タイトル | てるてる×少年 |
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原作・漫画 | 高尾滋 |
出版社 | 白泉社 |
中学生・奥才蔵は
”信州の武家筋の旧家”
御城(おしろ)家の忍者。
出生後すぐ両親を亡くし
御城家に引き取られると
ある少女に出会う。
少女の名は御城紫信(しのぶ)。
美しさと強さを兼ね備えた
”旧家の息女”である。
才蔵は子供の頃から
紫信に惚れているが
告白できずにいて…。
てるてる×少年のあらすじ紹介
東京・私立聖徳学院ーー
腕を怪我した男子生徒が
告白して見事振られた。
キツイ言葉を言い放つ
相手の名は”御城紫信”。
紫信は美しさと強さを持ち
一見聡明でおしとやかだが
正直で少しワガママである。
たった6歳で親許を離れ
遠縁の家で暮らす彼女は
自由な毎日を過ごしていた。
そんなある日
転校生がやって来た。
そんなある日
”転校生”がやって来た。
大きな風呂敷を背負い
紫信にひざまづくのは
メガネ男子(忍者)・奥才蔵!
実は彼が転校した理由は
愛しい紫信を守るため。
幼い頃から惚れているが
未だ告白できずにいた…。
てるてる×少年のネタバレと今後の展開は?
突然やって来た転校生は
気弱な忍者・才蔵でした。
久々に再会した紫信から
転校の理由を尋ねられますが
あたふたして答えられません。
紫信を守るためとは
どうしても言えず…
結局置いて行かれます。
転校して来たばかりで
制服を持っていない才蔵は
予備のものに着替えました。
慣れないネクタイに苦戦しつつ
紫信のいる教室に向かいます。
廊下を歩いていたその時
紫信の名を叫びながら
怒る女子生徒を目撃。
そばには彼女をなだめる
怪我をした男子生徒もいて
只事ではない様子でした。
怪我をした男子生徒は
冒頭で紫信が振った
男子生徒と同一人物。
そして女子生徒は
彼の幼馴染らしく…
紫信を恨んでいます。
これでは紫信の身が
危ないと感じた才蔵は
急いで廊下を走ります。
やがて教室に着くと
紫信と女子生徒の争いが
繰り広げられていました。
女同士の叩き合いは
それはもう凄まじく
才蔵でも止められません。
教室の外で皆が見守る中
?にビンタされた紫信は
完全に怒ってしまい…!?
てるてる×少年の読んでみた感想・評価
本作の表紙絵を見た時
今風の少女漫画っぽい
可愛らしさがありました。
しかしいざ読んでみると
一昔前の少女漫画で…
ちょっと驚きました。
これぞギャップ系漫画?
画力のレベルが高く
戦闘シーンも迫力満点で
個人的に大満足でした。
ストーリーも良かった!
すごく面白かったです。
冒頭からキツイ言葉で
男子生徒を振る紫信は
インパクトがあります。
ちゃんと楽しめるのか
少し不安がありましたが
もうハマってしまいました。
紫信と才蔵の凸凹コンビが
面白くて目が離せません!
紫信を一途に守る才蔵に
胸キュンさせられっぱなし。
普段は気弱で頼りないのに
紫信が危険な目に遭うと
すぐ駆けつけるなんて…
反則だと思います!
忍者の時の才蔵は
目つきがキリッとしていて
性格もクールになります。
ぶっちゃけメガネ姿は
名探偵コ◯ンに見えて
ドキドキできません。
二人ともとても好きなので
いずれくっついてほしいです。
愛しい紫信への想いは
報われるのでしょうか?
今後の展開が気になります!
てるてる×少年はこんな方におすすめな作品!必見
ドキドキする主従関係を描く
少女漫画を読んでみたい…。
そんな方には本作を推します!
本作は学園を舞台に
主人(女)×忍者(男)という
主従関係を描くラブコメディ。
主従関係と聞くと
男(攻め)×女(受け)を
想像するかもしれませんが
本作は逆です!
主人公は”旧家の息女”紫信と
”彼女を守る忍者”才蔵です。
見所は何と言ってもこの二人!
凸凹コンビ(?)によって
繰り広げられるやり取りは
面白くて全く飽きません。
時にはハラハラする
戦闘シーンもあるので
目が離せなくなります。
普段は気弱で頼りないですが
なぜかメガネを外すと強くなる…
まさにギャップ系美少年ですね!
そして紫信の美しさにも注目です。
どのシーンを見ても
彼女は本当に美しいので
見惚れると思いますよ~。
本作を手がけるのは
数々の作品で知られる
漫画家・高尾滋さん。
高尾さんの作画は
繊細で柔らかさがあり
優しい気持ちになれます。
画力のレベルが高いので
作画を重視して読む方も
ひきこまれるはずです!