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他人暮らしのネタバレと感想です!どうなる結末は!?

他人暮らし

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 他人暮らし
原作・漫画 谷川史子
出版社 集英社

離婚して一人暮らしをしている
純花のところに

変質者が怖くて
家に帰れなくなってしまった
頼子と

さっき結婚式を終えたばかりなのに
新婚旅行でトラブルになった
サワが同時にきます。

そして、
三人で一ヶ月だけ
一緒に住む事になりました。

サイト内で【他人暮らし】を検索!

他人暮らしのあらすじ紹介

主人公の純花は
離婚しており、

現在両親が残した家で
書道講師をしながら
暮らしています。

一人の生活が気楽で楽しいと
とても気に入っている純花は

ある日友達の
サワの結婚式に出ます。

そこで同じく
友達の頼子と出会い、
楽しく会話をします。

純花が家に帰った後、
変質者が原因で
家に帰れなくなってしまった頼子と

先程結婚式を終えたばかりなのに
新婚旅行で夫婦喧嘩をした
サワがやってきます。

二人同時に一ヶ月だけ
一緒に住まわせて欲しいと言われた
純花は三人で暮らす事を決意します。

他人暮らしのネタバレと今後の展開は?

突然三人暮らしが
始まってしまった純花ですが、

頼子とサワは
純花の気持ちも知らずに
自由にしています。

この複雑な感じは
以前結婚していた時と同じものでした。

友達なのに
ウザいと感じてしまう純花は

書道教室で年上の生徒に
人間は誰かと一緒にいてこそ
幸せだと言われてしまい、

一人がいいと感じている純花は
今の状況と合わせて動揺してしまいます。

そして二人のあまりにも
自分勝手な行動に

ついに純花は「ここは私の家なのに」
と怒って出ていってしまいます。

その時に寄った喫茶店で
偶然離婚した夫と出会います。

彼はすでに新しい女性と
一緒になっていました。

二人は楽しく会話をしますが、

純花にはそれが
お互いがすでに他人だから
できる事だと分かっていました。

そして結婚をしている時に
彼を傷つけた事を後悔します。

ですが、彼に
自分と離婚した事で
落ち込まないで欲しい、

次はうまくいくかもしれないから
励ましてもらい、
家に帰る事を決めます。

家には神妙な顔をしている
頼子とサワがいました。

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他人暮らしの読んでみた感想・評価

「他人暮らし」は全三話です。

それぞれ離婚した純花と
彼氏がいない頼子と

結婚したばかりなのに
トラブルになったサワの

三人が一話ずつ主人公になって
話が進みます。

私が全三話の中で一番心に残ったのが
自分と状況が似ている
頼子の話です。

頼子はこれまで仕事第一だったけど、
色々な人が結婚していたので

自分も結婚をしたくて
たまらなくなっています。

私もこれまで
あまり結婚について
深く考えた事はないけど、

結婚した友達が
幸せそうにしているのを見て

自分もそういうのも
いいなと感じ始めています。

そんな時に似た状況の
頼子の話を読んで

ますます結婚に対し
憧れを抱くようになりました。

この話には両親を亡くしてしまった
キリンくんこと
桐山くんが出てきます。

知らなかったとはいえ、
頼子はそんな彼に対し

「家族ってウザい時もあるよね」と
言ってしまいます。

桐山くんに自分は家族を亡くしたからと
言われてしまう頼子は、

こんな幼い考えの33歳に
なるつもりではなかったと
深く落ち込みます。

その後、桐山くんに
フォローしてもらった頼子は
また元気になります。

私にも誰かそういう大事な人が
欲しいと思えました。

他人暮らしはこんな方におすすめな作品!必見

「他人暮らし」は
恋愛メインというよりも

恋愛に自分がどう向き合うかについて
全三話でそれぞれ違う立場の女性が
綴るストーリーです。

かつて結婚していたけど
一人がいいと考えてしまう純花、

これまで仕事中心だったけど
段々結婚したくなってる頼子、

そして新婚旅行でまさか夫が
家族全員を
ヨーロッパに連れて行こうとして

ありえないと純花の家に逃げてきた
サワがそれぞれ主人公で進みます。

多くの女性が
共感できる漫画に
なっているので、

一度恋愛について
きちんと考えてみたい女性に
おすすめです。

この物語が好きになったら、
同じ単行本に収録されている
「秋雨」をおすすめします。

これは秋に同僚の男性が
突然亡くなってしまった
主人公・山野の物語です。

同僚の男性、磯辺は
亡くなってから

山野の夢にちょくちょく
あらわれるようになります。

そしていつも何かを
いいかけては去ってしまいます。

今年は自分がよく知っている有名人が
よく亡くなっているので、

残される方は
辛いと感じる事が増えました。

ですが、この話を読んで
それでも亡くなった人のために

強く生きていきたいと
思えるようになりました。

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