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鉄牌のジャン!のネタバレや気になる結末は?あらすじ、読んでみた感想もあり!

鉄牌のジャン!

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 鉄牌のジャン!
原作・漫画 西条真二
出版社 竹書房

数ある雀荘の中でも、
その歴史の長さで知られる
「雀荘 サンバンチ」に、

料理と麻雀の底知れぬ腕を持つ
「黒鉄 ジャン」がやってきた。

大ヒット料理漫画「鉄鍋のジャン」を、
麻雀へとジャンルを変え
スピンオフさせた注目の異色作です。

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鉄牌のジャン!のあらすじ紹介

全国に数ある雀荘の中でも、
歴史ある店である
「雀荘 サンバンチ」。

超一流プロの銀子が
店長を勤める中、
目つきの鋭い男が来店します。

彼の名前は「黒鉄 ジャン」。

銀子が呼びさだれて行ってみると
ジャンは「見せ牌」を使って
相手をハメる裏技を使っていました。

たしなめようとする銀子にも
悪態をついたジャンは、
実は客ではなく、

オーナーの三番地 金悟が、
面倒を見てくれと頼まれた、

伝説の雀士「鉄幹」の孫だったのです。

ジャンは料理の腕を見込まれて、
料理番を任されますが、それだけでなく
至るところで麻雀技を炸裂させます。

鉄牌のジャン!のネタバレと今後の展開は?

料理の腕は一流なものの、
メンバーとしてのジャンは、
いささか問題がありました。

何故なら、まったく愛想なく、
一切の手加減もせず、
圧倒的な力で勝ち続けるからです。

雀荘 サンバンチは、銀子などを筆頭に、
確かな腕のある雀士が揃っています。

メンツが足りない時は彼らが
卓に入って「勝負」をするわけですが、

しかしあくまでも相手は客であり、
客がお金を払ってくれねば、
店は当然潰れてしまいます。

そしてジャンの打ち筋と態度は、
間違っても客に好感されるような
良いスタイルとは言えませんでした。

そのため店長である銀子は、
ジャンを危険視して大揉めです。
ただ、オーナーには秘策がありました。

それは、ジャンを「賞金首」にすること。
恨みがいい感じにたまった客に、
ジャンに勝てれば十万円と、

大々的に宣伝することで、
客を煽っていったのです。

オーナーの目論見は大成功、
気合いの入った客が大挙しますが、
ジャンの勝利は揺るぎません。

しかし、ジャンを恨んでいるのは、
素人の客だけではなかったのです。

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鉄牌のジャン!の読んでみた感想・評価

久しぶりの「再開」をした時は
素直に驚きましたね。

鉄鍋のジャンにハマった世代でしたので、
まさか「続編」が麻雀とは。
しかも決して一発ネタなどではなく、

闘牌の熱さ、勝負の動機、
そしてキャラの魅力に至るまで、
実にうまく突き詰められており、

同種の作品を読んできた私も、
思わずハマってしまうほどでした。

確かに、勝負を至上として掲げつつ、
ルール無用の乱闘にもなる「ジャン」は
将棋というよりは麻雀的な世界です。

そして麻雀というゲームには
色々な裏技があり、隠し味として
機能してくれる面白さもあります。

安定感抜群のキャラと世界観を下地に、
実に巧みに両者を結合させた本作は、
まさに「うまい」と言えます。

また、「鉄鍋」以来定評のある
料理描写に関しても、

「勝負至上」から離れたことで、
かえって自由においしそうな
定番料理が出てていい感じですね。

料理だと食べるにもお金や手間が
必要になってきますが、

麻雀ならすぐに追体験できますし、
そうした点でも有意義な題材だと
言えるかも知れません。

鉄牌のジャン!はこんな方におすすめな作品!必見

少年漫画雑誌で大人気を博した作品が、
一旦完結した後別の雑誌に場を移して
少しアダルトな感じで再開される。

最近こうした作品は多いですが、
本作は単にリメイクされるだけでなく、
ジャンルまで変わっています。

料理から麻雀へのジャンルチェンジ。
意外過ぎる展開ですが、読むと納得、
的な部分も非常に多くあります。

まず、「鉄鍋のジャン!」は個性的な
料理漫画でしたが、その中心にあるのは、
「勝負」という価値観でした。

そして麻雀というゲームは、見た目より
勝負の要素が強く、相手より上を行く
気持ちがなければ勝つことはできません。

また、麻雀は趣味でやる場合でも
相当な時間がかかることが多く、
雀荘内で食事をするのも定番です。

勝負の最中ということもあり、
いい食事がないとどうしても、
別の場所にしようという話もなります。

つまり、本作のように、麻雀や雀荘と
料理が絡んだ作品は実はリアルで、

料理のおいしい雀荘同様、
麻雀ファン層にとっては、
待望の性質を持つとも言えます。

もちろん、独立性が高いとは言え
続編的性質を持つということで、

ジャンをはじめとするキャラの魅力も、
裏ワザ裏芸何でもアリの世界観も
すべて健在です。

往年にとっては嬉しい配慮ですし、

近年大人気の王道系麻雀とは
また違う価値観が楽しめるのは
実にいい感じですね。

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