タイトル | 呪街 |
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原作・漫画 | 惣本蒼 |
出版社 | 講談社 |
古くから日本政府によって
守られている町が山奥に
存在している。
その町の名は「呪街」
名前だけを見れば
呪われているのは街。
だが呪われているのは
街ではなく「人」・・・。
そして今日も呪われた人間が
この街へとやってくる・・・。
呪街のあらすじ紹介
無意識の内に何かに対して
呪っていると「呪い」が
発症してしまう。
それを発症するのは思春期の
頃が特に多いらしい。
そしてその「呪い」を発症すれば
それを無くすためには自分で
考え様々な事をやらなければ消えない。
この物語の主人公である
笠音もその一人。
彼女はいとこがイジメられ
それを助けようとした時に
呪いによって相手を殺してしまう。
それがきっかけで彼女は
呪街へ行きひっそりと
生活をしていた。
だがその生活が突然寂しくなり
いとこへ連絡してしまったことから
この物語は始まる。
呪街のネタバレと今後の展開は?
始めは本当に寂しさから
いとこのアキに電話してしまった。
それは本来いけないことだが
とても寂しかったから・・・。
でも声が聞けただけで満足だった。
だがアキはこの街に来たいと
言うのでそれはダメだと断る。
あまりにもアキがしつこいので
「ここは呪われている街
だから絶対来たらダメ」
ここまで言ってもアキは来ると
言って聞かないから電話を切った。
でもアキは電話から色々な
情報を抜き取りこの場所を見つけ
来ると言ってきた。
仕方なく了承するがやはり
気が重かった・・・。
いやそれは嘘だろうと思う。
アキと会いたかったんだ・・・。
そんな事を考えていた時
アキはこの街に来て早速この街の
洗礼を受けていた。
この街に住む人間に「呪い」を
掛けられそうになっていたが
私を見て簡単に逃げた。
会えて嬉しかったが敢えて
冷たい態度を取り言った。
「だからやめなって言ったでしょ」
でもアキは笑っていた。
アキがきて少し楽しかったが
やはり危険だと言う事で帰す
事にしてバス停に向かう。
そしてアキに気を付けてと
手を差し伸べたらアキは手を引き
とても引きつった顔をしていた。
やはり私は呪われた
人間なんだと思った・・・。
呪街の読んでみた感想・評価
おそらく読み始めは読んでいても
何がどうなっているのか理解に
苦しむかもしれません。
でもある回から色々と繋がり
かなり面白い作品へと
変貌を遂げる漫画だと思います。
基本能力は「呪い」なのでしょうが
もしかしたら心を摘む戦いなのでは
ないかと思います。
それは自分自身でもあり他人との
戦いでもある。
その描写が非常に面白く物語の
世界へと入り込んでいけます。
この物語の題材となっている
「呪い」ですが何と無く存在すると
思いませんか?
この言葉はおそらく古来より
日本で使われて来たからこそ
今も言葉としてあるのでしょう。
そうでなければこの「呪う」と
言う単語は出て来ませんからね。
まあ無いのかもしれませんが
よく考えられたものです。
これは先入観からかもしれませんが
感じも怖さを感じますよね。
本当に呪われそうな感じがする
漢字です・・・オイオイ・・
敢えて何も言わないでください。
そんな呪いで繰り広げられる
漫画ですのでとても面白いかったです。
呪街はこんな方におすすめな作品!必見
日本特有のホラーが好きな方は
とても面白い作品です。
この物語は突然発症した「呪い」に
よって普通の人間界では過ごせない
人たちの物語です。
そしてその「呪い」の中でも
強力な力を持っている四天王たちが
繰り広げる呪いバトルでもあります。
ただでさえその能力を持っているだけで
人より違うのにさらにその上にも
能力が違う人間がいるなんて・・・。
いいバトル漫画だと思いませんか?
始めは本当に呪いに関しての
話だったような気がしますが
段々とバトル漫画化しましたね。
その中で主人公と戦う人間が
さ色々な過去を持っているなど
面白さ倍増です。
バトル漫画なんて言ってしまっては
作者の方に怒られるかもしれませんが。
でも私はその呪いで繰り広げる
戦いはとても好きです。
結局現実世界でも呪いの掛け合いで
様々な現象が起こったりしています
からね・・・。
掛け合いというわけでは無いの
でしょうが以前よくテレビに出ていた
霊能者の方も呪いにやられたと聞きます
それほどまでに呪いや怨念というのは
強いものですからね・・・。
私も呪われていない事を
祈るばかりです。