タイトル | ぼくは麻理のなか |
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原作・漫画 | 押見修造 |
出版社 | 双葉社 |
大学にも行かずに親からの
仕送りで堕落している男がいた。
だが彼には生きていく上で
一つの楽しみがあった。
それは夜の9時にコンビニに
現れる可愛い女子高生を
毎晩見ること。
そして何故かこの日は彼女の
後を付けてしまった。
その後何故か気を失ってしまい
目が冷めたらその彼女の
中に入っている自分がいた!
一体どういうことなのか!?
ぼくは麻理のなかのあらすじ紹介
朝起きて何か違和感を感じた
小森功大学生男。
その違和感のまま鏡を見ると
何とコンビニの天使になっていた!
小森は大学に行かずに毎日
堕落した生活を送っている。
そして夜の9時にコンビニに
必ず行くことにしていた。
何故9時に行くのかというと
毎晩その時間に現れるとても可愛い
女子高生を見ることが楽しみだったからだ。
いつもは見るだけで納得する小森だが
その日は何故か彼女の後を付けていった。
するとその彼女がいきなり振り返る!
ここから小森の記憶は消え
今の小森とつながっている。
何故小森はコンビニの天使に
なっていしまったのか1?
ぼくは麻理のなかのネタバレと今後の展開は?
コンビニの彼女になってしまった
小森は同様もあるが彼女になったことで
嬉しさも感じてしまっている。
すると彼女の親が読んでいる声が聞こえた。
「麻里早く起きなさい」
彼女の名前は麻里だということを
認識した小森はとりあえず普通に
振る舞うことに決めた。
食事をして学校に行く支度をする小森は
あることに気づいた。
「麻里さんはどこにいったんだ?」
とにかく探すことを考え外に出る
麻里に友人が抱きついてきた。
女性に免疫がない麻里(小森)は
ドキドキして本当の麻里を探すことを
忘れてしまった。
その中学校に行き教室に着く麻里。
とにかく周りの景色が違い戸惑い
男として股を広げてしまったり
する振る舞いをしてしまう。
そこで友人にトイレへ誘われて
いくと友人たちは今日の麻里は
何かがおかしいと言ってくる。
だが一生懸命否定して
取り繕う麻里はだったが
また変な言葉を言ってしまう。
「私って普段どんなだっけ?」
不審がるというより心配になってくる
麻里の友人たち。
しかしその会話をトイレの個室から
聞いていた女子は何か気づいたような
顔をして麻里をみていた・・・。
彼女は何かに気づいたのか!?
そして麻里(小森)はもとの体に
戻れるのか!?
ぼくは麻理のなかの読んでみた感想・評価
おそらく色々な方がこのマンガを
読んで驚愕したのではないでしょうか。
それほど驚かされたマンガというか
予想外の展開だったからです。
多分読んだ方はまた男女の入れ替わり
物語かぁと思ってみたはずです。
私もそうでしたから。
この物語で幼少の頃の
辛い思いでの描写が出てきます。
実は私の小学校の頃の大親友が
このような精神疾患になって
しまったのです。
子度の私から見ても酷い虐待で
泣きながら止めに入ったことが
何度もありました。
するとある日その友だちと遊んで
いると何か違和感を感じました。
なにかいつもとは違うしゃべり方と
仕草が気になりましたがその日は
友人と別れました。
でも翌日も何か違和感があったので
何となく名前を読んでみるとその友人は
「それ誰?俺は○○だよ」と言ってきました。
最初は何フザケてるんだと
いってからかっていました。
でも彼は全くフザケている様子もなく
嘘も行っている様子もなかったんです。
なにか怖くなり学校の先生に相談したら
すぐに何処かへと連れて行かれた
記憶が鮮明に残っています。
その子はこれ以降私の前にも
クラスにも帰ってくることは
ありませんでした。
おそらくこの漫画と同じでしょう。
すごい経験をしたものです。
ぼくは麻理のなかはこんな方におすすめな作品!必見
ジャンルはなんでしょう?
ミステリーですかね。
とにかく面白い展開が
続きますのでいろいろな人に
オススメしたいです。
この作者のことが分かる人なら
尚更面白いと思いますし
初めてな方はもっと楽しめます。
本当にこの作者は予想外の展開を
進めていきますよね。
毎度楽しみにしておりますが
このマンガはかなり上位に来る
マンガです。
本当にこのマンガを読んだ方は
最初の頃は「あぁハイハイこれ系ね」
と思うはずです。
でもそこで絶対に終わらせないで
ほしい作品です。
読んだら最後まで責任取ってくださいね(笑)
その中でもやはり気になるのが
児童虐待問題と言ってもいい問題が
でてきます。
もうこれは毎回思うことですが
何も出来ない人間は身体の交わりをするな
と言いたいです。
ただ自分の快楽のために行為をし
子供が出来たら愛情を注がす
育てていくバカ親。
何とかならんものですかね?
他にも色々言いたいですが
言うのはやめます。
とにかくこの漫画を読んで
損はない作品です。