タイトル | クダンノゴトシ |
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原作・漫画 | 渡辺潤 |
出版社 | 講談社 |
仲のいい友人同士で旅行に行った
帰り道にナビに載っていない道に
迷い込んでしまった・・・。
そして道がわからない不安もあり
少しパニックになっていると車の
前を通り過ぎた「何か」を轢いてしまう。
それを確認した一同はその
「何か」を見て驚愕する!!
何と顔は人間で身体は牛だったのだ!
それを轢いてしまったことにより
彼等の運命は短くなっていく・・・
クダンノゴトシのあらすじ紹介
この物語の主人公たちである
大学に通う七人の男女。
卒業旅行で伊豆を満喫し帰る際に
助手席に載っていた辰巳が
あることに気づく。
「ここどこ走ってんだ?」
それはナビにも載っていない
道路だったが「ノリで乗り越えよう」と
行っている時だった!
突然車の目の前に黒い物体が出てきて
衝突してしまった・・・。
そしてそれを見に行く面々は
何かの動物だと認識しまだ生きていると
思い上半身を見て言葉を失う。
その動物は顔は人間で体が牛だったのだ!
それを見た男子達はある行動を
取ったことにより今後の運命を
大きく左右することになる。
クダンノゴトシのネタバレと今後の展開は?
驚いた男性全員でその未知なる
動物を持っていた木の棒で殴り始める。
何発殴り続けたかわからないが
その動物はやっと息を引き取った・・・。
そんな事件があったこともあり
帰りの道中は一言も喋らない面々。
そこでやっとレンタカー店に着き
事故のことを話そうと車を見ると
車は壊れているどころか傷一つない・・。
呆気にとられる面々だが前日に
酒を飲みすぎたことによる幻覚
だということで話を終わらせ帰路につく。
そんなことが会った翌日に光は
自分だけが就職が決まっていない
ことで人生に嫌気が差し自殺をする。
だがそこに現れたのは殺したはずの
奇っ怪な動物だった。
そこでその動物は口を開く。
「自らの死は認めない・・・
さぁ・・・始まりだ・・・」
それを言われ気を失った光。
翌日目を覚ますと首には自殺を
試みた縄の後が付いていた・・・。
そんな事もあった中で友人たちが
集まるということで現場に行く光。
これから待ち受けている
恐怖の事件があるとは知らずに・・・
クダンノゴトシの読んでみた感想・評価
件(くだん)を題材にした作品ですが
とにかく恐ろしい気持ちで
読み進めたマンガでした。
この件のことを知ったのが
なぜだか忘れましたが色々な
サイトを回っていた時に知りました。
そこで読んだ時に今まで見てきた
妖怪や例の類の中で一番怖い
存在になりました。
迷信ですが件が現れるのは
天変地異が起こる前触れの
時に現れるということ。
架空の生き物と言われていますが
様々な件の画像が残されています。
そのどれもが同じような顔をし
どれもが寂しい顔をしている。
それを見ていると本当に何かを
訴えているような目で見ている
私まで寂しい気持ちになります。
以前東日本大震災が起きる前に件が
生まれて直ぐに殺されたと噂されています。
このマンガでは完全なる悪者扱い
ですが結局は人間が悪いことをやり
やり返されているだけですからね。
たしかに見た目は怖いですが
こちら側から手を出さなければ
決して妖怪側から手を出さないですよね。
何か妖怪がいる体になって話して
しまいましたが私はいると思っている
頭ファンシー人間なので(笑)
クダンノゴトシはこんな方におすすめな作品!必見
妖怪ホラーマンガ好きな方は
最高のマンガかもしれません。
妖怪会では有名な件(くだん)を
メインとして扱っている作品です。
内容としては仲のいい友達同士が
旅行帰りの道中道に迷い迷った先で
件を轢いてしまう。
そしてその件から呪われてしまう
という内容の物語です。
おそらく件を画像や絵で見たこと
ある人はかなり多いと思います。
それほどまでに有名ですし人面○○などが
噂された数十年前を知っている方は
間違いなく知っているでしょう。
物語の話ですがもしこの件から
数日後に死ぬなんて宣告されたら
もう絶望しかありませんよね・・・。
それをこのマンガに登場する人間
たちは次々と言われ・・・・。
やはり妖怪物では一番恐ろしいのが
この件だと私は思っております。
このマンガを読んで再認識しましたし
読んだ人間を必ずと言っていいほど
恐怖に陥れるマンガです。
読んで間違いない作品ですし
損はない内容だと思います。
もしこれがアニメなどでやれば
最恐アニメ間違いなしでしょうね。
期待してしまいます。