タイトル | ロケットマン |
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原作・漫画 | 加藤元浩 |
出版社 | 講談社 |
水無葉は少し弱気で
いつも学校でいじめられている
高校生です。
彼には昔どこかで
祖父の治療を手伝っている
記憶がありました。
ある日、いつものように
いじめられている葉の元に
腹を切られている
青年があらわれ、
葉は彼を助けます。
そこから葉は
様々な事件に
巻き込まれます。
ロケットマンのあらすじ紹介
主人公の高校生、
水無葉には
昔どこかで
祖父と一緒に
治療の手伝いをしている
記憶がありました。
ですが、
記憶は途中で途切れ
高校生になった彼は
あまり思い出せなく
なっていました。
ある日、
いつものように
いじめられているところを
同じクラスの女子、長月弥生に
助けてもらいます。
学校の人気者の弥生が
葉を助けた事が
面白くないいじめっ子達は
また葉を襲います。
その時、腹を切られている
青年があらわれます。
いじめっ子は
逃げ出しますが、
葉は青年を家まで連れていき、
昔の記憶を頼りに
腹を縫う手術を行います。
ロケットマンのネタバレと今後の展開は?
青年は名前を「R」といい、
泥棒を追いかけていたら
反撃にあったと言います。
情報を売る仕事をしているという
Rの事を知りたがる葉は
Rにそれならダイヤを探す仕事を
手伝えと言われてしまいます。
自分の過去の事を
知りたい葉は
Rについていけば
それが
見つかるかもしれないと思い、
弥生の静止を聞かずに
Rの仕事を手伝う決意をします。
Rに二手に分かれて
仕事をするように
言われた葉ですが、
弥生にそんな危ない事は
やめるように
言われている途中で
Rの腹を切ったと思われる
犯人があらわれます。
犯人にRは何者なのか
問われる葉ですが、
知らない、
でもダイヤを
探していると答えます。
そんな葉に犯人は
そのダイヤなら好きなだけ
持っていっていいと
驚きの言葉を告げます。
犯人は自分のせいで
人がたくさん死んでいる事が
イヤになってしまい、
世界一高価なダイヤ、
別名「黒いダイヤ」と呼ばれている
偽保証書の原盤を盗み
世界中から狙われる事に
なってしまいます。
それをRに知らせようとする
葉ですが、
途中ある事に気づきます。
ロケットマンの読んでみた感想・評価
この漫画は「QED証明終了」で有名な
加藤元浩先生のSFやミステリーを
題材にした漫画です。
スケールがとにかく大きく、
謎の過去を持つ少年水無葉が
情報を売る組織
トゥルーアイズに所属するRと
一緒に世界中を舞台に
色々な真実を探していきます。
Rの最終目的はロケットを作る事で、
自分できちんと真実にたどり着いた
葉を気に入ったRは
仕事を手伝ったら
過去の記憶を
調べてもいいと言います。
そこから二人の
長い付き合いが始まります。
弱気に見える葉ですが、
幼少期に祖父を手伝って
人の手術を手伝ったり、
怖いとは思いつつ
真実にたどり着くために
Rの仕事を手伝ったりと
かなり勇気のある
少年である事が分かります。
自ら険しい道を
切り開こうとする葉を見ると
自分自身も頑張らないと
と思います。
この漫画はインターネットが
普及する少し前に
連載されていた漫画です。
ひたすら真実を追い求める
この漫画は、
インターネットが発達し、
情報が交錯して
どれが本当なのか
わかりにくくなっている
現代だからこそ
心に訴えるものがあると思います。
ロケットマンはこんな方におすすめな作品!必見
世界を、そして最終的に
宇宙も舞台になる
このロケットマンは
ミステリーや
SFが好きな人に
おすすめです。
全10巻なので
少々長めですが、
壮大な世界観に圧倒され
すぐに全巻読み切る事が
できると思います。
1つの大きな
ストーリーの中に
さらに色々な事件が
組み込まれているので
読み応え抜群です。
理詰めの話が多いですが、
それ以上感情に
訴えるものがある傑作です。
ロケットマンが好きなら
同じく加藤元浩先生の有名な
「QED証明終了」を
おすすめします。
この漫画は
マサチューセッツ工科大学を
優秀な成績で卒業したものの
何故か日本の高校に転校してきた
燈馬想と父親が
警察官で情に厚く
さらに格闘も得意な
同級生の女の子、
水原可奈の2人が
活躍するミステリー漫画です。
基本的に単行本1冊に
2つの事件が載っており、
連続ものではないので
読みやすいのが魅力です。
さらに題材として
取り上げているものが
日常的な人が死なない
ミステリーから
世界を舞台にした
法廷ものまで幅広く、
ミステリーが好きな人に
おすすめしたいです。