タイトル | 地獄堂霊界通信 |
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原作・漫画 | 香月日輪 みもり |
出版社 | 講談社 |
その町では知らない人は
いないとされる小学生の
悪ガキ三人衆。
だが彼らは決して自分から
喧嘩をすることはしない。
友達を守るためにやっていること。
そんな彼らが今度は幽霊を
相手に様々なことをすることになった!!
地獄堂霊界通信のあらすじ紹介
近所の池に幽霊が出ると
話しながら歩いていた中学生たち。
すると彼らに対し壁の上から
話し掛けてくる声が聞こえた。
そしてそこを見ると近所では
知らない人間はいない悪ガキ
三人衆のリーダー金森てつし(小5)
てつしは小学五年にして学校を
仕切る謂わば学校の番長。
てつしは中学生に対し昨日
カツアゲした金を返せと
彼らに詰め寄る。
だがそれに応じない彼らに
悪ガキ三人衆のほか二人から
牛フンを投げつけられ消沈する。
そんなことをやった帰り道
三人は中学生が話していた
幽霊が本当にいるか確かめたくなった。
それを思い行動したことで
彼らの今後は変わっていくことに
なるとは誰もわかっていなかった。
地獄堂霊界通信のネタバレと今後の展開は?
中学生相手に勝利して意気揚々よ
帰る悪ガキ三人衆。
そこで三人衆の一人椎名祐介は
中学生が話していた幽霊話に
興味を持ち話し始めた。
すると三人衆の一人新島良治は
ビビリな性格のためその話を
怖がり続ける。
だがてつしは幽霊なんていないと
言っているとある建物の前に来た。
それは町の小学生の間で有名な
恐怖の建物の「極楽堂」だった。
そこはとても有名で評判がいい
薬屋だったが見た目が古いのと
主人が怖いため幽霊屋敷とされていた。
そこでてつしはその主人に
幽霊のことを聞こうと言い
中に入ると不気味な主人が座っていた。
てつしは主人にその幽霊の話をする。
すると主人は彼らに言った。
「そこは殺された女の死体が
まだあるから幽霊となって
助けを求めている」と。
そこでてつしは主人に言った。
「俺たちはこの町のヒーローに
なりたいから骨を取り出したい!」
そんな気持ちで言った主人は一言。
「桜の木の下を掘ってみなさい」
それを聞いたてつしは掘ることを
決めたが他の二人は何と無く
乗り気でなかった・・・。
そして現場に来て掘り始めると
何と骨が出て来たではないか!
これは本当にその幽霊の
骨なのか!?
地獄堂霊界通信の読んでみた感想・評価
青年マンガなのでしょうが
これは少年漫画だと私は
思っております。
この漫画を一話読んで初めて
少年漫画を読んだ時の様な
ドキドキ感が生まれました。
ここ最近ではこの様な感覚が
生まれた様なことがありません。
まあそれは私があまりにも
歳がいってしまっているから
かもしれませんが・・・。
それでも色々な漫画を読んで
いますがこの物語はいい感じでした。
小学生の悪ガキ3人組がある人物と
関わったことで幽霊と向き合い
様々な事を解決していく物語。
これだけだとありきたりの
漫画かもしれませんが何か
私の中でハマったんですよね。
その少年リーダーは近所でも
評判の悪ガキですがこの子が言う
セリフはなぜか胸に刺さります。
おそらく私はその少年の
一言一言に共感を覚え彼に
魅了されたのかもしれません。
中年のオッさんが小学生の
言葉に魅了されるなんて
なかなかないですよ(笑)
けど恥ずかしいなんて私は
思いません。
それほど楽しい漫画で今後の
展開にも期待したいと思える
作品の一つですので。
地獄堂霊界通信はこんな方におすすめな作品!必見
ホラー漫画ですが主人公は
小学生なので目を背けたくなる
ようなホラーではありません。
でもその一つ一つの物語の
完成度はとても素晴らしく
とにかく面白いです。
私は物語に出てくる悪ガキの
大事なセリフがとにかく好きです。
それもハマった要因なのでしょうが
この漫画を読んでいると昔を
思い出しませんか?
小学生の頃に一回はハマりまる
心霊現象や幽霊の話。
そこで肝試しに行こうと話し
決行しますよね。
それを喜んで行った私ですから
この漫画が好きになったのでしょう。
このような経験している方は
この漫画に絶対ハマると思います。
でもいつからか様々な制限が
社会的に起こり探検と称した
肝試しは無くなりましたね。
確かに人の命には変えられませんが
何でも制限してしまっては今の
子供たちは窮屈でしょう・・。
それを制限している年代の大人が
言っても何の説得力もありませんが。
この漫画はその忘れた頃を
読み返してくれるのと同時に
今の子供のことを考えられます。
特に制限かけ過ぎの教育関係者の
方には耳がいたい漫画かもしれません。
でも楽しい漫画です。