タイトル | ひとには、言えない。 |
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原作・漫画 | さんりようこ |
出版社 | ぶんか社 |
純情そうな見た目の
吉田真琴(23歳)。
彼氏いない歴=年齢で
れっきとした処女である。
そんな彼女の頭の中は
性が絡んだあんなことや
こんなことでいっぱい!
『こんな私……
変なんでしょうか?』
平凡な女性の妄想を
赤裸々かつ痛快に描く
傑作のアダルト4コマ!
ひとには、言えない。のあらすじ紹介
よく周りからは
真面目そうと言われる
平凡な主人公・吉田真琴。
しかし本当の彼女は
大人の営みや性に
とても興味津々!
今日も妄想しながら
一人であんなことや
こんなことをするが…。
そもそも真琴が
興味を持ちはじめたのは
思春期真っ盛りの学生時代。
高校生の頃の彼女は
溢れる性欲のおかげで
妄想を止められずにいた。
(でも男の子としたいかと
いえばよく分からない…)
(男の子って何話したら
いいか分からないし……
やらせてなんて言えない)
そんな真琴は帰宅すると…。
ひとには、言えない。のネタバレと今後の展開は?
学校から帰宅した真琴は
妄想しながら自分を慰めます。
慰めながら思い浮かべるのは
濡れた女性の体たち。
真琴はこんな淫らな妄想と
家族と過ごす日常の落差に
落ち着かないのでした。
(友達とはこんな話できない!
そもそもあまり友達いないし)
学校ではなんとか友達と
話を合わせようとしますが…。
「そのアイポッド
可愛くデコってるね」
「ありがとう。吉田さんは
いつもどんなの聴くの?」
真琴が聴いているもの。
それは自分を慰めて絶頂した
真琴自身の声です。
好奇心と性衝動で
録音してみたものの
気持ち悪さを覚えます。
そんな中自分を偽って
新しい友達ができました。
友達の名は奈津。
見た目は真琴と同じく
清純派の図書委員です。
「真琴ちゃんも本好きなんだ」
彼女は見た目通り清純かつ
純情で和ませてくれます。
ある日真琴の家に
奈津が遊びに来ました。
「あたしの部屋で待ってて
お茶いれてくる」
お茶を持っていきながら
真琴はふと思います。
(普通になりたい。友達がほしい
その為には言いたいことが
言えなくてもいいんだ)
そして奈津が待っている
自分の部屋へ向かうと…。
ひとには、言えない。の読んでみた感想・評価
いやらしいはずなのに
笑いが込み上げてくる
ギャグまんがでした。
とにかく真琴が世間知らずで
いい意味のおバカです!
もしわたしが彼女の友達なら
真琴はおかしくないよと
言ってあげたい…。
ですが大人の真琴は
少しこじれてしまったので
おかしいと言うべきですね。
もし学生時代の真琴に
何でも相談できる
友達がいれば……
痴漢を純粋に喜んだり
夜道で妄想することも
なかったかもしれません。
にしてもゆきずりの男と
初めて大人の営みをする
真琴には笑いました。
見た目がチャラい=
遊んでそう=床上手
…ってどういうこと!?
しかもそれこそ
運命の人だなんて…
真琴は大丈夫でしょうか。
そもそも普通
知らない男から誘われて
快く返事しませんよね…。
一番笑ったのは
大人の営み前のシャワー。
真琴がどれだけ純粋か
よ~く分かりました!
確かにシャワーといえば
頭も洗うと思いますよね。
「頭はいいんだよ!
風呂じゃねえんだから」
相手のこのセリフに
へ?ときょとんとする
真琴が面白かったです。
ひとには、言えない。はこんな方におすすめな作品!必見
笑えるアダルトまんがを
読んでみたい…。
そんな方には
「ひとには、言えない。」が
ぴったりだと思います!
本作を手がけるのは
『猫の手貨します!』などの
漫画家・さんりようこさん。
萌え系の絵が特徴です。
可愛らしい絵が苦手でなければ
間違いなくハマりますよ。
見どころは主人公・吉田真琴!
この女性……
とにかくもうすごくて
いい意味でおバカです。
一見真面目そうですが
中身はとっても淫乱。
しかし純粋な処女であるが故に
自ら危険な状況に飛び込んだり
ダメ男に引っかかったり…
結構色々やらかして
失敗することもしばしば。
たとえばゆきずりの男と
初めての大人の営みで
○出しされるなど…。
初めてで○出しって
ひどいですよね。
どう見ても笑えない展開でも
コミカルに描かれているので
つい笑ってしまいます。
どのエピソードも面白いです!
何も考えなくても読めるうえ
飽きずに楽しめます。
ちなみに真琴のモデルは
さんりさん本人だそう。
そう思いながら読むと
生々しく感じるかも…!?