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【乙嫁語りのネタバレ】とあらすじは?感想や無料試し読みもあり!

この記事は約 6 分で読めます。
タイトル 乙嫁語り
原作・漫画 森薫
出版社 エンターブレイン・株式会社KADOKAWA

日本全国の英国メイドさんファンを魅了した、
名作として名高い『エマ』の作者、
森薫さんの長編コミックです。

本作の舞台は19世紀後半の
中央アジアという、
これまた変わった地域.

そこに暮らす家族と、
彼らをとりまく様々な人々の
生活や文化に焦点を当てます。

ゆったりと、時にはバイオレスに、
また時にはドラマチックに描いています。

なんというか森薫さんの
作品らしい。

これはもう読んでみないと
魅力がわからない作品ですね。

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乙嫁語りあらすじ紹介

19世紀後半の中央アジア。

街に定住している大家族である
エイホン家の花婿カルルク。

そこへ北方の半遊牧民である
ハルガル家から、20歳になる
アミルが嫁いできます。

カルルクはまだ12歳。

8歳も年上の花嫁という歳の差婚。

半遊牧民でワイルドな
一族で育ったアミル。

素直でやさしい性格ではありますが、
狩りが得意で獲物はなんでも捌ける、
いかにも頼りになる姉さん女房。

対して年下のカルルクは、
長男らしく芯が強くてしっかり者。

でも基本的には穏やかで優しい人柄。

当初は、必要以上にしっかりしようと
意気込むカルルク。

自分が育った文化とは大きく違う
エイホン家の家風にとまどいもあります。

ついつい年下のカルルクに
保護者のように接してしまうアミル。

ですが、優しい他の家族や
友人たちに囲まれ、二人はゆっくりと
お互いを尊敬し合い、
夫婦の絆を深めていきます。

なおアミルの一族である
ハルガル家が暮らす北方。

当時はロシアの侵攻で
緊張状態にありました。

そんな状況で、より有力な一族と
友好関係を結ぼうと画策する
ハルガル家のアミルの父親や叔父、兄達。

アミルをエイホン家から
無理やり連れ戻すために、
エイホン家の暮らす街を襲撃します。

戦闘に慣れたハルガル家を相手に、
今ではすっかり一族の1人となった
アミルを守るため抵抗します。

カルルクを始めカルルクの父親や祖母、
エイホン一家と仲間の家族達が
必死に抵抗します。

果たしてエイホン家は、
ハルガル家の一族を無事に撃退できるのか?

乙嫁語りネタバレ・今後の展開

最初にこの物語を読んだときは、
主人公はカルルクと、妻アミルであり、
彼らを中心としたドラマであると思いました。

しかし読み進めると
実はそうではないことに気付きます。

実は本作の真の主人公、というか狂言回しは、
英国人の人類学者である
ヘンリー・スミスという若者です。

彼はたった一人で
中央アジアに研究のために訪れて、
エイホン家に居候しています。

独身でおっとりした性格の好青年。

でも遠い異国から1人でやってくるほどの
気骨がある若者です。

とっさの判断でハルガル家の人間から
アミルを守ったりと、
頼もしい一面も見せることもあります。

そんなヘンリー・スミス君。

エイホン家とハルガル家の騒動が
一段落着いたところで、目的地である
アンカラ(トルコの首都)へと
旅立つことになります。

お供は陽気ながらも
現実的な案内人の青年アリ。

アリと2人の珍道中の途中で、
第2の乙嫁である美人の未亡人タラスとの
切ない出会いと別れがあります。

第3の乙嫁である陽気で元気一杯な
双子の姉妹・ライラとレイリの
ダブル結婚式に立ち会ったりもします。

ペルシアでは第4の乙嫁、世間知らずながら
美人富豪の妻アニスの「姉妹妻」という
独特の異国文化に出会ったり。

様々な人たちとの出会いで
物語が進んでいきます。

なお「乙嫁」(おとよめ)とは、
「弟の嫁」や「年少の嫁」を
意味する古語だそうです。

しかし出版元では「美しいお嫁さん」
であると定義しているそうです。

もちろん第1の乙嫁は、
年上妻のアミルです。

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乙嫁語り読んでみた感想・評価

森薫さんの前作『エマ』は、
1890年代のヴィクトリア朝時代の
イギリスを舞台とした大河ドラマ。

しかし、本作『乙嫁語り』では、
狂言回しであるヘンリー・スミス君が
旅先で出会った魅力的な人々の
ドラマを繋いだものです。

壮大な一つの物語を描いた作品では
ありませんが、一つ一つのドラマが
それぞれ魅力的なストーリーがあります。

またそれぞれが完結した物語ではなく、
ベースとしては第1の乙嫁・アミルと
カルルクの物語があります。

そして途中に他の乙嫁のストーリーが
展開される構成になっています。

なんとなくゆったりとした
流れの中でのお話ではあります。

特にエイホン家とハルガル家が
アミル奪還を巡って対立するシーンでは、
バイオレンスなシーンもあったりします。

このように時には手に汗握るエピソードも
展開されるという、
それなりに緩急のある物語でもあるのです。

また何と言っても本作の一番の魅力は
これでしょう。

日本人には馴染みが薄い
中央アジアの様々な大人のお店。

我々と同じ異国人である
ヘンリー・スミス君の目を通して、
緻密な作画で描かれているところです。

欧米や中国などの文化や歴史は、
我々日本人でも書物や
ドラマなどで良く知っています。

でも19世紀後半の中央アジア、
カスピ海周辺の地域の文化や風習なんて、
なかなか知ることができません。

本作を読めば、この特殊な地域の
オリエンタルな大人のお店、風習を
簡単に理解することができます。

これからもヘンリー・スミス君が出会う、
魅力的な乙嫁たちの物語。

とっても楽しみです。

中央アジアの様々な大人のお店、風習が魅力的に描かれている作品です

決して派手な戦闘があったり、
悲劇的な恋愛があったり、
大きな歴史の物語ではありません。

しかしこのゆったりとした作品に
少しでも触れたら、『エマ』からの
ファンの方はもちろん好きになります。

『エマ』を読んだことがない方でも、
世界の歴史にはそれほど興味も無い
(自分のような)ヒトでもいいのです。

この作品の何ともいえない不思議な魅力の
トリコになってしまうこと請け合いです。

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