[PR]Yahooプレミアム会員が最大6ヶ月無料+毎週(金曜)20%ポイント還元中!【ebookjapan】

ホットギミックのネタバレや感想を書いてます!最終回ってどうなってるのか続きが気になる!

ホットギミック

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル ホットギミック
原作・漫画 相原実貴
出版社 小学館

なんと妹が中学生で妊娠!?

しかも検査薬を買いに行ったら
いじめっ子の亮輝にバレて……。

「社宅」という環境であるが故の、
普通の幼馴染とも違う
微妙かつ濃密な関係を、

ダイナミックかつ繊細に描いた、
斬新かつ異色な恋愛作品です。

サイト内で【ホットギミック】を検索!

ホットギミックのあらすじ紹介

イマドキの風貌ながら、
まだ彼氏に縁がない成田初。

しかし彼女の妹の茜が体調を崩し、
妊娠しちゃったかもと言うので
妊娠検査薬を買いにいくことに。

変装の甲斐あって怪しまれず
購入することには成功しますが、
社宅の「女帝」の息子にして、

幼少時散々自分をいじめていた
橘亮輝にバレてしまいます。

弱みを握った亮輝は
「奴隷になれ」と言い放ち、
いきなり胸を触ってくるなど、

やりたい放題でしたが、
そこにストップをかけたのが
もう一人の幼馴染、梓でした。

ホットギミックのネタバレと今後の展開は?

成田初はイマドキ系の少女で
社宅住まい。

しかし、社宅にはお偉いさんの
妻である橘さんが君臨しており、
家族のゴミを捨てに行った時も、

幼馴染の八木すばると、
悪さをしているのではないかと
誤解されいびられてしまいます。

しかも橘さんの怒り方は、
明らかに不当ないびりでしたが、
父親の手前反論もできません。

しかも初には彼女の息子亮輝から、
いじめられていた過去があり、
それがトラウマにさえなっていました。

しかもいびられて逃げるように
登校する最中に、初は、へたりこむ
妹の茜を発見してしまいます。

事情を聞いてみると、なんと
妊娠してしまったかも、との
衝撃的な話が入ってきました。

まだ中学生なのに、と驚く初ですが、
検査薬を買ってきてくれと頼まれ、
見捨てることもできず動きます。

そこで初はドラッグストアに、
ギャル風の変装をして
潜入することにしました。

社宅の皆にバレないための
徹底的な変装ですが、幸い
声をかけられることもなく、

会計を済ませることができました。

しかし社宅の前で偶然にも
橘亮輝と鉢合わせになり、
慌てた初は聞かれてもいないのに、

妹が妊娠したかもと
うっかり漏らしてしまいます。

弱みを握られた初は、
侮辱的な態度を取った亮輝に
ばらさないでくれと頼みますが、

亮輝が出した提案は
かなり屈辱的なものでした。

サイト内で【ホットギミック】を検索!

ホットギミックの読んでみた感想・評価

幼馴染系の物語と思いきや
現実的な黒さやシビアさもあり、
色々な側面から楽しめました。

とかく「立場」や「身分」が
強調されてしまうのが大人の
社会、世界とも言えますが、

そうした中で暮らしていると
自由で平等な子供の世界に
理想を感じてしまうものです。

しかし実際は子供の世界でも
色々な「身分」が存在し、
弱みを突かれたりもします。

「スクールカースト」という形で
捉えられることも多い現状ですが、
本作の「社宅文化」は、実は、

現在のカースト問題より前から
「身分」が存在していたことが
描かれていて興味深かったです。

実際、立場をタテにしてくる
橘君など、割とシャレにならない
状況もあったりしますが、

それでも皆がご近所さんで
幼馴染ということがあるので、
何とかなってしまうんですね。

縦社会の影響が子供にも及ぶ
シビアな現実と、単なる
クラスが同じなだけの、

多くの幼馴染よりも、ずっと
濃密で兄弟姉妹のような
人間関係が同居しています。

また、冒頭から初たちの
巻き起こした騒動の内容など
インパクトも強烈で、

読んでいて展開が予想できず、
しかも面白さは変わらないと、
充実した気持ちで読めました。

ホットギミックはこんな方におすすめな作品!必見

アパートにマンション、そして団地……、
色々な集合住宅の形がありますが、
シェアハウスのようなタイプを別とすれば、

もっとも隣人たちとのつながりが強いのが
「社宅」ということになります。

しかもそれは働いているご主人方の
「身分」が左右するという、かなり特殊な
空間とも言えるものです。

もっともそういったことでの影響は
せいぜい奥様方だけで、子供たちには
身分も何もないというのが、

原則かつ当然の話でもありますが、
現実問題なかなかそうやって
割り切ることはできません。

本作では、そんな「身分差」のある
子供たちの関係が如実に描かれ、
迷惑する側の話が示されています。

気持ちの良い展開ではないものの、
リアルを描いたという点で
非常に有益なものがあり、

今までの「社宅もの」よりもさらに
真に迫った作品を楽しみたいなら、
本作は一押しということにもなります。

一方、幼馴染がずっと一緒だったり、
本当に辛い時は配慮してくれたりと、
社宅ならではの人形なども描かれ、

やはり抜群に安い家賃や利便性など、
総合的なことを考えていくと、
「社宅」は優れた選択肢だなと、

思えてくる素敵さもあり、
心が温かくもなれました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA