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【ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風のネタバレ】とあらすじは?感想や無料試し読みもあり!

この記事は約 7 分で読めます。
タイトル ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風
原作・漫画 荒木飛呂彦
出版社 集英社

2001年。
次なるジョジョは、DIOの息子である
ジョルノ・ジョバァーナ!

彼の夢はギャング・スター!!

ギャングの頂点へと憧れ、
組織のトップへと駆け上る。

何も持たない、持てなかった
青年達の挑戦への物語。

「ジョジョの奇妙な冒険第5部黄金の風」について──

サイト内で【ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風】を検索!
『荒木飛呂彦先生の連載作品』
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ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風あらすじ紹介

2001年になって、
3カ月が過ぎようとしていた頃。

古き歴史を持つイタリアの、
とある空港に広瀬康一
(ひろせ・こういち)の姿があった。

彼の恩人である空条承太郎
(くうじょう・じょうたろう)
から依頼が来る。

ある少年の調査の為に、
遠きイタリアの地へと訪れていた。

その少年の名前は「汐華初流乃」
(しおばな・はるの)と言う。

日本人のハーフらしく、
今はイタリアへと移り住んでいると言う。

一見すればどこにでもいそうな、普通の少年。

良く見れば、承太郎の雰囲気を持っている、
そんな少年の皮膚の一部を
採取してきてほしい、と。

旅費は全てSPW財団で支払うと、
破格のそのアルバイトに疑問を抱く。

しかし尊敬する承太郎に頼まれては
嫌とは言えない康一は、
イタリアへと訪れたのだ。

そして、その少年の住む全寮制の学園へと
移動しようとした際、
康一はある少年と出会ってしまう。

警官達の前で、少年は自分の耳をすべて
自分の耳の穴の中へと
入れてしまう隠し芸を披露。

タバコに混ぜた現金の賄賂を警官へと手渡す。

そんな少年と目があってしまった康一は、
すぐにその場を去ろうとしていた。

だが少年は、康一をタクシーへと誘おうと、
声をかけてくる。

流暢な日本語と親しみのある雰囲気がある
少年の声に耳を傾けてしまう康一。

少年は白タクシーのアルバイトをしており、
今日はもう終わりだからと、
市内まで8000円で送ると言う。

が、流石にぼったくる気だと、乗車を断る。

タクシー乗り場は長い列が並び、
すんなりと乗れる状況では無かった。

1000円にまけると、
再度乗車を進めてくる少年。

康一は一応に警戒しながらも、
少年の運転するタクシーの
乗車を決めてしまう。

助手席に荷物を載せ、
後部座席に座ろうとした際。

タクシーは勝手に動きだす。

ありふれた置き引きのセオリーに
流れようとしていた、そんな場面。

だが康一のスタンド──エコーズ
ACT3の重力操作に、
少年のタクシーは走行不能にされてしまう。

康一がタクシーへと近づくと、
少年はそのまま逃げだしてしまうが、
その表情には、敗北の色はなかった。

光り輝くさわやかさがある
笑顔の少年の背を見送る。

助手席の荷物を取ろうとする康一だが、
助手席には荷物は無く、
奇妙な生物の卵があるだけ。

また警官達の小声で囁く会話から、
彼が探していた少年──「汐華初流乃」

──ジョルノ・ジョバァーナだと知る康一。

こうして新たなる物語は動きだす。

ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風ネタバレ・今後の展開

ジョースター家、最大の宿敵だった、
あのDIOに隠し子がいた。

しかもその子が次のジョジョと、
驚きから始まる次なるジョジョこと、
ジョルノ・ジョバァーナを主人公に
物語が作られます。

歴代ジョジョの中でも、
境遇の恵まれなさに定評があります。

なにせ父親が、あのDIO。

あの彼が、子育てするわけも無く、
彼もまた自分の父親が、
あのDIOだと言う事を知りません。

ジョースター家の因縁を知らず、
自分の出生が特殊な環境で
あった事も知らない彼。

