ステルス交境曲のあらすじとネタバレ！最終回が早く見たい漫画！

大人気ラノベ作家、成田良悟氏原作の
ファンタジー漫画です。

連載前に前日単となる
読みきり版が掲載されています。

本編となる連載版には読みきり版にも
登場した人物が数多く出演しています。

主人公の位置にいる人物は違いますが、
ジャンプ漫画としては
珍しい群像劇ものです。

ステルス交境曲のあらすじ紹介

ゴーレムやフェアリー、ドワーフなど
多種多様な種族が一堂に会する町、

神保町にジグという少年が
やってきました。

ジグの背中には「竜の遺産」と呼ばれる
呪われたアイテムがありました。

その呪いの効力は、ジグに対する攻撃を
倍にして相手に返すというものです。

「竜の遺産」の呪いから開放されるため、
様々な種族が集まる神保町に
住むことにしたジグは

姿の見えない男、トロマに出会います。

トロマは警備会社Ｖ＆Ｖの一員で、
ジグは彼との出会いを機に
様々な事件に巻き込まれていきます。

ステルス交境曲のネタバレと今後の展開は？

ジグは故郷に向かって
手紙を送っていました。

ですがジグの故郷はすでに滅んでいます。

呪われたアイテム「竜の遺産」の力で、
ジグ自身が村を滅ぼしたのです。

しかしジグには自覚がありませんでした。

しかしジグは自分が何者かを知ります。

「竜の遺産」は人を黒竜に
変化させるアイテムでした。

黒竜の復活を目論む組織のリーダー、
院長先生という人物の手によって、
生命維持装置だと騙され、

ジグは背中に「竜の遺産」を
つけられました。

ジグの体は徐々に黒竜へと変貌を遂げ、
精神にも変化が及んでいきます。

ジグの変化は周囲にも影響を及ぼし、
透明なドラゴンであるトロマとの
亀裂は決定的なものになりました。

そんなとき暗殺者ソウヤが、
過去に「竜の遺産」をつけられ、

黒竜になりかけた男であることが
判明しました。

ソウヤは黒竜に変貌する直前、
殺害されました。

ところがソウヤはアンデッドとして
復活し、暗殺者として
暗躍を続けていました。

彼はジグが何者かを
最初から知っていたのです。

ステルス交境曲の読んでみた感想・評価

成田氏の作風は群像劇です。

本作も群像劇の要素が前面に
押し出されており、

キャラの揃っていない序盤よりも
クライマックスのほうが
断然に面白い漫画です。

キャラの数イコール面白さというか、
腹に一物持ったキャラが
出始めてからが本番です。

主人公はジグですが、
群像劇においてはそれぞれの人物の
物語が交差することで、

一つの巨大なうねりを生み出します。

それは本作も例外ではなく、
それぞれに目的や動機、信念があります。

一人一人の行動が他の誰かに影響を与え、
まるでドミノ倒しのように
繋がっていく様は爽快です。

さすが群像劇の名手だけあって、
中盤辺りからの展開は怒涛の連続です。

巻数は三巻と少ないですが、
群像劇としての面白さは
凝縮されています。

もちろん話の展開だけでなく、
キャラにも魅力が溢れています。

透明ドラゴンのトロマ、
能力を吸収できるアリス、

常に笑顔を浮かべる食えない
暗殺者ソウヤ、敵か味方か予想が
つかない金の亡者スライスなど、

個性豊かなキャラが盛りだくさんです。

ステルス交境曲はこんな方におすすめな作品！必見

本作は群像劇であるため、
一話完結の物語ではありません。

一応一区切りはついていますが、
最初から最後まで繋がっています。

中盤から終盤にかけては複数の物語が
進んでいき、一つの線へを
収束していきます。

なるほどそういう意味があったのかと
思わず驚くような伏線もあるため、
一気読みしたほうが面白い漫画です。

そんな本作は複数のキャラが
メインとなる群像劇が
好きな人に向いています。

複数の点が一つの線に繋がる瞬間は
カタルシスを覚えます。

そうした点が繋がる話が好きなら、
本作は読んで損はない物語です。

ラノベ作家として実力を
積んでいる人なので、
当然ファンの人にもオススメです。

漫画でも遺憾なく成田節は
発揮されているため、ファンなら
当然楽しめる作品だと思います。

他にも成田氏は漫画原作をしています。

「クロハと虹介」という作品で、
一部は一巻で完結しています。

二部の連載は始まったばかりですが、
キャラの濃い連中による群像劇なので、

本作が面白いと思った方なら、
こちらの作品も楽しめると思います。

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