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リターンのネタバレや結末が気になる漫画!

リターン

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル リターン
原作・漫画 三浦実子
出版社 講談社

親友である竜樹とバイクに乗っていると、
車に跳ねられたことで
「事故死」した少年森沢甲斐。

しかし甲斐の魂は何故か、
茉莉花という少女の中に
入り込んでしまっており……。

創作上の定番である「入れ替わり」に、
現実的な側面やシリアスさを
絶妙なバランスで加えている、

斬新かつ正統派の恋物語です。

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リターンのあらすじ紹介

学力全国でもトップクラスの
秀才森沢甲斐は、
中学からの親友である佐藤竜樹と、

バイクに乗りツーリングしていると、
大事故に遭ってしまいます。

本来の肉体である森沢甲斐は
事故死したのですが、
甲斐の人格は何故か、

甲斐が死んだ病院に
アルコール中毒で運ばれていた
茉莉花の中に入っていました。

当然のように甲斐の葬式は営まれ、
家族も茉莉花が甲斐だとは
一切分からない中では、

甲斐も茉莉花としての人生を
歩む必要が出てきます。

しかし親友である竜樹にだけは
機転をきかせて「正体」を
分かってもらうことになりますが、

責任を感じた竜樹は、
意外な提案を「甲斐」にするのでした。

リターンのネタバレと今後の展開は?

学力の比較的高い県立桜花高校の中でも、
全国トップクラスの秀才として
知られている森沢甲斐。

しかし彼は一年時のことだからと、
優秀な成績にも対して喜ばず、
むしろ問題児の佐藤竜樹とつるんでいます。

甲斐は竜樹とはかつてのサッカー仲間で、
今でも軽口を叩き合う仲でもあり、
バイクの免許を取った竜樹は、

甲斐をバイクの背に乗せてやると、
約束してくれました。

しかしその後、二人で道を走っていると、
竜樹はトラックと事故ってしまいます。

幸い甲斐は意識を取り戻し、
病院で目を覚ます形となりますが、
鏡に映った自分の姿は、

何と見知らぬ美少女でした。

夢でも見たのかと思い、
一旦は眠った甲斐でしたが、
その後トイレに行ったところで、

これは夢ではなく現実で、
自分が美少女になったことを
実感させられます。

看護師さんの話は表札などを
見聞きする限りでは、
「彼女」は藤井茉莉花と言い、

どうやら急性アルコール中毒で、
病院へと運ばれていたとのこと。

しかし本来の自分、森沢甲斐とは
かけ離れていることには違いなく、
甲斐は「茉莉花の兄」に対し、

「自己紹介」をするとともに、
竜樹はどうなったかを聞きます。

しかし彼は、「森沢甲斐」が
事故死したという新聞記事を
見せてきました。

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リターンの読んでみた感想・評価

友達とバイクに乗っていると事故り、
起きてみたら美少女にという、
極めてイマドキ系ラブコメ的でありつつ、

「必然的」なほどの重さを忘れず、
物語に緊迫感を持たせた傑作です。

本作はいわゆる「人格入れ替わり」を
前面に押し出したフィクション的な
一作だと言えますが、

ちょっと階段から落ちた、
人とぶつかったという程度ではなく、
甲斐君の肉体は完全に「死滅」、

しかもいつ「引越し先」が復活し、
消滅するかも分からない状況です。

そのため全体としてはかなりシビアで、
相当重い状況とも言えますが、
皆が深い悲しみを背負いつつも、

甲斐君と佐藤君の間では、
事故の件は決着しているため、
重くなり過ぎないのが良かったです。

また、単に「ガワ」が
美少女になっただけではなく、
佐藤君が本気で責任を取るべく、

「甲斐君」との結婚を考えるなど、
当人たちの内面にも変化があるのが、
描写の繊細なところです。

また周囲もそのままではいられず、
明確な変化が佐藤君にも
「茉莉花」ちゃんにもあるため、

それに心を痛め翻弄されるなど、
近しい人の視線をもうまく
描写しているのも嬉しいですね。

現実的でない入れ替わりなら、
男のメンタルのままで
美少女になれてラッキー! 的な、

お気楽な作品にも良く合いますが、
本作を読んで、ほろ苦いような
作品にも向くと分かりました。

とは言え各キャラはスタイリッシュで、
話のやり取りも軽妙ですので、
読んでいて気持ちも沈まず、

ドキドキを味わえたのも良かったです。

リターンはこんな方におすすめな作品!必見

老若男女転倒や衝突事故には絶えず、
気を付ける必要がありますが、
ちょっとした衝突のショックでも、

人格が入れ替わってしまうというのが
現実世界ならぬ創作世界の定番です。

それをテーマに超大ヒット作品が出たり、
あるいは単発の回で気軽に扱っても
後腐れがなかったりと、

実に便利な入れ替わりですが、
人間の深奥にある人格が丸ごと
入れ替わるダメージは本来強烈なはず。

そうした部分のリアル感を前面に出し、
創作ならではの設定を、シビアが滲む、
ラブコメにしたのが本作です。

本来戻るべき肉体が死んでしまった状況、
それをやってしまったのは無二の親友、
「間借り」しているため消滅の危機と、

昨今の多くの入れ替わりものとは違い、
シリアスな事態の連続は、やはり、
人格侵入が危険だと分かります。

思い切りフィクション的でありながら、
リアルな重さ切なさを感じられる、
完成度の高い物語を楽しみたいなら、

本作はまさに最適の一作と言えますし、
全体的にも構成にムダがなく、
非常に整理されている点は見逃せません。

話作りに「迷い」がないために、
人格の入れ替わり、侵入といった、
現実より「自由」な物語であっても、

その全体像にブレがなく、
テンポを悪くしていない筆力は、
やはり素晴らしいものだと言えます。

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