その家庭には恵まれていませんでした。

ジョルノの母親は育児放棄し、
夜の街を遊び歩く。

彼の少年時代は母親の愛に恵まれず、
また彼女の再婚相手の義理の父親は、
ジョルノが気に入ら無いとすぐに虐待します。

父親の愛にも恵まれず、
両親の愛情を知らずに
育った経緯もあります。

また少年時代は人種の違いからも、
周りの子どもからもイジメられ、
荒んだ人間へと成長してしまう。

そんな環境の中で、
彼はある男性と出会ってしまいます。

深手を負い、茂みに隠れた一人の男。

その男を知らないかと訊ねてくる、
マフィアに、ジョルノは向こうへ行ったと、
嘘を教えてしまいます。

それが、彼の大きな転機となったのです。

ジョルノが何気なくに助けた男性は、
大物のマフィア。

ジョルノに恩義を感じ、
彼の恵まれない環境を変えていきました。

父親の虐待を止め、イジメを止め、
ジョルノに道を正した、
そのマフィアに憧れを抱く事になります。

それがこの物語の、主題でもある
ギャング・スターへの道を歩む、
ジョルノとその仲間達の青春でもあります。

彼の大きな転機になるのは、
ギャング組織「パッショーネ」の
「涙目のルカ」に
重傷を負わせてしまうこと。

これによりブローノ・ブチャラティに
狙われる事になります。

彼もまたスタンド使いであり、
「スティッキィ・フィンガーズ」との戦闘で
ジョルノは勝利を収めます。

決め手となったのは、イタリアの裏社会に
多大なる影響を持つ「パッショーネ」が、
一般人に麻薬を流していた事です。

子供にすら麻薬を売りつける非道を止める為に、
組織への入団をブチャラティに
頼む事になるジョルノ。

ブチャラティのボスである刑務所に
拘留されているポルポから、
入団試験を受ける事となります。

果たして、ジョルノは
試験を終える事が出来るのでしょうか?

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ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風読んでみた感想・評価

イタリア全土を舞台に物語られる
「ジョジョの奇妙な冒険第5部黄金の風」は、
青年達が未来へと挑戦する熱き物語です。

ジョルノを始めとする、ブチャラティや、
元は悪徳警官だった過去を持つアバッキオ。

4の数字を気にかける、
ムードメーカーのミスタ。

ジョルノとは二つ年上で、
先輩風ふかす子ども心が
抜けきらないナランチャ。

チーム一の常識人であるも、
極端な短気でもあるフーゴ。

彼等は、自分達が所属するギャング組織
「パッショーネ」で成りあがる為に、
運命を共にしていく。

これが物語の軸ともなっています。

彼等は、ジョルノと同じくして、
一般人が手にしている筈の幸せを、
手にできなかった人間達。

またジョルノと同じ「黄金の意志」を
共有する仲間達でもあります。

家族を得られず、親友に裏切られ、
親友を裏切ってしまい、
人生を見誤ってしまう。

そんな当たり前の様に生きる
はぐれ者となる裏社会で、
誇りを取り戻すことが出来た彼等達。

ある種の運命共同体とも言えます。

最初はジョルノを受け入れられないと、
ブチャラティのチームが、彼を拒絶します。

が、苦難と困難を乗り越える中で、
次第にジョルノを信じ、
また彼に信頼を置く。

この物語は、今までの
ジョジョの流れとは違います。

DIOの息子であり、
またジョナサンの子供でもある。

ジョースター家の血を引く、
されど悪のカリスマ性を受け継ぐ
ジョルノとその仲間達。

男らしく生きる生き様が、
最高にカッコイイ。

自分達の運命を変え、
挑んでいく青年達の生き様が魅力。

面白く、そして読み終えた時に
心の底から面白いと思える。

そんな演出された作品でもあります。

DIOで演じられなかった、
正義ある悪の生き様を知るには、
おススメな作品です。

『荒木飛呂彦先生の連載作品』
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大きな失敗をした人や人間不信な方に是非見てもらいたい作品

また大きな失敗をした人間や、
他人に不信を抱いてしまい、
人付き合いが苦手になっている人。

そんな人に是非に見てほしい作品です。

感覚で共有する友情が描かれ、
その友情に生きる青年達の
カッコ良さが伝わる作品でもあります。

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