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月下の君のネタバレや結末が気になる!あらすじや無料試し読み!

月下の君

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 月下の君
原作・漫画 嶋木あこ
出版社 小学館

時は平安時代…
恋を怖がる光の君は

ある日出会った
藤壺という女御に
一目惚れしてしまう。

ところが
彼女は帝である父の
“再婚相手”で…

光の君の一方的な
想いは届かないまま

藤壺の身代わりとして
少女・紫を愛し続ける。

それから
千年の長い月日を経て
光の君の報われない想いが

現代の男子高校生・葉月に
“憑依”して…!?

『ぴんとこな』の
嶋木あこが手がける
異色のラブ・ストーリー!

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月下の君のあらすじ紹介

主人公・光の君
(ひかるのきみ)は

人を好きになることは
辛いことだと思っており
恋を怖がっていた。

そんな中
藤壺(ふじつぼ)という
女御(にょうご)と出会い

優しそうな目をした彼女に
一目惚れしてしまう。

しかし藤壺と光の君は
結ばれない”関係”にあった。

元々藤壺は
帝(光の君の父)の
妻となるためやってきたが

年が近い光の君の
母代わりになってほしい
と帝に言われ

それはできません
と断るのだった。

以来”病”と偽って
御簾(みす)の中にこもり

彼女に会いにきた
光の君も追い返す。

すると光の君は
侍女の一人にお願いし

着物に隠れることで
御簾の中へと忍び込む。

結局自分から出て見つかるが
この出来事をきっかけに

藤壺と光の君は
姉妹のように仲良くなる。

それからしばらくして
光の君の元服の日取りが
決められ…。

月下の君のネタバレと今後の展開は?

元服を迎えれば
藤壺と会えなくなるーー。

元服の日取りが決められた夜
光の君は告白するため
彼女のもとを訪れます。

そこで
想いを告げるとともに
口づけしますが

藤壺から
光の君と親しくしていたのは
帝の御子(みこ)だからよと

冷たくあしらわれ…
そして元服当日。

美しい髪を切り
めでたく大人となった
光の君でしたが

藤壺への儚い想いは
諦めきれずにいて…。

一方藤壺もまた
もう会えない光の君を想い
涙するのでした。

元服した光の君は
光源氏(ひかるげんじ)と
名を改めるものの

藤壺を想い女を抱いては
自分を満たしていました。

それから千年…
現代の光源氏となった
男子高校生・葉月(はづき)は

ある”症状”のせいで
恋もできずにいました。

それは
女に触れそうになると
手が震えるというもので…。

桜が満開の春
葉月は17歳の誕生日を迎え

いつものように
授業をサボっていました。

校内を歩きながら
花見でもするかな
とつぶやくと

どこからか
そうだね…
と声がしました。

その瞬間
“妙な気配”を感じて
ゾッとする葉月ですが

周囲を見渡しても
誰もいなくて…。

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月下の君の読んでみた感想・評価

「月下の君」は
源氏物語をよく知らない
自分でも楽しめました!

平安と現代を舞台にした
二つのラブ・ストーリーは
儚くて惹きこまれます。

作者・嶋木あこさんの描く
絵も綺麗でよかった…!

キャラクターの
髪の毛一本一本にも
動きがあり切なさを感じます。

現代のラブ・ストーリーも
面白いですが

平安のラブ・ストーリーも
ロマンチックでいいですね~。

作中の”紅葉遊び”には
素敵でキュンとしました。

想いをこめて
紅葉を空へ放つと
運命の人の元へ導いてくれる

…ってやばくないですか?

雅な平安の貴族らしくて
私もやってみたい
と思いました!

光の君と藤壺の女御は
どうにかならないのかと
やきもきしましたよ。

だって明らか
両思いのはずなのに

立場上くっつくことが
できないとは…切なすぎます。

もし帝(光の君の父)が
二人の事情を知ったら
どうなるのでしょう?

あくまで
藤壺は帝の妻であるので
知られたら修羅場ですよね…。

それでも二人の幸せを
願わずにはいられません!

月下の君はこんな方におすすめな作品!必見

異色のラブ・ストーリーを描く
作品と出会いたい…。

そんな方には
「月下の君」がおすすめです!

本作は”世界最古の長編小説”
光源氏物語をベースに
ストーリーを描いています。

作者は『ぴんとこな』で
知られる嶋木あこさん。

一度でも
名前を聞いたことがある方は
多いのではないでしょうか?

ピンとこなくても
絵を見ていただければ
きっと分かると思います。

ストーリーの見どころは
平安の光源氏・光の君と
現代の光源氏・葉月です。

二人はまるで
双子のようにそっくりかつ
イケメンなのでたまりません!

想い人・藤壺を諦めきれず
彼女の身代わりとして

少女・紫(むらさき)を愛する
“罪深い男”光の君。

そして女に触れられない
“特殊な体質”のため
恋もできない葉月。

そんな二人が
奇跡の出会いを果たすのは
葉月が17歳となった春…。

花見でもするかなと
つぶやいたその時

桜を眺めながらそうだね…と
やり取りするシーンは
幻想的で見どころです。

儚さと美しさがある絵を描く
嶋木あこさんの世界観は

まさに”異色”なので
面白いですよ!

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