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光と闇の方程式のネタバレや結末が気になる!あらすじや無料試し読み!

光と闇の方程式

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 光と闇の方程式
原作・漫画 おおにし真
出版社 講談社

真嶋宇多子は、バツ1の弁護士。

宇多子が扱う事件は主に家族の問題。

育児ノイローゼで、子供を
その手で殺めてしまった母親。

過酷な労働を会社から強いられて
過労死した夫の裁判。

カード破産してしまった女性の
話など。

依頼人に寄り添い、解決していく
弁護士の物語。

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光と闇の方程式のあらすじ紹介

弁護士事務所に勤める真嶋宇多子。

彼女の会社に育児ノイローゼで
子供を殺してしまった女性の案件。

事件は、母親の心神耗弱状態が
認められて不起訴となる。

何の罰も受けないことで、母親は
自分を責め続ける。

周囲も彼女を責めることもなく
平穏な生活に戻られるかと思ったが。

殺人未遂となった長女の目が自分を
責めていると感じ、家を出る。

自分が殺した赤ちゃん、殺しかけた
長女から離れて暮らす母親。

父親からの相談の依頼を受けて
母親の元へ行き、彼女の気持ちを聞く。

家族は元に戻れるのか。

光と闇の方程式のネタバレと今後の展開は?

真嶋宇多子は、結婚歴があり
子供もいたが、離婚した。

家庭よりも仕事をとったと
言われている。

しかし、彼女の所に来る案件で
親子の問題にはとても熱くなる。

第一話の子供を育児ノイローゼで
命を奪った母親にも親身になる。

いい母であること、いい妻であること
そんな責任を自分に課していた母親。

幸せな家庭であったからこそ、
母親はそれを守ることに必死だった。

刑としては、不起訴となり現実的な
罰は与えられない。

けれど罪は罪である。

宇多子は、母親にそれを伝えて
しっかり生きることが大切という。

家に戻って自分が殺しかけた
娘が、自分を怯えた目で見ていると。

その状況がたまらなくて、夫に
離婚を申し出て家を出た。

元の家から歩いて行ける程度の
所に家を借りた母親。

静かに邪魔されることなく
眠りたいと思った日もあったのに。

今はその静けさが彼女を苦しめる。

そんな母親を慕って、アパートの前に
立つ長女の姿があった。

宇多子は、長女に母親に対する
想いを確かめる。

長女は母親に怯えているのではなく
自分を見る母親の変化に戸惑っていた。

二人はお互いに求めあっていたのだ。

それを母親に理解させ、
家族はまた一緒に暮らし始める。

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光と闇の方程式の読んでみた感想・評価

この作品は、全部で30巻。

ひとつの単行本に5話くらいづつの
案件がある。

大きな刑事事件というよりも
民事事件や離婚問題など。

普通の家庭で、ちょっと足を滑らせて
陥りやすい事件が多く書かれている。

2話目の労災を認定させる
方法などは角度を変えたアプローチ。

諦めない姿勢を見せる宇多子。

バツ1で、母親失格の烙印を押された
宇多子だからこそ理解する話もある。

宇多子の事件にかける情熱は
熱いものがあるがクールに事件にあたる。

淡々と相手に向き合っているようで
いろいろな角度からの解決を考える。

ただ感情を表に出さずに
言っている言葉は的確だけど。

冷たく感じちゃう相談人も
いるんじゃないのかなとも思う。

感情を抑えた会話をしていても
依頼人の背中を見つめる目は優しい。

同じ弁護士事務所には宇多子を
理解する同僚弁護士もいる。

事件解決のクールビューティを
助けるのはやっぱり同僚。

この同僚の男性弁護士との
関係も気になる所。

絵が少し硬い感じなんだけど
この話には合う硬さだと思う。

光と闇の方程式はこんな方におすすめな作品!必見

キチンと、本職の弁護士の
監修を受けているマンガ。

多少うまくいきすぎかなと
思う部分もある。

でもこんな事件の時には
こんな解決策がある。

すべてが正解というわけではないけど
法的な知識として読むのにいい。

カード破産や労災認定など
諦めてしまう前に知識があれば。

そんなことも有る。

だからこの作品は、基礎的な
知識として多くの人に読んでほしい。

この物語のようなかっこいい
女性の話を読みたい人には。

赤石路代先生の
「市長 遠山京香」

この漫画は、夫の父の地盤を継いで
市長になった京香が市長として。

彼女の住む華浜市を守っていく話。

街にはびこる事件を市長という
視点と母としての視点で解決する。

物語の解決の時に、実は私は
華浜市長という水戸黄門みたいな。

解決方法をとることも有るけど。

市政の問題点などにも
向き合う姿勢は、宇多子と似ている。

本格的な法律マンガを読みたい人には。

話の中に法律用語や法律そのものが
出てくる。

魚戸おさむ(画)毛利甚八(作)の
「家栽の人」

このお話と同じように短編で事件が
描かれている。

主人公が植物好きと言う事もあり
それぞれのタイトルが植物名。

この漫画のタイトルも同様に
裁判の裁ではなく、栽培の栽。

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