タイトル | ジンメン |
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原作・漫画 | カトウタカヒロ |
出版社 | 小学館 |
皆が楽しんでいた動物園が
突如パニックになった!
動物たちは檻から逃げ出し
人間を襲い始める。
だが野生本来の姿になった
動物たちに人間が敵う
はずがない・・・・。
次々と襲われていく人間達。
よく見ると動物たちの
顔が人間の顔になっている!
動物たちの支配が始まろうとしている。
ジンメンのあらすじ紹介
象の檻の前で飼育員と
押し問答している少年がいた。
その少年の名前は神宮マサト。
彼は小学校の頃からこの
動物園に通い様々な動物の
名前や特徴がわかっていた。
しかし親の都合で引っ越すことに
なったが7年振りにこの町に
帰ってきたのだった。
動物園の飼育員の中田は
言い合いをしていた飼育員に言う。
「彼の前ではどんな動物でも
心を開くんだ」と。
ハナヨとの再開も終わり
他の動物達に会いに行くマサト。
だが彼に何か特別な視線が刺さる!
それはとても不気味なオウムの
視線だった・・・。
ジンメンのネタバレと今後の展開は?
翌日マサトは幼馴染の女の子ヒトミと
動物園で会う約束をしていたため
園の外で待っていた。
そして久々の再開で果たす2人。
ドキドキするマサトは
早速動物園の中に入った。
しかし動物園の中には誰一人おらず
不気味な雰囲気が漂っている。
よく見ると動物たちもいない・・・。
すると突然悲鳴が園内に響き渡る!
悲鳴をする方を見る2人の
目の前で動物たちが人間を
襲い食べ始めた!
2人は中田を探すため園内を
走り回ると象の檻に中田は
倒れていた。
すると中には園長も一緒に
入っており2人に開けるように言う。
檻を開けたその時!
奥から象の鼻が伸びてきて
園長を暗闇の中へと引いていった。
その時中田の声で「たすけて」と
言うので中田を見ると未だ
倒れている。
わけがわからないマサト。
すると奥から象のハナヨが
歩いてきたので上を見る。
するとそこには象の顔ではなく
中田の顔になっていた!
驚愕する2人。
一体何故象の顔が人間の
顔になっているのか!?
そして2人の運命は?
ジンメンの読んでみた感想・評価
この作品は確かにホラーではありますが
とても悲しい気持ちになるのは私だけ
でしょうか?
結局人間のエゴのために利用され
何かの病気(ウィルス)に侵されて
人を襲うようになる。
これって自業自得ではないでしょうか。
そのサファリの園長だけを狙い
その復讐が完了したら終わり。
本来はこれでいいはずですけど
それが終わったからといって
死んでいくというのはダメですよね。
まぁここからこの物語の面白い方向へ
進んでいきますがこれは怖いです。
人間より優れた動物が知性を持ち
人間を食料にしていくという描写は
やばかったです。
もしそうなったら人間は身体能力では
決して勝てないでしょうしかならず
捕食されると思います。
そう考えると知性が高いと言われている
ある動物たちを食すのは少し考えさせ
られてきますね。
食料を確保するためには仕方のない
ことでしょうが敢えてその動物を
狙わず別で代替って出来ないのでしょうか・・・。
まぁこの問題は人間が
生きていく上で絶対に
なくならないでしょうね。
このマンガを読んでいると
色々な気持ちになってしまう
マンガです。
ジンメンはこんな方におすすめな作品!必見
ホラー好きの方にオススメします。
動物が人間の顔になって言葉を
話して人間を襲う。
もうこの言葉だけでも相当に
恐怖感をと絶望感を感じませんか?
特に絶望感が強いマンガです。
それは内容を読んでいただければ
わかっていただけると思います。
ただこの中でもやはり人間のエゴと
思わしき描写も出てきます。
やはり動物がおかしくなってしまったり
殺されていく描写を見ると寂しさが
湧いてきます。
でも何動物園にはよく行きますが
檻に入っている動物を見ても
可愛いとは思っても可哀想とは思いません。
園内で動物に餌を与えて
上から目線で食い物を与えて
やっているんだと思ってしまったり。
もうこれこそ人間のエゴそのもの
ですよね・・・。
もしかしたらこのマンガを書き始めた
作者は社会に訴えているのかもしれ
ないかもしれません。
もし人間と動物と立場が逆転されれば
人間は何も文句は言えないでしょう。
だってそれだけのことを
してきのですから・・・。
とても内容が深く怖い漫画です。