シュシュ恋のあらすじとネタバレ！終わり方（結末）が見たい！

主人公は恋に恋する
夢見がちな乙女・栞。

両親の影響で「運命の恋」に
とことん憧れをいだき続けていた。

恋愛＝結婚！と思っていた
栞の前に現れたのは
軽澤樹という男の子。

栞はいよいよ
自分の運命のひとと出会えたと
歓喜するが…？

シュシュ恋のあらすじ紹介

ヒロインの道重栞は高校生になったら
「運命の恋」をしたいと
切に願う女の子。

しかし経験は皆無だった為に
実際の恋愛とは何か
まったくわからないままだった。

そんな中街中で偶然出会ったのは
軽澤樹という男の子。

最初二人は意気投合して
運命を感じて付き合うことに。

しかし、後日道重栞が見たのは
樹がほかの女性と一緒に
いちゃつきながら歩く姿。

浮気現場に突撃した栞に対して
樹が投げつけた言葉は

「運命の恋なんてないんだよ」
という冷たい言葉だった。

その一言に怒った栞は、
別れを突きつける。

しかし高校に初登校の日、
隣にいたのはなんと先日
浮気していた元カレ・軽澤樹だった…！

シュシュ恋のネタバレと今後の展開は？

物語は軽澤樹に遊ばれて
捨てられるところからスタート。

しかし、同じ高校のしかも隣の席で
最悪の高校生活をスタートさせてしまう。

学校では元彼氏と元彼女同志である
という事が周囲に知られており、

お互いになんだかクラスメイトからは
一線を引かれているような状態。

おまけに険悪ムードは
ずっと続いていた。

しかし道重栞が持つ
恋愛に対しての憧れは
依然強いままで

様々な方法で意中の男性へ
アプローチをかけていくが
ことごとく失敗。

その都度軽澤樹から
ダメ出しをされる。

浮気で仲たがいをしてからというもの
樹に対して「悪い奴」「嫌いな人」
と決めつけていた栞だったが、

学校行事を手伝ってくれたり、
女性として自信を無くす栞に

「俺は栞のこと嫌いだけども、
お前が悪いわけじゃない」

と慰めにも取れる発言や
言動を繰り返す。

ある日、男性にモテたい栞は
お菓子作りを樹に指導して
もらうことになるが、

その時樹は弟と妹がおり
意外と子煩悩であることも発覚。

付き合っているときには
見えなかった樹の様々な面を
垣間見ることで

「付き合っているときに知りたかったな」
という感情を募らせていった。

栞の恋愛活動を見守る中、
背中を押すような行動をし続ける
樹だったが

栞が樹への思いを断ち切って
次の恋へ進もうとすると

自分の心の中にある
もやもやとした感情に気づく。

そして栞に思いを寄せる
クラスメイトの男子、誠井が現れると、

気分を害しデートの邪魔まで
してしまう展開に。

軽澤樹自身も過去思いを寄せる
女性から遊ばれた過去があり、

運命的な恋に対して
トラウマを抱えていたため、

出会った当初の栞と自分を重ねてしまい
「運命的な恋」に対して

「真面目に恋をするものではない」と、
真っ正直に向き合う事を避けていた。

しかし、ほかの男性に栞の心を
奪われそうになってようやく
自分の気持ちに正直になり、

栞に自分の好意を不器用ながらも
まっすぐに伝えるように努める。

誠井と軽澤の間で揺れる
栞が出した答えは、もう一度
樹と「運命」をつなぎなおすことだった。

シュシュ恋の読んでみた感想・評価

最初からとんとん拍子でくっつく、
カップルとして成立させる展開は
珍しいなと思っていました。

しかし最終話までみたら

どんでん返しのさらに
どんでん返しの展開が待っていて
飽きずに読むことができました。

自分の好きな人が
ほかの人を好きだった。

純粋であるがゆえに
言葉巧みに騙されてしまった。

という経験をしたことがある人も
いるかもしれませんが

自分だけの感情ではなくて
恋愛を通して相手のことを
もっと知りたいと思える、

尊重したり大切に思うことができる
というキャラクターの成長が
とても楽しく感じられる作品でした。

さらに、途中からヒロインの栞を
狙ってくる誠井君も、悪い人ではなく

真っすぐに栞を思うからこそ、

軽澤樹も本気でヒロインの栞への
感情を受け入れることが
できたのかなぁと思います。

所謂ケンカップルといった
関係性のままお話が進んでいきますが、

話の店舗もよく一話一話の
起承転結がはっきりしているので

話が中だるみしないのも
読んでいてとても読みやすい点でした。

オレオレ系の男の子かと思いきや
栞に本気になればなるほどに

ややヘタレ気味になっていく樹が
とても可愛らしいと思って
拝見していました。

シュシュ恋はこんな方におすすめな作品！必見

まずは、ケンカップルという設定が
好きな女性におすすめの作品です。

当人同士はいがみ合っている
つもりでも他からみたら
とても微笑ましい光景にほほが緩みます。

特に軽澤樹の不器用な優しさを
描くシーンがとても多いのですが、

こういった一見柄が悪そうに見える、
チャラそうに見える男性の

純朴な一面に心をときめく女性は
一見の価値ありです。

ちょっと意地悪な男性が好みの人や

恋愛に一生懸命頑張る女の子の
恋愛漫画を見たい人などには
特におすすめです。

お互いを否定したり
不幸にしたりする恋愛漫画ではなく

恋愛を通じてキャラクターの成長を、
心の成長を実感できるので

前向きで明るい恋愛漫画を見たい人には
ぜひおすすめの作品だと思います。

作画やタッチは線が
しっかりとしていますが
とてもファンシーな絵柄です。

輪郭がはっきりしている分
ふわふわした絵柄よりも

ややポップで可愛らしい作画を
好む人にお勧めの作品です。

さらに冊数も２冊なので
長編が苦手な人にもおすすめです。

年齢層は大体中学生から
高校生がお勧め。

恋に恋する女の子にもってこいの
作品ではないかと思いました。

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