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【ベルセルクのネタバレ】とあらすじは?感想や無料試し読みもあり!

この記事は約 7 分で読めます。
タイトル ベルセルク
原作・漫画 三浦健太郎
出版社 白泉社

世界でも人気を博す、
ヤングアニマルで連載中の「ベルセルク」。

アニメの放映やゲームの発売など、
連載開始から数十年経った
今でも人気は衰えることを知りません。

天才剣士が、戦友の裏切りによって
運命を狂わされたことへの
復讐を描いたダークファンタジー。

ダークファンタジーならではの
豪快な戦闘シーン。

青年漫画でありながら、少女漫画ばりの
繊細な心情描写も。

たちまち読者を引き込んでいきます。

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ベルセルクあらすじ紹介

物語は大きく2つの章に分かれます。

1つは、主人公ガッツの少年期から、
戦友グリフィスの裏切りに
遭うまでを描いた章。

もう1つは、裏切りに遭ってから、
その復讐の旅を描いた
現在の連載中の章です。

幼少期、傭兵に拾われたガッツ。

自身も傭兵として剣術の腕を磨き、
ある戦場で凄腕の剣士を倒す。

以降「鷹の団」と呼ばれる傭兵集団の
団長・グリフィスと出会います。

「鷹の団」に入団したガッツと
団長・グリフィス。

数多の戦場を越える中でお互いを認め合い、
信頼し合っていきます。

グリフィスの野望である
王国建国のために剣を振るい、
活躍を続けるガッツ。

二人は数々の戦場で
大きな戦績を上げていきました。

しかしその過程で、団長・部下という関係と、
自分の人生に徐々に疑問を感じ始めていた。

ガッツはある時、グリフィスと
友としての対等な関係を築くため、
団を抜ける決意をします。

ガッツの退団にショックを受けたグリフィス。

ある王国の王女と姦通し、
そのことが国王の怒りを買い、
投獄されてしまいます。

1年の時を経て団に合流したガッツ。

団員と共に囚われたグリフィスを救出する。

しかしグリフィスは1年間の激しい拷問の末、
しゃべることも動くことも
できなくなっていました。

野望が途絶え、途方に暮れるグリフィス。

その深い絶望が、使徒と呼ばれる
人外の怪物を統べる、「ゴッド・ハンド」
と呼ばれる守護天使を召還してしまいます。

ゴッド・ハンドが提示した条件。

生け贄を捧げれば、グリフィスを
ゴッド・ハンドとして招き入れると。

グリフィスは野心のために承諾。

ガッツを含む鷹の団は、
生け贄として使徒の餌食となってしまいます。

片目と片腕を失いながら、
使徒の攻撃からなんとか生き残ったガッツ。

仲間を裏切り、死に追いやった
グリフィスやゴッド・ハンドに復讐を誓う。

殲滅の旅に出る決意をするのでした。

ここで、舞台は2年後に切り替わり、
復讐の旅にシフトします。

各地に現れた使徒を殲滅しながら
旅を続けるガッツ。

道中で出会った魔法使いや剣士など、
徐々に仲間ができていきます。

新たな仲間とともに復讐の旅を続けるガッツと、
野心のために突き進むグリフィス。

世界はさらに広がりをみせ、
ますます結末が楽しみになっています。

ベルセルクネタバレ・今後の展開

連載ペースの遅さや、広がりすぎた世界観から、
「未完のまま終わるのでは?」
とも言われている本作。

現在はガッツ対グリフィスという
構図だけではない。

ガッツは鷹の団時代からの
恋人・キャスカのために
「エルフヘルム」を目指す。

グリフィスは王国を
手中にするための敵国との戦闘に終始。

世界がどんどん広がっています。

今後はエルフヘルムで
目的を果たしたガッツ。

どのようにしてグリフィスに
立ち向かうのか。

勝利を手にしていくのかが
物語の軸となっていくでしょう。

そもそも、使徒(人外の怪物)は
人間を超越した強さを持っています。

1体を倒すにもガッツは
