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天然ビターチョコレートのネタバレと実際に読んでみた感想!すごく結末が気になる!

天然ビターチョコレート

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 天然ビターチョコレート
原作・漫画 芦原妃名子
出版社 小学館

恋愛体質の千夏は、新たに
好きになったテニス部の先輩に
近づくべくテニス部に入るものの、

そこは超スパルタの部活であり、
しかも意中の相手にも
魂胆を見抜かれてしまい……、

好きな相手のためなら
色々な苦労もいとわない、
活発な女の子の青春を、

コメディチックに描いた、
テンポの良さと勢いも印象的な
学園ラブコメです。

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天然ビターチョコレートのあらすじ紹介

恋愛体質の千夏は、テニス部の先輩を
好きになってしまったために、
超スパルタのテニス部に入り、

初心者ながらもキツい先輩相手に
なんとかついていきますが、

恋愛対象の葛西先輩には
魂胆を見抜かれて嫌われるなど、
かなり前途は多難な感じですが、

決して諦めることはありません。

ある時は買ってきたケーキを
「手作り」と偽って差し入れをし、

またある時はテニスが得意な
超ワガママなお嬢様と
テニスで対決したりもします。

もちろんその恋の難易度は
決して簡単ではありませんが、
千夏は諦めはしませんでした。

天然ビターチョコレートのネタバレと今後の展開は?

恋愛体質の千夏は高校入学早々、
またフラれたと騒いでいました。

しかし、挑んではフラれを繰り返す彼女は
めげることなく、幼馴染の育と登校しては、
新しいお相手を探します。

そこで千夏はテニス部の葛西先輩という
超イケメンを見つけたことで一念発起、
自分もテニス部に入ることに。

しかし入ったテニス部は超スパルタ、

先輩もやたらと厳しく、一年生を
削減することを第一に考えるような
キツ過ぎる部活であり、

他の部から無法地帯と呼ばれるほどの
強烈さがありました。

しかし千夏はその中でも
一人で練習する葛西先輩を見つけ、
ラケット選びに同行して貰いますが、

先輩目当てという動機を見抜かれ、
葛西先輩からは嫌われ、他の先輩からも、
いっそうキツく当たられてしまった上、

葛西先輩には他の思い人もいると
伝え聞いてしまうのでした。

しかし千夏は諦めず、
妹のバースデーケーキの余りを
「手作りだ」と偽って、

葛西先輩に差し入れようと
色々回った末に
先輩が練習するスクールに

たどり着きますが、
そこは先輩と親しい
神田椿さんの実家が

運営しているスクールであり、
鉢合わせになった千夏が
うっかり一本取ったことや、

千夏と葛西先輩が知人同士なことに
椿さんは怒りを燃やしてしまい、

直後、千夏の実家の酒屋近くに、

椿さんの実家が運営する
ディスカウントショップが
建つという計画が浮上します。

その動機はもちろん「恋」であり、
ムチャクチャな要求にも千夏は
決して諦めず、

一番実力差がありそうな
テニスでの勝負で
建設計画を左右することになるのでした。

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天然ビターチョコレートの読んでみた感想・評価

まず主人公の千夏ですが、
根っから恋愛体質であり、

本来は部活だけをやるような
タイプの女の子ではありません。

とすれば普通は遠くから先輩に
アタックを試みるなどの
「距離」を作るものですが、

そこでいきなり部活に入り
強引に接近をはかる彼女には
かなりビックリしましたし、

その魂胆をよりによって
意中の先輩に見抜かれた上に
完全に嫌われたにも関わらず、

部で活動を続けようとする
彼女のタフさにまたビックリです。

さらにはそんな感じで
ハードながらも「日常的」な枠で
話が進んでいると思いきや、

いきなり先輩に思いを寄せる
ライバルの女の子から、

妨害目的としか思えないような
ディスカウントストアの
出店を賭けてのテニス勝負を

いきなり突きつけられるなど、
むしろ少年誌的と言っていいような
熱い展開が待っているのですから、

ついついハマってしまいましたね。

とにかく一直線な千夏と
距離の近さを理由に、なかなか
あと一歩の勇気を出せない育など、

キャラ同士の対比も非常に
しっかりと組み立てられており、
感情移入できる部分も多かったです。

天然ビターチョコレートはこんな方におすすめな作品!必見

学校というのは一つの社会と評されますが、
会社などの他の「社会」と比べると、
それぞれの生き方も目標も違いますね。

それは課外活動である部活に関しても
よほどの強豪校、または弱小校以外は、
本気で活動する人とそうでない人の

実力や意識の差は相当なものになります。

そしてその意識のズレが好感度に
強力に影響するという点で本作は
かなりリアルなものがあり、

ミーハー気分で部に入った千夏が
好きな相手に本気で嫌われるという、
恋愛ものとしては苦い展開があります。

しかしただ単に苦いだけではなく、
千夏は何気に物凄くセンスが良く、

初心者であるにも関わらず、
一流相手にも勝負になるほどの
力量を持っていますし、

何だかんだで相手を自分の
土俵に上げてしまうような
カリスマ性に似た要素も持っています。

主人公に都合の良い展開だけでは
ちょっと不満足だが、
厳しいだけでも辛いな、

という風に考えている方には
本作はいい感じに
フィットするのではと思います。

話全体のテンポも良く、
千夏がグイグイ進んでいくタイプの
パワー系恋愛体質でもあるので、

どんな状況でもしんどくはならず、
むしろ熱血系漫画の雰囲気も感じつつ、
楽しく読んでいける作品ですね。

これはなかなか斬新だと、
思わず読みふけってしまいました。

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