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君は坂道の途中でのネタバレ(結末、最終回)ってどうなるの?早く続きが読みたい!

君は坂道の途中で

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 君は坂道の途中で
原作・漫画 持田あき
出版社 集英社

高校一年生の亜由は、ある朝、
男子生徒たちに囲まれる少年を
目にすることになります。

しかしその転校生千治は、
意外な特技を持つ一方で、
人を寄せない雰囲気も持っており……、

青春時代のキラキラとした輝き、
そして人を信じられるという
純粋な明るさを正面から描いた、

王道全開系のロマンチック型の
傑作ラブストーリーです。

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君は坂道の途中でのあらすじ紹介

毎日元気で学校に登校していく
女子高生の亜由。

最近犬が生まれたりと、新たな
家族が増えることに、心底
嬉しさを感じている亜由は、

重い過去を持っていながらも、
それに屈することなく、あくまで
人の心を信じられる強さがあります。

そんな亜由は、転校してきた千治と
知り合い、自分から積極的に
話しかけることで仲良くなります。

しかし千治は人を避けるタイプで、
時に心無い嘘をついては
亜由を傷付けたりもしていきますが、

徐々にそのかたくなさも緩和され、
二人の距離もまた徐々に
縮まっていくのでした。

君は坂道の途中でのネタバレと今後の展開は?

毎日ワイワイと元気に、
急な坂道をいっぺんに下って、
学校を目指す女子高生亜由。

ある朝亜由は、駅前で
数人の男子生徒に囲まれた、
イケメンの少年を発見。

しかもその少年工藤千治は、
喧嘩で顔を腫らせていても、
サクッと料理が作れる腕前で、

その実力を見込まれ、
亜由の兄がやっている店の
バイトに入ることにもなりました。

しかし親しくなる一方の亜由とは
正反対に千治の心は頑なで、
ついには「複雑な家庭」という、

亜由にとってはもっとも嫌な嘘を
うっかりついてしまいました。

亜由が泣き出した理由を知った千治は
亜由に必死で謝りますが、
彼女はまったく根に持ってはおらず、

相変わらず距離を置こうとする千治に、
常に笑顔で近付いては
親しく話しかけていくのです。

亜由の友人たちは、転校早々、
揉めて喧嘩になる千治に
警戒をしていましたが、

亜由の心は実にオープンでした。

しかし千治はなおも亜由に対して
投げやりなような答えを返し、
そのことが原因となって亜由は、

思わぬピンチに巻き込まれていきます。

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君は坂道の途中での読んでみた感想・評価

いわゆる不倫や政略的な関係とは違い、
打算抜きでじっくりと相手を見て、
交際ができるのが学生の恋愛の良い所です。

とは言え一口に学生と言っても、
小学生から大学生まで、十数年分の
年齢の違いもあったりするので、

微妙な心理の差を描く必要がありますが、
実際に物語を進めている大人側の
価値観に傾いてしまうこともあります。

しかし本作は、王道的な男女の出会いを
軸にしつつも、「視線」はあくまで
若々しくあり続けており、

初恋の頃のキラキラした気持ちと、
子供らしい危うさとリアルに
思い返すことができます。

重い背景がありつつも、妙な意味での
ドロドロとした雰囲気はないなど、
良い意味で安心して読める恋愛作品を、

探している人にはオススメです。

また、近年の作品に見られがちな
ちょっと変化球を加えたような
「ひねり」も最小限に抑えられており、

だからこそかえって新鮮でリアルな
世界が維持できている部分は
画期的とも言えるでしょう。

大学生ぐらいならばともかく、
本作の年齢で恋ができるかどうかは
多分に「運」にも影響されるもので、

だからこそ幸運な彼らが
眩しく見えるという部分もありますね。

君は坂道の途中ではこんな方におすすめな作品!必見

良い意味で王道の出会いを通じて
徐々に関係を深めていく部分が、
実にまっすぐでドキドキでした。

初恋の頃を描いた作品の中でも、
色々と種類はありますが、
本作は瑞々しい展開とともに、

どこか思い出や懐かしさを
蘇らせてくれる部分があり、
大人が読んでも楽しめる一作です。

かと言って大人側に偏らず、
本編に登場する子供たちは、
あくまで「普通の子供」として、

青春を謳歌し、気持ちをぶつけ、
関係を深めているのがいいですね。

街の風景やキャラの表情、
仕草に関する部分にも、
デフォルメはあっても、漫画的な

「過剰」は少なく、正面から誠実に
初恋に臨む彼らの姿を
描こうというスタンスが見えました。

時にハードなシーンも描く一方で、
決して悲惨、凄惨にはならないという
配慮も随所に感じ取ることができ、

そのバランス感覚が、読んでいて
非常に心地良かったですね。

亜由の、いわゆる「天然系」とは
また違う、自分が辛い目に
遭ったからこそ他者には、

すごく優しくなれる性格といい、
常に理想を追っているのが、
素晴らしい作品でもあります。

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