満身創痍になるほど手強い敵です。

その頂点に立つゴッド・ハンド。

通常の使徒よりもはるかに
想像を絶する力を持っています。

物語の中で、ガッツはある騎士から

「ゴッド・ハンドに挑むことは、
物語の主人公がその物語の
書き手に挑むようなこと」

と言われます。

その言葉が示す通りです。

大前提として転生したグリフィスは
人間であるガッツが到底敵う
相手ではないのです。

そんな絶望的な勝負に勝つために、
ガッツがどのような策を持って挑むのか。

今までの旅の中で、あるいは今後の旅の中で、
どうやって攻略のヒントを掴んでいくか。

大きな見所の1つとなっていきます。

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ベルセルク読んでみた感想・評価

ダークファンタジーというだけあって、
ガッツの運命は現時点では
非常に残酷なものであります。

特にグリフィス転生の辺りまでは
あまりに悲哀に満ちています。

読み手もとても胸を痛めることになります。

ですが、それこそがこの漫画の真骨頂。

キャラクターの表情や言葉、
時には間で描き出された複雑な心境。

読み手を引きつけて離さない
魅力を醸し出しています。

辛く苦しいながらも現実に立ち向かう。

それを文字通り力強く切り開いていく主人公。

そのガッツの姿勢に、思わずその戦いが
報われることを願いながら
読み進めてしまいます。

また、この作品は敵キャラとして
登場した人物も、心理が描かれています。

あからさまな勧善懲悪ではなく、
敵キャラに対しても共感や
同情を感じることができます。

ただの敵として終わらず、
同情や共感をもって読むことができます。

その分ストーリーに深みが出ています。

このように、この漫画の最大の魅力は、
深いキャラクター設定と
その心理の描写にあります。

現在進行中のストーリーは、
キャスカの失われた記憶や自我が、
取り戻せそうなところまで来ています。

ここから先はやっと悲しみと
恨みに溢れたガッツの、満身創痍の旅。

明るい兆しが見えてくるところまで来ています。

これまでの絶望を鑑みれば、
読み手としてもやっとガッツの苦労や
痛みが報われる瞬間がくるのです。

今後ますます目が離せない展開となっています。

その他に、ベルセルクと同じ
ダークファンタジーの『CLAYMORE』
グロさ、読んだ後に来るやるせなさ。

この作品もベルセルク好きな方は
読む方が多いです。

※女性キャラが主にメインです。

圧倒的スケールの世界観が楽しめる!

この漫画はバトルシーンついては
かなりグロテスクな描写が多いです。

敵である使徒の見た目も
かなり気持ち悪いです。

おすすめできるのは
それが気にならない方に限ります。

ですが、それを差し引いても
濃厚な物語と魅力あるキャラクター。

怒濤の展開のため、バトル漫画好き・
少年漫画好きな方はもちろん、
バトルに興味が無い方でも大丈夫。

物語だけで十分に楽しめる内容になっています。

なので、普段は女性向けの漫画しか読まない、
もしくは、少女漫画に飽きてしまった!

という女性の方には
是非おすすめしたい漫画です。

きっと新たな漫画の面白さに
出会うことができますよ。

また、漫画を読むことで
漫画の世界に没頭したい、
非現実的な体験がしたい!

という方にもおすすめです。

使徒の登場により、
西洋の神話や伝説上の生物など、
圧倒的なスケールの世界観。

そして、対照的なまでに細かく描かれた、
非常に人間的なキャラクター
個々の微細な心の動き。

非現実的なファンタジーの世界観にありながら、
読み手もすんなりと感情移入できる
描かれ方になっています。

現実のことを忘れて、
漫画という非現実の世界に
思う存分浸りたいと思われている方。

是非お手に取ってみてください。

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