[PR]Yahooプレミアム会員が最大6ヶ月無料+毎週(金曜)20%ポイント還元中!【ebookjapan】

地獄少女のあらすじやネタバレを書いています(感想もあり)

地獄少女

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 地獄少女
原作・漫画 永遠幸
出版社 講談社

深夜0時になると
アクセスできるサイト「地獄通信」。

そこに行けば恨みを持つ相手を
この世から抹殺できる。

そんな噂が少女たちを
中心に広がっていました。

サイトにアクセスした人は
「地獄少女」閻魔 あいと対面し、

恨む相手を地獄へ流すアイテムを
受け取ることになります。

消せない恨みがある限り、
「地獄少女」は人々の前に現れる……

現代的な因果応報を含んだ
名作サスペンス・ホラーです。

サイト内で【地獄少女】を検索!

地獄少女のあらすじ紹介

清水さんは、学校では真面目で
成績も優秀な少女。

もちろん不祥事とは縁がありません。

しかし、放課後立ち寄った店で
万引きを疑われてしまいます。

もちろん清水さんには
心当たりはありませんが、

カバンの中から商品が
出てきてしまいます。

このピンチを助けてくれたのが、
同級生の早瀬 さつき。

彼女は店員に平謝りすることで
許して貰います。

しかし、清水さんにとっては
これで一件落着とはなりません。

助けて貰ったことで、
さつきに弱みを握られてしまったからです。

さつきやその仲間は、清水さんを
便利な「財布」として使い始めます。

しかし、中学生の清水さんには
それに耐えられるような資金はありません。

困り果てた清水さんはついに
親のお金に手を出してしまうことに……!

地獄少女のネタバレと今後の展開は?

担任の河合先生が産休に入るということで、
委員長の麻紀はお見舞いに張り切ります。

クラスの中で浮いていた小山 珠里とも、
猫好きという一面を発見することで

打ち解けることに成功し、
充実感を得ていました。

しかし河合先生の代わりに
教壇に立つことになった高峰は

高圧的な教師で、まだ二年だというのに
受験一本槍で、成績の悪く
素行も良くない珠里を狙い打ちにします。

高峰によって珠里はゴミ置き場のような
英語準備室に隔離され、決して

解けないような課題の山に囲まれるという
事態に至ります。

彼女をかばう麻紀ですが、高峰の態度は
さらにエスカレート。

言葉での侮蔑をするだけではなく、
マグロの目玉を食べさせようとするなど、

もはや完全なイジメと
呼べるまでの行動を取ってきます。

その状況にもめげずに学校に通い続ける
珠里でしたが、高峰が持っていた

ゴミ袋から猫の鳴き声がしたという
話を聞き、川に流される袋を発見します。

居てもたってもいられなくなった珠里は、
思わず川に飛び込み、自らの生死も
危うい状況になってしまいます。

サイト内で【地獄少女】を検索!

地獄少女の読んでみた感想・評価

因果応報、そのシンプルなルールで
「地獄通信」は動いているようです。

「地獄少女」を呼ぶ人たちの多くは
不当に虐げられた人たち。

しかしどんな相手であろうと死を待たずに
地獄に落としたなら、善ではいられない。

どんな願いをも聞く一方で、
最悪の代償を迫る地獄少女。

その厳しさは他の作品と
比べても圧倒的です。

お金で仕事をしてくれる
殺し屋の方がどんなにマシか分かりません。

それでもなお、
少女たちからの依頼が後を絶ちません。

サイトへのアクセスという簡単さと、
世間の恨みが原因でしょう。

やはりネットは強いなどと
思ってしまったりもしました。

しかし、その恐ろしさとは裏腹に、
キャラは美しく、凛々しい。

特に「死神」とは思えない閻魔 あいの
造形には驚かされました。

また、美しいからこそ
残酷さが際立っているとも言えます。

本作は何期にもわたって
アニメ化された名作です。

それだけに基本的な完成度は高く、
安定感もあります。

また、絵柄も話の展開も
アニメ版とは違った部分も楽しめます。

人の恨みを買う恐ろしさが分かる作品です。

地獄少女はこんな方におすすめな作品!必見

サイトを通じてのアクセス、
耽美なほど美しい造形。

本作は、因果応報という
伝統的な価値観を持ちながら、
現代的な部分を多く持っています。

それだけに、現役世代の中高生には
特に波長が合うのではと思います。

また、心理描写のリアルさや
構成の巧みさは際立っています。

すべてが解決してスッキリとはならないので
読後感は重いです。

ただその分、かえって人の命の重さを
感じられるかも知れません。

何度もアニメ化された本作。

それは幅広い支持の証明だと言えます。

一方で、この漫画版はアニメとは
また違ったエピソードも多いです。

もうアニメ版を見てしまった人でも
新鮮な気持ちで楽しめると思います。

本作では、結局、まったく救いのない
「お仕置き」を行う形になります。

そのため仕掛ける方にも食らう方にも
相当の理由が必要ですが、
構成が

巧みなためにすんなり
楽しむことができます。

犯人探しの回も多く、ミステリーなどが
好きな方との相性も悪くないでしょう。

半端な救いを設けないのが特徴の本作。

学校が舞台でも
当事者たちを一切子供扱いはしません。

その点にも明快さを感じる方も
少なくないかも知れません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA