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君がくれし小夜曲のネタバレや感想を書いてます!最終回ってどうなってるのか続きが気になる!

君がくれし小夜曲

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 君がくれし小夜曲
原作・漫画 さちみりほ
出版社 祥伝社(Feelコミックス ロマ×プリコレクション)

純朴な貴公子アルセーヌは
美しい女優リディアーヌに恋をし、
身分の違いも気にせず彼女に求婚します。

ところがリディアーヌの目的は、
その美貌を使って

貴族の男性を魅了し、
富を手に入れることでした。

アルセーヌが捧げる純粋な愛に、
いつしか
リディアーヌは惹かれ始めますが…

ハーレクインロマンスでも
人気のさちみりほによる、
ロマンチック・ラブストーリーです。

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君がくれし小夜曲のあらすじ紹介

アルセーヌは
王族の血を引く大貴族で、
心優しい貴公子。

ある日、

友人エチエンヌの誘いで
芝居を観に行ったアルセーヌは、
美しき女優リディアーヌに魅せられます。

アルセーヌはエチエンヌと共に
楽屋を訪れますが、

美しいリディアーヌ本人を前にして
うまく言葉が出てきません。

そんなアルセーヌに
リディアーヌは優しく声をかけます。

しかしリディアーヌは心の中で、

自分の魅力に夢中になって
贅沢な暮らしをさせてくれる
男性を求めていたのです。

アルセーヌとリディアーヌは
交際を始めますが、

純朴なアルセーヌをリディアーヌは
ずっと冷めた目で見ていました。

アルセーヌは身分の違いによる
周囲の反対を押し切って、
リディアーヌにプロポーズします。

アルセーヌと一緒に過ごすうちに、
リディアーヌは少しずつ
彼の純粋さに惹かれ始めるのでした。

しかし、その頃パリでは
国家に対する国民の不満が高まり、
フランス革命が起ころうとしていました…

君がくれし小夜曲のネタバレと今後の展開は?

リディアーヌは幼い頃、
貧しかったために街角で
歌を歌って物乞いをしていました。

つらい境遇に耐えながら
貴族の生活を羨んでいたリディアーヌは、

いつか自分の美しさで
貴族の男性を虜にして

贅沢な暮らしがしたいと
思うようになったのです。

妻としてアルセーヌの
屋敷に住むことになった
リディアーヌ。

アルセーヌの純粋な人柄や
自分に向けられる愛に触れ、
リディアーヌの心は揺れ動きます。

そんな時、
フランス革命が起こりました。

民衆の怒りの目は
貴族に対して向けられています。

リディアーヌが
値打ちのありそうなものを持って

屋敷から
逃げようとしていたところに、
アルセーヌが現れました。

リディアーヌは焦りますが、

アルセーヌはリディアーヌが
逃げ出そうとしていたことに
失望する様子もなく、

この屋敷から逃げるように言います。

そしてアルセーヌは
リディアーヌを抱きしめ、
彼女に心からの愛を告げるのでした。

リディアーヌは、
ここに残るという
アルセーヌを説得して、

一緒にパリから脱出しようとしますが…

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君がくれし小夜曲の読んでみた感想・評価

さちみりほさんが描くヒロインは
ピュアで健気で、
性格の良い女の子であることが多いです。

ところが

この作品のヒロイン・リディアーヌは
物語の冒頭、自分の意のままになる男性を
望んでいるとモノローグで語ります。

リディアーヌは美貌の女優で、
彼女の前にひざまづく

優しげな貴公子・アルセーヌを
手玉にとったような態度を見せます。

悪女のようなその姿に驚くと同時に、
これまでとは違うタイプの
ヒロイン像に新鮮さを感じました。

その後、読み進むにつれて
リディアーヌの生い立ちが
明らかになってくると、

彼女がアルセーヌと
分かり合って幸せになって
ほしいと思うようになりました。

恋のお相手・アルセーヌは
どこまでも優しく、
世間知らずなほどに純真です。

友人にお金を無心されても
快く渡してしまう彼に対して、

貧しい環境で育ったリディアーヌが
苛立つのもわかるような気がします。

しかし、

リディアーヌが知らず知らずのうちに
彼に惹かれていく様子が伝わってきて、
微笑ましい気持ちになりました。

フランス革命時代の華やかなドレスや、
結いあげた縦ロールの髪型が
とても美しくてステキです。

リディアーヌとアルセーヌが
愛を語り合う場面は麗しく、

ロマンチックな気分に
彩りを添えてくれます。

君がくれし小夜曲はこんな方におすすめな作品!必見

「君がくれし小夜曲」は、
少女漫画やハーレクインロマンスが
好きな方におすすめの作品です。

ロマンチックな物語に
思い切り浸りたい時や、

ドラマチックな恋愛ものが
読みたい時に
是非読んでみてください。

強い性格のヒロインと
優しい男性の恋物語なので、

このタイプの組み合わせが
好みの方には特におすすめします。

この作品はフランス革命の
時代が舞台になっているため、

「ベルサイユのばら」のような
世界観が好きな方なら
きっと気に入ると思います。

この時代のファッションに
興味がある方にもおすすめします。

豪華な衣装を
身にまとった登場人物たちは、

まるで絵画の中から
抜け出してきたかのようです。

この作品を好きだと思った方には、
同じさちみりほさんの
「ローゼリア王国物語」が一押しです。

レースやフリルや宝石が
いっぱいの美しい衣装。

美しい女王様や貴公子たち…。

彼らが活躍する
絢爛たる世界観に魅せられ、
心温まるストーリーには感動させられます。

また、さちみりほさんの描く
ハーレクインロマンスは

読むといつも
幸せな気分になれるので、
心が疲れている時におすすめです。

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