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モテキのネタバレと感想!映画の原作を読むならココ!

モテキ

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル モテキ
原作・漫画 久保ミツロウ
出版社 講談社

三十歳を目前に突然女性たちから
強烈なアプローチの連発。
これがいわゆるモテ期なのか。

非モテだった男性が、女性との交流に
四苦八苦しながらも新しい自分を目指す、
映画やドラマにもなった大ヒット作。

強烈なほどのリアル感がある心理描写が
モテる状況も大変なんだと
気付かせてくれる一作です。

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モテキのあらすじ紹介

もうすぐ三十歳というタイミングで、
突然女性からのアプローチが
連発するようになった藤本。

しかし、恋愛経験の少なさから、
スパっと相手を決めて交際に動く、
というパターンに入れません。

もっとも女性側の方も、
付き合ってくれという話ではなく、
藤本も誘いに応じていくことに。

数少ない女友達であるいつかと、
休みを使って山形まで遠征し、
旨いラーメンに舌鼓を打った藤本は、

話の流れでで予定を泊まりに変更、
いつかと一緒に、しかも
同じ部屋で一夜を過ごしますが……。

モテキのネタバレと今後の展開は?

中学時代ヤンキーだった尚子と
思わぬ再会を果たした藤本。

一応、「秘密」を共有する二人ですが、
同級生たちと一緒の状況では、
色っぽい展開にもなることはなく、

結局酒に酔った藤本はカラオケで大暴れ。
愚痴りたいだけ愚痴り眠ってしまいます。

そして、酔い潰れた藤本は尚子に触れ、
尚子は藤本のアイポッドを借り、
返すために翌日再会することに。

俺はまだモテ期にある、と藤本は確信し、
半ばノリで尚子に告白しますが、
すると彼女は般若のように怒りまくり、

ヤンキー時代の腕っ節を見せつけつつ、
今の藤本に足りないものや
女性たちが求めていたものを、

ズバッとレクチャーしていくのでした。

そんな中でも昔のノリで尚子は
藤本をボコっていきますが、
そんな彼女を止める声が。

現れたのは尚子に良く似た少女。
彼女は尚子の娘でした。

尚子は娘の人生をも背負っていると、
藤本は改めて自分との差に
気付かされるのでした。

そして東京に戻る藤本に、
尚子は「女友達と大人の営みしろ」と、
最強のハッパをかけてきます。

藤本は尚子にキスしつつ、
俺は変わると決意をして、
東京に帰っていくのでした。

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モテキの読んでみた感想・評価

非モテ一筋を通している私ですが、
本作の空回りっぷりには超共感。
経験がないのにこうなるだろうと、

気分を同調させてしまうほどです。
しかし、藤本君はイイですね。
ルックスは悪くないしノリも良い。

バシっと仕事もしていますし、
女友達もいたりします。
これで非モテと言うのは、

野球選手が言う
「バッティングが苦手」に
近いものがありますが、

選手たちが悩んでいるように、
藤本君の空回り感も本物。

微妙なコミュ的な意味での芯外しに
ただならぬ臨場感があります。

結局恋愛も人間関係なわけで、
やはりキャリアが豊富な方が
相手を不快にさせずに済むのでしょう。

しかし、非モテでもモテキが来たなら、
最早非モテではいられないのも事実。

モテてしまうという「苦境」に、
一体どう対処していくのか、
本作の面白さと難しさはそこでしょうね。

少女漫画よりも少し「大人」で、
不倫全開な大人向け作品よりすれていない、
そんな若者たちの恋愛が、

生々しくも面白く描かれていて、
もしモテたらどうするかの
想定を楽しむことができました。

モテキはこんな方におすすめな作品!必見

異性にモテたい! チヤホヤされたい!
そんな思いを持ち続ける男性は多いですね。

突然自分がいい男になった妄想をしたり、
想像の中で富豪になってみたり、

そんな願望を叶えられるのも
漫画の力というものでしょう。

しかし、「本当に」自分が
モテまくるようになったらどうする?
非モテだった頃の同じ状態で……。

本作は、そんな羨ましくも恐ろしい
強烈なシチュがテーマになっています。

学園モノなどでいきなりモテる話は
結構ありますが、アラサーという
地位も将来も固まった状況での、

理由なきボーナスステージは、
予想以上に厄介で怖い雰囲気です。

しかもそれを周りに話しても、
まず間違いなく妬まれるだけで、
まともには取り合ってくれません。

さらに言えば、ベースは非モテ時と
まるで変わっていないので、
経験もデリカシーも不足しており、

非モテの人間から見ても、
相当なやらかしを繰り返して
撃沈することもしばしば。

そのため、ニヤニヤしたい方も、
「リア充」が気に入らない人にも、
満足感のある一作かと思います。

もっとも個人的に言わせれば、
高望みをせず無理をせずで行けば、
モテキを活かしきれるのにと、

やきもきする楽しみを
味わうことができましたね。

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