[PR]Yahooプレミアム会員が最大6ヶ月無料+毎週(金曜)20%ポイント還元中!【ebookjapan】

人は見た目が100パーセントのネタバレと感想!ドラマの原作を読むならココ!

人は見た目が100パーセント

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 人は見た目が100パーセント
原作・漫画 大久保ヒロミ
出版社 講談社

仕事はバッチリでも見た目が気になる、
企業の研究職に就いている三人が、
その熱意と探究心でもって、

イケている感じのファッションを
本気で研究していくのですが……、

どこか決定的にズレた感じと
本気度が読み手の笑いを誘う、

ドラマ化もされた、
異色ファッション系漫画の名作です。

サイト内で【人は見た目が100パーセント】を検索!

人は見た目が100パーセントのあらすじ紹介

企業の研究職として真面目に仕事をこなす、
城之内さんたち女性三名。

仕事面では問題のない彼女たちですが、
普段人と会わない仕事ということもあり、
ファッション力にはかなりの難があります。

このままではまずいと思った三人は、
仕事とは別に「研究」をすることで
ファッション面の強化を計画。

しかし、着飾ることを知らない人達の
作戦会議ですので、どうしても
そのファッションはピントを外れ、

予期せぬほどの衝撃を見る者に
与えてしまうことにもなるのでした。

人は見た目が100パーセントのネタバレと今後の展開は?

製紙会社の研究職として働く、
城之内さん、佐藤さん、前田さん。

三人は普段の仕事とは別に、
女子っぽいファッションの研究を
日夜行っていました。

誰かに振り向いて欲しいわけではなく、
前田さんは既婚者でお子様もいますが、
その熱意は常に本気です。

その日のテーマは「つけまつげ」、
裸眼だとルックスに自信がなくなり、
必要な自己主張も難しい城之内さんが、

実体験も踏まえて用意した一品でしたが、
やってみると思った以上に難しい上に、
さまざまな手間がかかります。

うまく形を整えるために三分割したり、
付属ののりより強い粘着力を求めて
ドラッグストアに走ったり、

仕事でもないのにとにかく
苦労を強いられることになります。

しかし四苦八苦の末に、
どうにかつけまつげを完成させた
城之内さんたちは、

今までにない自信を胸に、
総務課に行くことができました。

しかし、総務の女子たちはまつ毛を複数
装着していたりと強力な「魔法」を
使いこなしており、自分たちとの

差は明らかでしたが、
一歩踏み出せたことで満足という思いも、
城之内さんたちは感じていたのでした。

サイト内で【人は見た目が100パーセント】を検索!

人は見た目が100パーセントの読んでみた感想・評価

ついうっかり、といった感じで
大笑いしてしまいました。

企業の研究職という、明らかに
「デキる系」の女性たちながら、
がっつり合コンに行ったりはせず、

万事手探りで色々なファッションを
試していくという、ある意味での
「少女っぽさ」が斬新でしたね。

よくよく考えれば誰かに話を聞くか、
別にいいやと割り切れば済むのですが、

結婚して子供が大きくてもその辺を
まったくおそろかにせず、
一方で破滅的な行動にも走らない、

彼女たちのバイタリティと倫理の
絶妙なほどのバランスが斬新でした。

テーマは女性の日常的ファッションで
かなりあるある系の流れなのですが、
うまくやっているはずなのに、

何故か強烈にズレまくってしまう
三人の独特のセンスは破壊力があり、
笑いをこらえるのが難しいほどです。

しかも、非モテを脱出したい的な
うっすらとした願望を感じられる割に
保守的なところがあり、

結局はモテるところに向いていない点は
ドラマ化もされた「フリンジマン」に
通じる面白さだと言え、

あのスタンスを本作のテーマで
再現したところに、
ただならぬ構成力を感じます。

人は見た目が100パーセントはこんな方におすすめな作品!必見

近年、人の見た目やファッションを
テーマにした作品が増えてきましたが、

屈託なく笑えるかどうかとなると、
ちょっと難しい部分もありました。

自分の見た目を悪く言われているような、
そんな気になってしまったり、
逆にキャラと読者が離れ過ぎて、

笑いのツボからズレてしまったりと、
あるあるネタではあるものの、
簡単ではないジャンルという印象でした。

しかし、本作は、企業の研究職という、
典型的な「デキる女性」を主役にしつつ、
徹底的な非モテ感の表出に成功しました。

女子三人組の皆さんは、明らかに
ルックス的にも悪くないのですが、
ひと目で「なるほど」となるレベルの

モテないオーラが出まくっています。

そして彼女たちが行う研究の、
明らかに分かるほどの「違う」感じ、

大枠では間違っていないはずなのに、
決定的にヘンになる完成図には、

毒気も屈託もない感じだからこそ、
何のためらいもなく爆笑できます。

また、女性のファッションがこれほど
大変なんだと再確認することも
できますので、男性でも

手に取りやすい一作だと言えます。

微妙なサジ加減をうまく調整し、
あるあるを笑いに昇華させた手腕は
ありそうでなかなかない完成度ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA