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ライフのネタバレと感想!ドラマの原作を試し読みここ!

ライフ

この記事は約 6 分で読めます。
タイトル ライフ
原作・漫画 すえのぶけいこ
出版社 講談社

主人公の椎葉歩は、
中学受験で生きる気力を失うが、
高校で安西愛海という友達ができる。

しかし、その友達の彼氏を
横取りしようとしていると周囲に誤解され、
いじめに遭う。

どんどんエスカレートするいじめに
ついに自殺しようとする歩だが、
救いの手が差し伸べられた。

それがきっかけで歩は
いじめに立ち向かうことを決意する。

しかし、
いじめはどんどんエスカレートしていき…。

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『すえのぶけいこ先生の連載作品』
ライフ2 ギバーテイカーライフ2 ギバーテイカーのネタバレと感想!あらすじもあり!

ライフのあらすじ紹介

主人公の椎葉歩(しいばあゆむ)は
中学受験で親友と友情が崩壊し、
リストカットを覚えてしまう。

高校へ進学しても
生きてる実感がわかない…
そのような毎日を過ごしていた。

そんな中でもようやく
安西愛海(あんざいまなみ)という
友達ができた。

しかし歩は、ある日、
愛海の彼氏を横取りしていると
周囲に誤解されてしまう。

実際はその彼氏の歪んだ性癖を知ってしまい
彼に影で性的虐待を受けていたのだが…。

それが原因で愛海とその取り巻きに
壮絶ないじめを受けるようになる。

あまりにひどいいじめに耐え切れなくなり、
ついに自殺しようとする。

しかし、クラスメイトの
羽鳥未来(はとりみき)に助けられて励まされ
希望を取り戻す。

歩は卑劣ないじめに立ち向かうことを決意!

しかし歩の決意をよそに、
いじめはどんどんエスカレート…

そのいじめはついに
犯罪の域まで達しようとしていた…。

ライフのネタバレと今後の展開は?

歩と未来はいじめに立ち向かう決意をした。

だが、その後も男達による
拉致監禁・性的暴行未遂などの事件に
巻き込まれてしまう。

クラスメートの男子(薗田)に
助けられなければ
危ない目に遭うところだった。

歩たちの拉致監禁を裏で指示したのは
なんと、愛海だったのだ。

もはやいじめとは言えない目に遭ったのに、
全くわかっていないクラスメート達…
事なかれ主義の担任・戸田や教師たち…

皆が、歩の敵として立ちはだかる。

しかし、
犯罪級のいじめを指示した愛海のやり方に
愛海の取り巻き達の一部も疑問を持ち始める

いじめっ子グループたちの方も
少しずつほころび始め、崩壊が始まっていく

愛海は歩の味方で
良識のあった副担任の女性教諭を
父親の権力を使って他校へ異動させた。

担任の戸田まで使って
歩たちを退学に追い込もうとしていた。

しかし、すでに愛海は
犯してはいけない罪を犯した。

時すでに遅し…

クラスメートは全員、
愛海のいじめに疑問と不信を感じて、
逆に愛海を追い詰めた。

追い詰められた愛海は
彼氏を追って学校を飛び出す。
…それを追う歩。

このあとはどうなるのだろうか?

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ライフの読んでみた感想・評価

この作品は、大変胸が痛む作品です。

楽しんで見れる内容ではありません。

特に私のように、過去にいじめを受けた人
そのような人に取っては…
いじめの内容が残酷です。

読んでいて吐き気さえ覚えるほどの
卑劣ないじめが描写されています。

しかし、それほどにいじめというものは
ひどいもの…

被害者はもちろんのこと
いじめを行った加害者も
人生が崩壊していく…

そのことを強く認識させられました。

ひとつ気になったこと、それは
歩のように立ち向かうのはすごく難しい…
ということです。

「歩のように強く立ち向かうべきだ」
と言っているのかもしれません…

でも、それは不可能な場合が多いほど
いじめというものはひどいものなのです。

いじめにあった子供たちは、
ひとまず学校へは行かなくてよいです。

勇気を持って親や周囲の大人たちに
相談をして欲しいと思います。

また、特に教師が言うような
「いじめはいじめられる方も悪い」…
そんな言葉は、全く当てはまりません。

それならば、銀行強盗は、
される銀行が悪いのでしょうか?
宝石強盗は、宝石店が悪いのでしょうか?

いじめも同じだと思います。

いじめというのは
いじめる方に問題があるのです。

この話に登場するいじめっ子、愛海も
思い込みが激しく
視野の狭い性格に描かれていました。

やはり、いじめは絶対にいけないこと!
犯罪なのです。

ライフはこんな方におすすめな作品!必見

歩たちと同じ年代の中高生はもちろん、
特に教師など多くの大人たちに
見てもらいたい作品です。

いじめはどのようにして起こるのか?
それが非常に詳しく描かれています。

時々、目を背けたくなるような
内容や描写もありますが、
それこそがいじめの卑劣さなのです。

最近、実際でも福島県の出身だというだけで
ひどいいじめを受ける…
教師が生徒に対して菌扱いをする…

とても信じられない…
そのような事件も多くあります。

しかし、この作品を見ますと
そのようないじめが教師により行われても
全く不思議ではないと納得できてしまいます

この作品がリアルですごいところは
子ども同士のいじめだけではありません。

「大人が、いかにしてなんの罪もない子供を
心ない言動で追い詰めているのか?」
その描写がしっかりなされているところです

人をいじめるような人間は、残念ながら、
大人になってもろくな人間ではないのです。

「そのような人間にだけはなりたくない」
そう強く認識します。

しかし、全く夢も希望もない作品ではなく、
良識のある人間も少なからず登場します。

それが歩の味方になる未来だったり、
薗田だったり…。

だんだんと「いじめはおかしい」
というクラスメートが増えていきます。

「いじめなど、本当になくなって欲しい」
この作品を見ると強くそう感じます。

作者であるすえのぶけいこさんには
他にも「ビタミン」などの作品があります。

その作品も非常にリアル!
そして考えさせられる…
いじめがテーマの作品となっています。

また、性的描写も出てくるので
その辺ではR-18も出てくるかも?
ご注意ください。

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