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好きって言わせる方法のネタバレと感想や試し読みあり!結末が気になる!

好きって言わせる方法

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 好きって言わせる方法
原作・漫画 永田正実
出版社 集英社

「最高の男」を見つけるため、
常に努力は欠かさない女子高生、菜乃花。

ある日電車の中で思いやりを見せた
学校の先輩に近付くべく、
あらゆる手段を使って距離を詰めるが……。

青春らしい心の揺れが描かれつつも、
繊細な恋愛テクの諸々も楽しめる、
ホップな恋愛漫画です。

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好きって言わせる方法のあらすじ紹介

「最高の男」を見つけ、
良い人生を送るための
あらゆる努力は惜しまない菜乃花。

ちょっとしたメールのやり取りから、
容姿の整え方まで、とにかく徹底して
最高を目指していました。

そんな彼女がいいなと思ったのは、
学校の先輩悠人。

人に対する思いやりや優しさがあり、
ルックスも優れているという、
本物のイケメンです。

菜乃花は彼に接近するべく、
悠人が所属する料理部に入り、
様々なアピールを展開しますが、

見た目も雰囲気も穏やかな悠人は
菜乃花を異性として見ていない感じで、
なかなか恋愛には入れません。

好きって言わせる方法のネタバレと今後の展開は?

恋愛ノウハウに広く通じ、
容姿にも気を付けている
女子高生、西崎菜乃花。

彼女が日夜努力を惜しまないのは、
いずれ「最高の男」をゲットし、
幸せになりたいからでした。

そのため査定には非常に厳しく
一旦いいなと思った男子でも、
少し欠点があればすぐに、

関心を失ってしまうほど、
彼女の態度は徹底していました。

しかし、電車で見かけた
爽やか系のイケメンが、
自分のカバンで場所を取ってまで、

ご老人に席を譲る姿に、
菜乃花は恋してしまいます。

その彼は同じ高校の先輩の
河合悠人(はると)。

ルックスも成績も
なかなか良い人物ですが、
料理部に所属していました。

その料理部は男子が
悠人だけであり、
他は全て女子という、

性別的には超アウェーな
環境であったものの、
彼は皆に慕われていました。

菜乃花もまた悠人に
大歓迎され、「なっちゃん」と
あだ名を付けられたり、

一気に距離を縮めますが、
どうも異性として扱われません。

そんなある日悠人が、
サッカー部のサプライズにと
自作のケーキを作るのを見た菜乃花は、

パティシエ目指してるの? と
彼に将来の夢を聞きます。

しかし悠人はその思いはありつつも、
家業のこともあってその道は進まず
断念すると言ってきました。

その言葉に菜乃花は思わず、
感情をぶつけてしまいますが、
悠人は怒るどころか、ケーキを

食べさせてくれ、その優しさに
本格的に恋をしてしまいました。

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好きって言わせる方法の読んでみた感想・評価

色々な意味で「あるある」が
詰め込まれていて、面白く
勉強にもなりました。

とにかく「高め」を狙っている
計算高い系女子の菜乃花が、
様々な恋テクを披露するあたりは、

ちょっと殺伐としてるかなとも
思ったりもしましたが、
やはりハルちゃんが良かったですね。

ルックスや身長に恵まれた上、
優しく社交的と、まったく
非の打ち所がありませんし、

お菓子作りが大好きで、
男性が苦手とする家事もバッチリな
超イケメン男子。

菜乃花でなくても友達にしたいと
思ってしまうタイプですが、
そういう人には当然、

彼を好ましく思う人が集うんですね。

だからこそ「競争率」は上がりますし、
本気で恋をする以上、
ドキドキ感で普段通りの受け答えなど、

できなくなってしまう感じですが
その部分もぼかさず描写しているので
より実感がわきましたね。

そして結局は、細かいテクよりも、
本音で感情をぶつけることが大事だと
早い段階で示しているのもいいですし、

一見計算高そうな菜乃花の、
純粋で優しい心根の部分も、
描かれているのも嬉しかったですね。

好きって言わせる方法はこんな方におすすめな作品!必見

異性のハートを掴む方法、なるものは
古今東西様々なものがありますが、
最近では特に情報技術の進歩もあって、

誰かが発信した「恋愛テク」は、
あっという間に普及してしまいます。

もちろんそうした知識の中には
どこでも通用する、有効なものも
少なくありませんが、

ではいざ自分が恋をした時に
そのマニュアル通りにやれるかというと
まったくの別問題だったりします。

本作ではそんな「リアル感」を軸に、
男っぽくない男子であるハルちゃんと、
万事アンテナ高い系女子の菜乃花の

馴れ初めや恋を描いているわけで、
仕入れた知識が機能してくれない
もどかしい感じが「あるある」です。

「特に意識していない」と作中では
説明されているのに、何故か
理想的な会話や所作が続くような、

「恋愛システム全開」な作品とは
ソリが合わなかった方にこそ、
読みやすい一作だと思います。

一方、やはり「普遍的な要素」が
大事になる部分もあり、
努力次第で印象がグッと良くなるなど、

一般にイメージされる「磨きテク」の
大事さも「自分らしさ」で逃げずに
示している点も好印象ですね。

男子だけど女子力が高く
爽やかなハルちゃんの描写など、
王道のツボを押さえてもおり、

また1巻に関しては、表題作以外の
スポーツを題材にした恋愛作品が
多く収録されていたりとお得です。

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