タイトル | エリートヤンキー三郎 |
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原作・漫画 | 阿部秀司 |
出版社 | 講談社 |
見た目は恐ろしい主人公大河内三郎。
しかし彼には秘密があった・・・。
実は内気なオタク気質!
そんな彼の高校生活の
ドタバタヤンキー?漫画!!
エリートヤンキー三郎のあらすじ紹介
主人公三郎が通う徳丸学園。
県内屈指の不良高校であり、
学園を牛耳っていたのが
実兄の一郎と二郎!!
両兄は言わずと知れた極悪人。
しかし三郎はとても気が小さく
TVアニメや美少女フィギュアが
好きな典型的なオタク・・・
だが入学後に両兄が退学処分!
次の徳丸学園を仕切るのは誰か?
そこで三郎に白羽の矢が立つ。
優柔不断な三郎の行動、言動で
三郎は混乱していく・・・。
エリートヤンキー三郎のネタバレと結末(最終回)は?
両兄が学園を退学後
しばらく(数日)は平穏な日々に
三郎は安堵していた。
しかしここからそんな長くは続かない!
学園を誰が仕切るか!?
そこで当然三郎に話が・・・
あっという間に三郎軍団を結成。
副団長の河井は影の軍団長。
河井の言動や行動により
三郎は常に追い込まれ学園を送る。
そして様々な不幸に見舞われる・・
何故三郎が学園生活を乗り切り
軍団のトップとして君臨しているか
それは三郎がある行為をすると
両兄にも手を負えないほどに
なってしまう。
それは「小便を漏らす」
という行為。
この状態になったら敵味方も関係ない。
本人が正気に戻るまで凶暴化が続く。
その怒りの行動を何度となく続けていき
軍団または他のエ生徒は三郎にひれ伏す。
日々個性が強い団員数が増えていく。
それと比例して三郎の今後も大変になる。
エリートヤンキー三郎の読んでみた感想・評価
初期ではよくあるヤンキー漫画。
しかし主人公が小便を漏らして
キレたら最強になるという行為が
ツボに入ってしまった。
また登場人物も各々個性があり、
何と言っても軍団員の石井の
キャラがとても好きだった。
登場した際はとても硬派で
喧嘩も強く軍団でも
一目置かれる存在。
しかし日に日に三郎への
「愛」から彼が変な方向へ
向かっていく様は今も笑える。
特に石井の「組織」と言った時
三郎や河井の態度が最高。
第1部でかなりの頻度で登場を
していたが、第2部は終盤以外
登場してこなくなってしまった。
他の団員もそれぞれ
強い個性だが書ききれないので・・
大河内家の存在も楽しい。
常に親父や兄から振り回され、
一時家を失った時の話は最高!
結局元の家に戻れることになるが
その時の三郎の苦労は今でも笑える。
作者に三郎の続編を希望をSNSに投稿し
「考える」との返答を頂けた!!
そのくらい私はこの作品が好きであった。
こんな方におすすめな作品!必見
少し古臭いところもあるが
まだまだ現役で読める作品である。
おすすめはやはり中高生(男女問わず)
世代が1番楽しめると思う。
親に読んでいるのを見られたら
多少動揺するかもしれないが・・
私のように漫画本大好き人間
または典型的なオタク人間の
親なら大丈夫だと思う。
ただ私の子供(15歳娘)が
友人と二人でこの漫画を見ていた
時には少し肝を冷やした。
ただ本人たちは楽しんでおり
今も昔も変わらないものだと思った。
それと30~40代(男女問わず)の方に
特にオススメする。
2000年代前後はヤンキー漫画全盛期。
この作品をもしかしたら敬遠した方が
いるのかもしれない。
ただ昔を思い出して今から
読んでいただきたい!!
とにかく腹を抱えて笑えるので
日々のストレスを解消できます。
また第2部「風雲野望篇」も
軍団員も変わらず出ているので
是非ともご覧になってください!