天使なんかじゃないのネタバレと結末（最終回）！アニメの原作を読むならココ！

新設された高校を舞台に
学園生活で起こる友情や恋を
楽しく感動的に描いた少女漫画。

作者自身も思い入れが強い出世作！
芸能界にもファンが多いとされる作品である。

1993年に小説化、
続く1994年にはOVA化された
現在も根強い人気の作品。

天使なんかじゃないのあらすじ紹介

主人公の冴島翠はいつも明るく
元気なクラスの人気者。

翠はひょんな事から
第1期生徒会の役員候補として、
急きょ全校生徒の前でスピーチする羽目に。

緊張の面持ちで講堂に行くとそこには…
翠が以前から気になっていた
リーゼントヘアの須藤晃の姿が…。

くじ引きの結果、トップバッターで
スピーチをする事になった翠！

翠はマイクコードに足を引っ掛けてしまい
全校生徒の前で転んで…
パンツを丸出しにしてしまう。

傷つく翠をフォローしてくれたのは、
あのリーゼントヘアの晃だった・・・。

天使なんかじゃないのネタバレと今後の展開は？

投票の結果、第一期生徒会のメンバーとして
生徒会長の晃、副会長の翠のほか、
麻宮裕子、瀧川秀一、河野文太が選ばれる。

中学の頃、両親が離婚し
心の傷を抱えている晃

頭が切れてクールビューティ、
だけど秀一に密かに恋している裕子

女性に優しく長髪で美形の秀一

翠とは中学時代からの友人で
ムードメーカーの文太。

そして翠。

生徒会の活動や、文化祭や体育祭など…
学校行事を通して、意見がぶつかりながらも
絆を深めていく5人のメンバーたち。

翠の憧れでもあり、
晃には特別な存在である美術教師の牧博子。

晃の異母兄で親代わりの存在でもあり、
博子が長年待ち続けている恋人の坂本将志。

1年後に入学してきた秀一の彼女の原田志乃。

志乃を始めとする第2期の生徒会メンバー、
谷口マコ、江ノ本真一郎、陣内稔、鈴木正夫。

そして翠と文太の中学時代からの友人で、
バンドのボーカリストの中川ケンの登場。

そんな個性豊かな登場人物たちによって
様々なハプニングや友情をはじめ、
切ない恋の嵐も展開していく。

天使なんかじゃないの読んでみた感想・評価

同世代として読むと、
生徒会メンバー1人1人に感情移入できて、
どのキャラクターも愛おしく思える。

そして懐かしい昔のマンガとして読んでも
飽きることのないこの輝き！
それはいったい何なのだろう…？

とにかく愛おしいキャラクターの1人1人が
本当にひたむきで純粋に人の事を思いやる。

それゆえに傷ついたり我慢したり
切ない事もたくさん起こる。

そこがいいのかもしれない。

綺麗事ではない、何かのお姫様物語でもない、
ぶつかったり、ひがんだり、苦しんだり…

青春を駆け抜けていくキャラクター達が
本当にリアルな心を持っている。

実際、何度読み返しても一緒に心が動き
気づけば涙がながれている。

それこそが時代を超え
この作品が愛され続ける理由なのだと思う。

それにこの作者の特徴でもあるが、
実在するミュージシャンに憧れる
主人公のキャラクターも魅力的。

そこにまた共感して
こんな女の子になりたい！
と思ってしまう。

そう思える気持ちが、
この作品を何度も読み返したくなる
その理由を後押しているようにも思う。

天使なんかじゃないはこんな方におすすめな作品！必見

高校生活を送る同世代の女の子はもちろん、
働く女子にも勇気をくれる作品にちがいない。

今、誰か・何かにどこまで本気になれる？

そう考えさせられ、
人として心がクリーンかつクリアになれる
登場人物のやりとり、セリフが登場する。

「本当にここまで誰かに恋したい」とか、
「ここまで誰かを大切に思いたい」とか、
読みながらいろんな事を考えさせられる。

友達同士の関係に悩んでいたり…
何かに挑戦したいけど何かが足りない…
夢がなくて先のことに不安を抱えていたり…

そんな、何かの壁にぶち当たっている人にも
読んでもらいたい作品。

高校時代から遥かに年数が経ってしまい、
大人になって色んな経験が増えたとしても、
ピュアな気持ちにリセットさせてくれる作品

この作品にはあかをそぎ落とす感覚もある。

きっともっともっとおばさんになってからも
大切に持っておきたい作品に違いなく、
ぜひ完全版も手にとってみてほしい。

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