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にがくてあまいのネタバレと感想です!結末ってどうなる?

にがくてあまい

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル にがくてあまい
原作・漫画 小林ユミヲ
出版社 マッグガーデン

広告代理店で仕事をバリバリこなす
デキる女でありながら、超偏食な
汚部屋生活を送っていたマキは、

ある酒場で超イケメンな野菜男子、
片山渚と知り合うことになるが……。

恋人未満な男女だからこそできる
色々なドタバタの面白さと、
丹精込められた野菜のおいしさ、

そして深い人間ドラマが融合した、
映画化もされた傑作野菜系、
男女コメディです。

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にがくてあまいのあらすじ紹介

広告代理店に勤めて、バリバリと
営業をこなす、デキる女性、江田マキ。

しかし彼女は農家の父親との関係が
悪いこともあり野菜が苦手で、
普段は超偏食の生活を送っていました。

しかし酒場で酔いつぶれたために、
野菜にこだわる超イケメンの渚と、
知り合うことになり、さらには、

彼との同居も始めることになります。

彼は男性好きであり、なかなか
恋愛関係には発展しませんでしたが、
業界では有名人なマキの父親に、

並々ならぬ興味を持ち始め、
それがきっかけで親子が再会するなど、
様々な変化をもたらしてくるのでした。

にがくてあまいのネタバレと今後の展開は?

大手広告代理店営業部で、
バリバリと働くアラサー女子、江田マキ。

周りからの評判も良い、典型的な
デキる女でしたが、その実、部屋は、
超汚く偏食生活を続けていました。

実は農家をやっている父親と
学生時代ひと悶着を起こし、
勘当のようなことを言われており、

そうしたこともあって野菜は食べず
家ではカップ麺にビールという
状況を続けていたのです。

しかしモヤモヤが募り、
飲みに入った酒場で、マキは
もの凄いイケメンな男性が、

野菜を持っているのを発見。

ちょうど嫌なタイミングで実家から
野菜が送られてきたこともあって、
理不尽な恨みオーラを出すマキを、

その男性は気にかけますが、
マキはそのまま酔いつぶれて
部屋に担ぎ込まれる形になります。

目覚めたマキは裸のままで、
部屋を綺麗にしてくれた上に
料理まで作ってくれている、

酒場で会ったイケメン男性に
いきり立ちますが、彼は
まるで良い反応を示しません。

しかも苦手極まる雑穀と野菜のスープを
出されたマキは、心では拒否しますが、
相手の勢いに押されて食べてみると、

意外にもそれは絶品で、しかも
彼女の父親が作った野菜だと知り、
見直すことになるのでした。

しかし超イケメンで料理もできる
その彼、渚君は、実は男性好きで、
勢い込んで同居を始めたマキとの、

心理的な距離はなかなか
縮まらないのでした。

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にがくてあまいの読んでみた感想・評価

王道的なボーイミーツガールの
大人系恋愛物語と思いきや、
恋愛色は意外と薄めで、

一方人間ドラマは濃密だったりと
意外な展開も楽しめる
料理系作品でした。

本作の主役であるマキと渚は、
経歴抜群容姿端麗と、
いかにも主人公っぽいながらも、

そこに色々とギャップがあるのが
本作の楽しいところですね。

例えばマキは広告代理店で、
バリバリ仕事をこなして
人間関係も良好ですが、

まったく野菜なダメな感じの
汚部屋系女子であり、
イケメンな渚君は「男性好き」です。

こうした「要素」と言うのは
多くの作品においては次第に
目立たなくなっていくものですが、

本作はそうした所作や性格が
すべて深いところでつながり
物語に影響をもたらすんですね。

だからこそ良い意味で
「油断」ができませんでしたし、
マキと渚のつかず離れずの関係も、

非常に自然なものとして、
読んでいて受け入れられました。

脇を固めるキャラたちに関しても、
それぞれの「考え」と行動が
後の人生を作っていったりする、

深くて緻密な性格付けが魅力ですが、
肝心要の「野菜料理」に関する部分が
おろそかにもなっていませんでした。

グルメ系漫画だったりすると、
しばしば人間関係などの部分が
ややおろそかになったりしますが、

本作はそういうこともなく、
常に充実した雰囲気を、
満喫できたのは素晴らしかったです。

にがくてあまいはこんな方におすすめな作品!必見

一人暮らしを続けていたり、倹約を
全力でやろうと思っていると、なかなか
食べるところまでいかないのが野菜です。

好きな人でも機会がないのですから、
青臭さや苦さが嫌いという方には
野菜はまったく「異物」になって、

食べなくなることも珍しくないですが、
しかし野菜は人体に必要ですし、
本来はとてもおいしいものです。

本作は相当マズいレベルの野菜嫌い、
マキを軸にして、野菜や恋を描く、
大人系の作品ですが、

彼女の野菜嫌いや家事下手のレベルに
容赦がないため、逆に、野菜の良さを
実によく出ている感じがあります。

野菜の良さを満喫したいなら
オススメな内容ですし、素材の良さで
全力勝負だと言わんばかりの、

直接系レシピだけでなく、
出てくる料理の幅も広いので
野菜嫌いにも対応している感じです。

実際、好きな人には、
そうした部分がいいと言えるような
青臭さや苦さなど、多くの野菜には、

普通だったら「回避」が難しい要素が
いくつも含まれているだけに、
手際の良さは実に嬉しいですね。

また、シンプルな麦茶だからこそ
感じられる味の違いだったり、
自然薯のおいしさだったり、

単に健康志向なだけでなく、
食通も唸らせるような趣きが
随所にあるのも見逃せません。

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