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【Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~のネタバレ】と感想!気になる結末(最終回)は?

Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~
原作・漫画 山田風太郎 せがわまさき
出版社 講談社

寛永4年(1627年)、
会津加藤家が改易となった
謎の多い『会津騒動』。

この事件を下敷きに
剣豪勝負・摩訶不思議な忍法で
怪奇ファンタジーに仕上げた、

『魔界転生』の作者と
CGを駆使した現代の漫画家による
幻想的な大人気作品!

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『山田風太郎先生の連載作品』
十 ~忍法魔界転生~【十 ~忍法魔界転生~のネタバレ】とあらすじ!感想や無料試し読みあり!バジリスク~甲賀忍法帖~【バジリスク~甲賀忍法帖~のネタバレ】とあらすじ!感想や無料試し読みあり!

Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~のあらすじ紹介

『賤ヶ岳七本槍』に数えられた
戦国の武将・加藤嘉明。

その子・明成は剛毅な名君であったが
芦名衆なる怪しげな者たちと近しくなり
次第に残虐な暗君となっていく。

家臣・堀主水は明成を強く諌めるが
忠心は届かず、逆恨みを受け
謀反の徒として処刑される。

ばかりか見せしめとして
男子禁制の東慶寺に踏み込み、
堀にまつわる女たちを惨殺した。

この凶行を逃れた
堀主水の娘・お千絵を含む
7人の女たち。

彼女たちは明成へ復讐すべく
剣豪・柳生十兵衛の指南を
仰ぐことになる・・・

Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~のネタバレと結末(最終回)は?

明成の傍には
芦名衆の中でも達人を集めた
『会津七本槍』が控えています。

七本槍は東慶寺で女たちを殺めた
実行犯でもあり、
まさに仇討ちの対象なのですが

どれもが十兵衛に迫るほどの強敵ぞろい。
素人の女がかなう相手ではありません。

しかし気丈なお千絵たちは
自分たち女の手で仇討ちを果たしたいと
助太刀は断る構え。

剣豪・柳生十兵衛は剣豪というだけでなく
様々な軍学を極めてもいます。

時には女たちを男装させ
時には武器を奪うギミックを作り・・・
見事な作戦で支援していきます。

ところがここで思わぬ事態が。

会津七本槍の、さらに上にいる
芦名衆筆頭・芦名銅伯。

彼こそ実は
将軍家の相談役・南光坊天海の
双子の兄弟。

銅伯は忍法『無限山彦』で
自分のダメージをそのまま
天海に与えることができるのです。

銅伯を殺害することは
イコール天海を殺害すること。

女たちの無念と
江戸幕府の危機。

果たして十兵衛は
これら難題にどう立ち向かうのか――

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Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~の読んでみた感想・評価

敵方の会津七本槍が
単なる恐ろしい強敵だけではなく
個性豊かな面も持ち、愛着が湧きます。

特にその中でも
敵ながら応援したくなるのが
鞭の達人・司馬一眼坊。

七本槍の中でも
やられるのが中盤辺りの
曖昧なポジションのせいでしょうか、

猪突猛進でもなく
極度にクセのある性格でもなく・・・

血気に逸る仲間たちを抑えたり
明成を上手くなだめつつ
作戦を立てたりする役割。

残忍だったり浅慮だったり
難物ぞろいの七本槍の中で
一眼坊だけが常識人で、

その苦労する様が
悪人なのに悲哀の管理職みたいで
すごく可笑しくてたまりません。

そんな一眼坊には悪いですが
やはりこの作品の醍醐味は
強烈な個性を放つキャラたち!

美少年ながら
顔の真ん中に凄惨な斬り傷のある
香炉銀四郎のキャラデザイン。

隻眼の十兵衛と対比をなす
隻腕の剣士・漆戸虹七郎。

また堀家の女たちも
無鉄砲で元気いっぱいのお笛や
ふくよかなお鳥など

魅力的なキャラを眺めているだけで
本編にも劣らぬ楽しさが味わえる、
本当にワクワクできる作品です!

こんな方におすすめな作品!必見

大好評を博した『バジリスク』
同じ原作者・漫画家のタッグだけに

『バジリスク』ファンの方には
面白さの説明は不要でしょう。
絶対に楽しめます。

そしてこの作品、
実は随所に歴史上の様々な人物が
ちょこちょこ存在感を出しています。

江戸時代初期に巷を騒がせた
三甚内の1人・高坂甚内。

家光の姉であり
表には出ないものの影の実力を持つ
豊臣秀頼の正室・天樹院千姫。

物語の序盤では
千姫が堀の女たちに同情し
明成に激怒したことがキーになっています。

権威はあるものの表に出るべきでない、
千姫の複雑な立場が
リアリティの補足に巧く使われているのです。

さらに明成の夢の中だけしか
出番はないのですが、

戦国武将の中でも一部に人気の
『地味な方の加藤』『ジミー』の
愛称で親しまれる

賤ヶ岳七本槍の加藤嘉明!
本作でも扱いは地味です!

戦国時代マニアにとっては、
他ではまず出番のないレアキャラに
テンション上がる夢の競演!

会津騒動を一躍有名にした作品は
必見とも言えるでしょう。

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