タイトル | ーヒトガタナー |
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原作・漫画 | オニグンソウ |
出版社 | マックガーデン |
科学が発展した時代に
魂をアンドロイドへ転送
させる技術が出来た。
初めこそ人に役立つことに
使われていたがやはり人間。
悪い方へと使う者が現れる。
その人間たちは魂を刀へと
転送し犯罪を犯すことを考え
様々な犯罪を犯し始めた。
そこで政府はその犯罪を
取り締まる「対刀犯罪課」を
設立することになった。
ーヒトガタナーのあらすじ紹介
この物語の主人公で対刀犯罪課
八班の雨宮十種(あまみやとぐさ)
そして彼と同じ八班の
八千代芹(やちよせり)は
仕事が終わりくつろいでいた。
そこに彼らの班長である
月山が2人がいる部屋へ
入ってきた。
月山は2人を労い今晩は
酒を呑んで明かそうというが
そこに一本の電話が。
月山は1日2回の出動は
ダメだというが相手に押し切られる。
不穏な空気を感じる2人・・・。
月山は2人に言った。
「ごめん!頼まれちった」
2人に休まる暇はなかった・・・
ーヒトガタナーのネタバレと今後の展開は?
他の班も忙しく空いているのが
2人しかいないという月山。
その犯罪者は快楽犯として
今も人々を殺している。
仕方なく用意を始める2人。
そこで芹は十種に言った。
「先ずはこの凶行を止めてから
口を言おうね」
その言葉で十種の腹は決まった。
そこで芹は自身の転送刀の
「鶴丸」を出し転送を始める。
転送が完了した所で月山が
鶴丸に犯人の情報を送り
2人に出動命令を改めて出した。
犯人の特性である刀の名は
「小竜景光」で左腕に特徴が
出ている犯人らしい。
現場に着き犯人を捜すが
全く見当たらない。
すると突然後ろから現れ
攻撃を受ける2人だったが
難なく避ける。
だが昼間から酒を呑んで
くつろいでいた芹は攻撃を
食らってしまっていた。
体は全くの無傷だが
酒が残り攻撃どころではない。
仕方なく十種が犯人と戦うことに
なるが犯人は十種を見て「生身の人間に
何が出来ると」強ぶる。
そこで十種は言う。
「俺はあることで半分人間で
半分妖刀なんだよ」
それを犯人に言い犯人を斬り
仕事は終わった。
今後も様々な刀と戦いは続く。
ーヒトガタナーの読んでみた感想・評価
私の大好きな刀を題材にした
マンガですので面白くない
ことはありません。
とても素晴らしい構成で
読みやすくさらに絵も私好み。
悪いところを見つけるのが
難しいくらいですね。
最近は色々な媒体でこの刀が
クローズアップされることが
多くなってきています。
以前はこの刀を持っていたりすれば
少々変人扱いされることも多々
ありました。
若しくは暴力団関係者では
ないかとか様々な噂を流され
てしまうこともしばしば。
本当に好きな人はとにかく
見ているだけでも最高な
気分なんです。
ここまで言えばわかるでしょうが
私の家には刀が飾られていました。
父が好きで二本自宅にありました。
業物ではないですが
本当に美しく子供の頃から
心を落ち着かせるため見ていました。
このうちの一振りは先祖代々の
刀で人を斬ったと言われていました。
たしかによく見ると柄に
血がついておりますが真相は
定かではありません。
この物語では戦うためとして
刀が登場します。
でもそれ以外でも私のように
心落ち着かせるための道具でも
あるということをお見知り置きを。
ーヒトガタナーはこんな方におすすめな作品!必見
刀を擬人化させたりする
マンガですので刀が好きな人に
強くオススメします。
とにかく面白いです。
ストーリーの展開もいいですが
やはり刀をメインにしているのが
本当に面白い。
おそらく誰もが一度は聞いたことが
あるであろう刀の名前も登場
してきますので胸熱です。
現実世界で妖刀や幻と言われている
刀を操るのには凄まじい精神力が
ないと使えないという設定もいいです。
恐らくこの名刀の類を目の前で
見たことある方は分かると
思いますが。
本当にこういう刀を目の前にすると
何か不思議な力があるのか体が
硬直するんですよね・・・。
以前展示された村正もその1つ。
これは本当に息を飲むほど
美しく神々しかったです。
本当に最近は至る所で刀の
展示展が開かれますので刀好きの
私にとっては嬉しい限りです。
恐らくこのマンガを読んだ方は
間違いなく刀の名前を検索
しているはずです(笑)
それを見たら本物を見て見たいと
いう衝動に駆られますよ!
本当に色々な要素が詰まっており
楽しく読ませてくれるマンガです。
読んで間違いない作品です!!