ラブリラン プチキスのネタバレ（結末、最終回）ってどうなるの？早く続きが読みたい！

IT企業勤務の南さん。

ずっと彼氏ナシの人生を送っていましたが、
長年好きだった相手から、映画の誘いが。

しかし目を覚ましてみると、
そこには特に好きでもないはずの
会社の同僚がいて……。

記憶喪失という非日常的な状況と
周囲の「大人」な感じが噛み合った
新感覚の恋愛漫画です。

ラブリラン プチキスのあらすじ紹介

IT企業で忙しく働く、南サヤカ。

会社ではバリバリ働いているものの
男性経験なしで三十歳を
迎えてしまってもいました。

そのため同僚との話の中でも
「差」を感じる日々でしたが、
十年間好意を抱いてきた鷺沢くんから、

映画に行かないかという誘いを
受けることになりました。

ドキドキしながら床についた
南さんでしたが、目覚めると
自分は知らない家にいて、

同僚の町田くんが
すぐ近くにいました。

どうやら南さんは転んだために
ここ一月の記憶を失ったとの
お医者さんの見立てでしたが、

何故好きでもなかった町田くんと
恋人同士になり同棲までしているのか
南さんにはまったく分かりませんでした。

ラブリラン プチキスのネタバレと今後の展開は？

IT企業でバリバリと働くOL、
南サヤカさん三十歳。

同僚からは信頼されていますが、
実は恋愛経験は皆無で、
結婚話をする周りと差を感じています。

とは言え関心がないわけではなく、
南さんには十年間ずっと
心を寄せていた人がいました。

その相手、鷺沢くんとは、
大学のゼミで出会ってから
ずっと友達同士だったのですが、

鷺沢くんには常に彼女がおり、
告白したり恋愛したりという
機会が南さんにはなかったのです。

しかし、南さんはある日鷺沢くんから
彼女とは別れたと前置きされた上で
一緒に映画にと誘われます。

このデートのお誘いに、ようやく
思いが実るかも知れないと
南さんは心底楽しみにして

眠りにつきますが、
目を覚ましてみると
そこには何故か同僚の

町田くんが心配顔で
近くについていました。

病院に行ってみると、
南さんは頭を打ったことで
ここ一月の記憶をなくしていて、

しかも一ヶ月の間に、
町田くんと付き合い始め
同棲までしていたとのこと。

仕事は問題なくこなせますが、
何故別に好きな相手がいた自分が
町田くんと付き合ったのかが、

どうしても分からない南さんですが、
ある時他の人との話を聞く形で、
町田くんの思いを知るのでした。

ラブリラン プチキスの読んでみた感想・評価

ううむ、まさかこんな事がと
思わずドキドキしてしまいました。

三十歳にして男性経験皆無という
南さんの境遇は、創作上は
結構珍しいのですが、

現実的には割とありがちで
リアルな部分が読み手としては
楽しみな感じでした。

しかもそんな彼女が唐突に
目覚めてみたら、好きでもない
相手が彼氏になっていたという、

「異世界感」を味わうわけですから
読んでいる私もこれには思わず
ビックリしてしまいました。

一体何故自分に彼氏がいるのか、
どうして付き合ったのかという
疑問が沸いてくるわけですが、

そこを棚上げにして進む物語の不安を
町田くんのサバサバした態度が
うまく打ち消しているのがいいですね。

もちろん彼氏「だった」町田くんには
南さんへの思いは持っていますし、
色々と言いたいこともあるでしょうが、

そこで無理に押したりせずに、
「以前」の彼女に合わせる優しさが、
恋愛対象というだけでなく、純粋に

人間としてグッとくるんですね。

会社の同僚や南さんの友達の
ちょっと聞くだけでは言い訳にも
思える南さんの状況にも、

変に圧力を加えたりはせず、
良い意味で「他人」として
接してくれる優しさも嬉しいです。

南さんの頑張りももちろん
「大人」としての強い意思が
感じられるものだったりして、

本作に関して言えば、全体に
社会人的な気配りが見えるのが
非常に好印象でしたね。

ラブリラン プチキスはこんな方におすすめな作品！必見

連続ドラマ等々の場合、少し回を
見逃してしまっただけで、まったく話が
分からなくなることがあります。

フィクションなら見直せばいいですが、
本作は現実にそうしたことが
発生してしまったという内容です。

本作では相当に変化が急激であり、
ずっと彼氏ナシだったはずが、
たった一月の間に同棲生活開始、

しかも好きでもなかった相手と
恋人関係になっているという
物凄い状況になっています。

他の作品なら唐突過ぎて、
感情移入できなくなるところですが、
本作では展開の関係上、

話がダイナミックであるほどに
混乱ぶりが「リアル」に
読み手に伝わるのがいいですね。

恋愛漫画が苦手という方にも、
記憶が欠落してのドタバタは、
実感を伴って伝わると思います。

また、町田くんをはじめとする
周りの人たちが良い意味で大人で、
南さんを思って踏み込まずに、

ベストな距離感を保ってくれる
いい感じの心地良さを満喫したり、
のんびりした気分を味わえます。

記憶喪失となると、ドラマ等では
周りがとてつもなく騒いで
大ニュースになったりしますが、

本作の日常感には大人ならではの
我慢や配慮が感じられ、意外なほど
読む側としては落ち着きますね。

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