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ばいばいリバティーのネタバレ(結末、最終回)ってどうなるの?早く続きが読みたい!

ばいばいリバティー

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル ばいばいリバティー
原作・漫画 八田鮎子
出版社 集英社

恋愛にはまったく興味がない、
しっかり者系女子、理奈。

しかし隣の部屋に越してきた
イケメンでデリカシーのない
匠響との出会いが彼女を変える。

ちょっとラブコメっぽくない
キャラと導入ながらも、

しっかりと恋愛漫画の醍醐味を
楽しんでいくことができる、
新感覚ラブコメ漫画です。

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ばいばいリバティーのあらすじ紹介

少女漫画家の母の代わりに
家事全般を取り仕切る
しっかり者の理奈は、

今まで恋というものをしたことが
一切ありませんでした。

自分にはそもそも必要ないと
考えてもいたのですが、
隣に越してきた響から、

いきなりのキスをされたことで
男の子を強く意識することに。

とは言えイケメンながらも
デリカシー皆無でナルシストっぽい
響が相手ですから印象は最悪ですが、

色々と話していくうちに、
単なるチャラ男でもない実像が
段々と見えてくるのでした。

ばいばいリバティーのネタバレと今後の展開は?

ルックスが良くしっかり者ですが、
まったく恋に興味がない理奈。

友達の恋人にも耳を貸さず、
イケメンを見てもチャラ男としか感じず、
学校に家事にと忙しく過ごしていました。

しかしある日、多忙な母親に代わって、
夕食の買い物を済ませようと
家を出たところで、

隣に越してきた少年と
鉢合わせになります。

彼の名前は匠響。

学校でも評判のイケメンでしたが、
何やら焦った様子でした。

そして響は理奈を見つけると、
彼女のフリをしてくれと
頼んできました。

ストーカーの女の子から
逃れるために必死な響の頼みを
断れず理奈が承諾すると、

響は何と理奈の唇に
キスをしてきたのでした。

その行動に怒った理奈は
響にビンタをかましますが、
自分を鼻にかけていた響は、

彼女のその態度に逆ギレし、
事の顛末を仲間に全部
話してしまいます。

そのことでさらに
響の友達たちから
根掘り葉掘り聞かれて、

さらに不愉快になる理奈は
恋自体に否定的な感想を述べます。

しかし理奈は本心では、
恋をできる友達を
羨ましいとも感じていましたが、

そのことを知った響から、
さらに突拍子もない提案を
されることになってしまいました。

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ばいばいリバティーの読んでみた感想・評価

大人しい系から元気系、
そしてヤンキー系等々、
学園を舞台にした恋愛漫画は、

男性向け女性向け問わず
非常に多いですが、
一つの「枠」があるのは否めません。

どうしてもお相手に好かれるだけの
要素が必須で、しかも、他生徒の
「監視」がある中で恋愛をするには、

周りが納得するだけの「何か」が、
どうしても必要です。

容姿や性格、特技、そして何より
周りのやっかみや視線に耐えられる
恋に対するモチベーションが不可欠で、

だから「納得できる人」が主人公として
話が進んでいくことになります。

しかし本作の理奈は、顔立ちは良く、
気が利く有能さを持っていますが、
恋をする気が皆無なんですね。

そうなるといくら周りがその気でも
受け答えから全く違う感じになり、
何となく妙なズレができてきますが、

読んでいる側とすればそのズレが
生きる上での軸的な感じにも見え、
非常に面白かったですね。

一方の響君も万事において
デリカシーに欠け続けており、
モテ体質とは程遠いのですが、

様々な縁が絡んで理奈と
ずっと行動していきます。

普通はいくら似た者同士でも、
「非モテ系」二人ですから
接点がないはずなのですが、

本作は不思議な縁で
何故か仲良くなるため、
独特なやり取りを楽しめます。

さらに、こうした日常系っぽい
不思議さを宿しながらも
理奈の思わぬ初恋等々、

いかにも恋愛漫画的な
イベントが盛り込まれていますので
ギャップにドキドキしてしまいました。

ばいばいリバティーはこんな方におすすめな作品!必見

恋愛漫画では、テーマが「恋」なだけに、
恋愛体質な主人公やヒロインが非常に多く、
そのために「定番」な展開があります。

道を歩いていてぶつかって一目惚れや、
購買でジュースを買おうとして、
手がぶつかってお互いを意識など、

大変微笑ましくはあるのですが、
一方でちょっと非現実的かなと
思わなくもないのが難点でした。

しかし本作のヒロインである理奈は、
お年頃なのにまったく恋に興味なく、
クールというより合理的なタイプです。

だからこそイケメンな男子たちとの
「ポイント」にはまるでかからず、
一方で響たちとの縁は、

奇妙な形で続いてというお話で、
導入から結末が予想しづらいのが
非常に面白いところです。

「お相手」の響も確かに
イケメン系ですが、最近定番の
オラオラ系ともまた違う、

デリカシー皆無系男子ですので、
受け答えがどこかズレており、
マンネリではない意外性があります。

王道の恋愛漫画にちょっと
慣れ過ぎてしまったと感じる方にも
本作はゆるっとハマると思います。

一方、互いへの共感と信頼、
遠い存在へのドキドキなど、
恋愛漫画としては外せない要素も

キッチリ押さえられていますので、
その点でも安心感があります。

理奈が良い意味で大人なので、
恋愛系の主人公が苦手な方にも
受け入れられるのもいいですね。

多くの王道作品と似たような
流れを取っていると同時に
意外性があるのがいいですね。

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