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アンコールが3回のネタバレや感想を書いてます!最終回ってどうなってるのか続きが気になる!

アンコールが3回

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル アンコールが3回
原作・漫画 くらもちふさこ
出版社 集英社

人気急上昇中の二藤ようこ。

愛らしく真面目な彼女だが、
実はようこには、
既婚者という秘密があり……。

マネージャーとアイドルの
禁断の愛などの物語的面白さと
繊細な心理描写が輝いている、

80年代系アイドル物語です。

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アンコールが3回のあらすじ紹介

「ロック界のアイドル」として
絶大な人気を誇る、
若手女性歌手二藤ようこ。

しかし彼女はマネージャーの不破と
極秘に結婚していたのです。

社長の内諾は何とかあるものの、
バレたらお叱りでは済まない秘密、
しかもそれはようこからの希望であり、

「逃げ場」もないような状況ですが、
二人は何とか公私をやりくりし、
うまくやっていました。

しかし、モテて有能な不破には
近付いてくる女性も多く、
一緒に暮らしてもいるので、

必然的に秘密はバレやすくと、
二人の愛の生活は、
かなり危うい感じでもありました。

アンコールが3回のネタバレと今後の展開は?

目下人気上昇中の、
「ロック界のアイドル」二藤ようこ。

イケてるステージ上の姿とは裏腹、
普段の彼女は慎ましい美人であり、
結構なギャップを持っていますが、

彼女は外見以上の秘密を
皆に秘密で抱えていたのでした。

彼女は実は既婚者であり、
しかも夫は彼女を担当している、
敏腕マネージャーの不破でした。

プロ意識の塊のような不破が、
一体何故ようこを妻に
したのかというと、

そこにも「仕事」が絡みます。

まだ十六歳で、右も左も
分からなかったようこに、
タクシーで相乗りした不破が、

声をかけたのがきっかけでした。

もっとも不破は、スカウト目的で
ようこを誘ったのですが、彼女は
完全に求婚だと勘違いしてしまい、

結婚してくれないなら
デビューもなしとダダをこね、
結婚した背景があったのです。

そのため二人は他にはない
絆で結ばれていましたが、
結婚の経緯や不破のモテ方から、

ようこの不安は消えません。

しかもそうこうするうちに
不破に密着する女性も出てきて、
ようこは切ない気持ちになります。

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アンコールが3回の読んでみた感想・評価

現実でもゲームでも、
とにかく「アイドル」が
大人気の昨今ですが、

少し物足りなさも
感じていた私にとって
まさにハマる作品でした。

「歌って踊れる」と前置きが
つくことが常なのが
「アイドル」だったりしますが、

色々な「制約」があるために
各人の個性にもまた限界が
生まれているのが現状です。

しかし本作は、ようこと
マネージャーの不破が
極秘に結婚しているのですから、

その「型破り感」は非常に
強烈なものがあります。

もちろんバレれば即アウト、
非常にキツい縛りですが、
その発端は結構軽いもので、

むしろようこの方から
積極的にアプローチしてたりと、
バイタリティが強烈です。

また、彼女たちがやっている音楽も
なかなかハードなジャンルであり、
アイドル的でない骨っぽさがあります。

また、こうして列挙していくと、
アイドルものとしてはかなり
ハチャメチャな雰囲気がありますが、

ようこの心配ぶりや表情、
そして仕草などは、明らかに
純朴な少女のそれだったりします。

そうしたギャップが物語に
意外なほどのアクセントとなり、
鮮烈な印象を与えているんですね。

インパクトの中に繊細さもあり、
そのバランスが素敵でしたね。

アンコールが3回はこんな方におすすめな作品!必見

現代でもグループ系のアイドルは、
とても人気がありますが、
「アイドル黄金時代」の80年代は、

より「個人的」な部分に重点を置き、
今よりももっと「アイドル性」が
大事にされてきた時代でもあります。

だからこそ、「アイドル」の枠で
ロックに挑戦するなど野心的な
分野が生まれてきたりもしましたが、

恋愛やもちろん結婚などは完全な
御法度であり、もしバレたら
即クビにもなりかねませんでした。

しかし本作では、まだ十六歳の
ようこに対して、不破が結婚を
申し込んだ、的な勘違いから、

実際に結婚したことで
巨大な秘密を持つに至った二人を
活き活きと描いています。

そのアイドルとしての背景も、
楽屋で見せるようこの表情にも
典型的な「アイドルらしさ」は、

まったく見て取ることはできず、
その新鮮さはまさしく画期的、
他にはない魅力と言えます。

昔からの「偶像的」なアイドルや、
昨今大所帯になったことで、
どうしても一人一人の個性に、

焦点を置ききれない現状が
物足りないという方には
素晴らしい一作と言えます。

また、くらもち作品特有の、
心にビシビシ来る切なさや
瑞々しさも満載です。

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