アポカリプスの砦のネタバレ（結末、最終回）と感想！あらすじや無料試し読み！

無実の罪で
少年更生施設へと送られた
前田義明、16才。

行く先々で
冤罪を訴えるも
誰も耳を貸そうとはしない。

最悪の不良たちが巣くう
更生施設の中で
遂に不安な生活が始まった。

その頃、外の世界では
不可思議な事件が多発していた。

死体となった人間が起き上がり
人々を無差別に襲い
噛まれた人々も感染したように狂暴化する。

数日後、その狂気は
施設内にも伝染していった・・・。

壁の中に取り残された少年たちによる
戦慄のゾンビ・アクションの幕が上がる！

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アポカリプスの砦のあらすじ紹介

関東中の不良が
集められるという
青少年矯正施設・松嵐学園。

前田義明・16才は
無実の罪で
その施設へと送られた。

不安な様子の彼を向かえたのは
3人の少年たち。

イケメンで調子のよい吉岡
無口で屈強な肉体の岩倉。
そして知的でクールな山野井。

彼らと同じ
4号室のメンバーとして
義明の新しい生活が始まった。

その頃、壁の向こうの世界では
奇怪な事件が発生していた・・・。

暴漢に襲われ死亡した人間が
突如として生き返り
人々を襲い始めていた。

そして
襲われて噛まれた人々もまた
感染したかのように狂暴化してゆく。

そうして瞬く間に
市街は化け物で溢れていった・・・。

アポカリプスの砦のネタバレと今後の展開は？

矯正施設内で対立している
8号室のメンバーとの争いに
巻き込まれた4号室の面々。

教官に見咎められた彼らは
騒ぎを起こした懲罰として
全員グラウンド100周を強いられる。

教官の厳しい監視の中
息を切らして周回する少年たち。

そこに突如として一台の車が横切り
グラウンドの鉄柱へと衝突してしまう。

単なる事故だと思い
怪我した乗員を助け出す
教官と少年たち。

しかし、車内にはもう一人
血まみれの死体が・・・。

そして
振り向くと！？

そこには血を流し倒れた教官と
それをむさぼり喰らう
化け物と化した人間がいた。

！！！

その場に凍りついたように
立ち尽くす少年たち・・・。

収容者124名
刑務官20名（内1名死亡）による
サバイバルが始まりを告げる！

異常な事態に
とにかく屋内へと駆け戻る面々。

まだ事態を把握していない
屋内の教官と他の少年たち。

しかし窓から侵入してきた
化け物をみて
瞬く間に室内は狂乱の舞台となった。

逃げ場を求めて
屋上へと上る4号室の仲間たち。

！！

そこから見えた風景
それは煙を上げて燃え盛る街並みだった。

そして彼らは理解した
化け物によって世界のルールが
壊されてしまったことに・・・。

屋上にも溢れ出てきた
化け物との死闘を繰り広げながら
教官室にたどり着いた少年たち。

そこにあった電話で
義明は実家に電話をしてみることに。

奇跡的にも電話は繋がり
無事な様子の母親の声が・・・。

しかし、安心したのも束の間
謎の音とともに電話は切れてしまった。

4人は決心する
義明の母親に会いに行こう
外の世界を見に行こうと・・・。

そうして4人の少年たちは
施設の車を奪い脱獄した
壁の外の、新世界へと・・・。

アポカリプスの砦の読んでみた感想・評価

世界の終末などを
暗示する言葉ともされる
アポカリプス。

そんな終末の日を
更生施設という
閉鎖された世界で向かえた少年たち。

それは
ある意味では幸運でもあったようです。

先に化け物に蹂躙された街では
ほとんどの市民が襲われ
その命を失っていった。

郊外に在り
頑強に閉鎖された施設だからこそ
始まりの被害を免れたのです。

普段は彼らを閉じ込めていた壁が
今回に限っては
彼らを守っていたとも言えます。

そして少年たちは
外の世界へと飛び出していきます。

戻りたくてしょうがなかった
外の世界へ・・・。

しかし化け物によって
世界のルールは大きく壊されていて
最愛の家族も失われた存在となっていた。

そんな世界でも少年たちは
絶望を乗り越えて前へと進みます。

普段は他人のことなど
気にしていないような素振りでも
いざという時には盾になって守り抜く。

そんな仲間を想う気持ちや
殺伐とした世界に残された
彼らの優しさも印象的な作品です。

命からがら
更生施設に戻った彼らですが
そこにはルールが出来上がっていました。

新たな支配者というルールが・・・。

そして義明たち4人は
武器を調達するために
再び外へと繰り出していきます。

目的地は自衛隊の駐屯地！

国内最強の自衛隊の動向や
廃墟と化した街の様子
新たな生存者との出会いと確執など。

サバイバルホラーとしての
本当の戦いがここから始まります！

アポカリプスの砦はこんな方におすすめな作品！必見

ゾンビ系の
サバイバルコミックとして
ツボを押さえた設定に好感がもてます。

噛まれることで
感染していく恐怖感。

頭をふっ飛ばさない限り
倒れない不死身の存在。

基本的な動きは鈍く
頭もそれほど良くはない。

人間として生活してきた
習性も少し残している。

などなど、
ゲームやアメリカンドラマなどでも
お決まりなポイントが活きていたりと。

そんなゾンビ作品としての
テイストが気に入っている人には
たまらない作品かと思います。

登場人物たちも
異なる個性が武器となって
それぞれの魅力を引きたてており。

それらが一つの強さとなって
危機的な状況をチームで切り抜けていく
そんな面白さも楽しめます。

また、シャープな作画による
少年らしい軽やかな雰囲気。

そして
それぞれのキャラクターの
個性とカッコ良さが活きています。

同じゾンビ系のコミックとして
『アイアムアヒーロー』なども
話題になる作品としてオススメ！

それぞれの主人公の状況などを
比較しながら
読んでみるのも面白いかと思います。

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