」

を胸に福祉司として活躍するわけですが
自身も幼いころ母親から虐待を受け
里親の元で育っていたんですね。

だからこそ子供達を救うために強い信念を持ち、
子供達のSOSも敏感に察知できます。

そんな健太も児童福祉司として
多くの虐待事例に関わる中で
ある思いも出てきます。

「虐待をしたくてする親などいない」。

自分の母親はどうだったんだろうか。
虐待した人間は変われるのだろうか。

子供達を守るだけでなく、
虐待をしてしまう親の心境についても
考えるようになります。

そしてラストでは自分に虐待した
母親の元へ行き、「母さん」と…。

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ちいさいひと 青葉児童相談所物語読んでみた感想・評価

テレビのニュースでも
しばしば見かけることのある児童虐待。

一昔前はせっかんと言ったのでしょうか。

子供を持つ身になると虐待のこともより
身近な話になるかもしれません。

事実私も育児の大変さを
身をもって味わうまでは
わかりにくいものです。

ニュースを見ても
虐待の話は縁遠いものでした。

「ちいさいひと 青葉児童相談所物語」は
描かれているケースも過去にあった事件を
モチーフにしています。

虐待という問題を分かりやすく
読者に伝えてくれると思います。

また少年漫画として緊迫感の
溢れる展開や、仲間との協力。

上司からのちょっと目からウロコな
アドバイスなどポイントもおさえられ、
冒険ものやバトルものにはない
読み応えがあります。

私としては一番好きなのは
エピソード①でしょうか。

娘の莉子が
「いい子にしていれば
ママがランドセルを買ってくれる」

というセリフ。

なんとも言えないきもちになりましたが、
子供にとってはきっと
どんなママでもママなんでしょうか。

それに対し「ママの子失格!」
と殴ろうとする母親。

何という親かと言うところです。

このエピソードにも
モチーフになったらしい
実際の事件があるようです。

虐待はする親だけが悪いわけではなく、
そこにいたるまでの環境や経緯に
たくさんの問題があるんだと思います。

そして間一髪で莉子ちゃんをかばい、
「莉子ちゃん、君は何も悪くない」
と抱きしめる健太。

かっこいいですね。

その後のエピソードでも
熱血健太が危険を顧みず
子供を守るために突っ走る!

というシーンがやはりこの作品の見せ場。

虐待について考える機会を
持たせてくれて、健太の活躍にも
熱くなってしまう、そんな作品です。

児童虐待問題に少しでも興味がある方は是非

まず、児童虐待の問題に
少しでも興味をもたれた方
であれば読んで欲しいです。

緊迫した状況などよく描かれていて、
ニュースやワイドショーで
見聞きする虐待事件よりも
リアルに感じられるのではないでしょうか。

また、子育ての大変さを
身をもって味わっている方にも
読んでいただきたいです。

実際に育児は本当に大変で心身ともに
大きな負担がかかるものと思います。

そのストレスから育児が
間違った方に行かないように。

虐待に及んでしまう環境や、
経緯、心境、その行動の結果。
虐待を受けた子供の心境。

育児を支援してくれる人達の存在とその思い。

それらをこの作品から
感じ取り自身の子供の将来を
幸せにできたらと思います。

ただこの先生、画力が高く、
虐待シーンなども
なかなかリアルです。

ママさん、女性の読者の方は
拒否反応が出てしまうかもしれません。

実際私もちょっと目をおおってしまうような
描写もありました。

その反面、私の旦那が呼んだところ、
「面白い、面白い」と最終巻まで一気読み。

もともと少年誌での作品でもありますし、
男性の方が読みやすいかもしれません。

ですので、これからパパになり
育児にかかわっていく方や、今現在育児に
がんばっているパパに特におすすめです。

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