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息子がかわいくて仕方がない魔族の母親のあらすじとネタバレ!終わり方(結末)が見たい!

息子がかわいくて仕方がない魔族の母親

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 息子がかわいくて仕方がない魔族の母親
原作・漫画 十五夜
出版社 集英社

かつて恐ろしい魔族だったローレムに、
息子が生まれた。

彼女はすっかり戦闘モードを離れ、
子煩悩なお母さんへと
変わっていったのだが、

やはり、かつて争った人類との
溝は大きく……。

子育てのリアル感と、
重厚な背景を感じるファンタジーの
世界を同時に楽しめる、

斬新かつ真っ直ぐな子育て漫画です。

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息子がかわいくて仕方がない魔族の母親のあらすじ紹介

かつて人間と魔族が抗争を
繰り広げていた時代、魔族は人を襲い、
人は魔族を恐れていました。

しかし平和になった今、
かつて勇名を轟かせた魔族、

ローレムも戦闘とは一切縁のない
生活を送っており、

生まれたばかりの息子である
ゴスペルに夢中な生活を送っていました。

しかし、元々仲間が少なく、
しかも不器用なローレムからすれば、

子育ては非常に難しく
手のかかることでもありましたが、

それでも彼女は一切音を上げず、
息子ゴスペルの小さな成長にも
心底からの喜びを見出していきます。

息子がかわいくて仕方がない魔族の母親のネタバレと今後の展開は?

魔族の腕利きとして、
人間を襲い食料を奪うなどの
やりたい放題をしてきたローレム。

若い頃はファッションも
イケイケそのもので攻撃を
繰り返していましたが、

息子であるゴスペルが
生まれてからというもの、
子供にラブラブ一筋といった感じであり、

行動も随分落ち着きました。

とは言え、人間との抗争が原因で
絶滅寸前になっている
魔族ということもあって、

「前例」が確認できない中での
子育ては非常に大変なものがありました。

また、強大な力を有するが故に
人間側からの監視の対象になっており、
市民にも恐れられてもおり、

自業自得な側面もあるとは言え、
なかなか大変な生活を送っていました。

しかしローレムには親友になった
千春や妹のメリーなど、
頼れる仲間も集まってきており、

ゴスペルはすくすくと
成長していくのでした。

一方、そうした感情的な部分とは違い、
もっと根本的な肉体的な面で、

人間と魔族には大きく
差があることも確かで、

そのために千春が危ない目に遭うなど、
悲しい事態を経験せずにも
いられませんでしたが、

彼らの絆は依然として
強いものがありました。

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息子がかわいくて仕方がない魔族の母親の読んでみた感想・評価

インパクト重視の作品かと思いきや、
極めて深い部分まで描かれており、
考えさせられる部分も多い良作でしたね。

第一に、本作のテーマである
「子育て」がきっちりしているところが
素晴らしいです。

多くの作品では、子供キャラ、
特に仮想生物の血を引いていたりすると、

不自然に「賢く」
設定してしまいがちですが、

本作のゴスペル君に関しては、
本当に「子供らしい子供像」を
貫いています。

なかなか望み通りの言葉を
喋ってくれなかったり、
何を考えているのか分からなかったり、

育てるローレムさんの立場からすれば
とても大変です。

しかしそんな中でもすくすくと
育ってくれる我が子の姿というのは
可愛くて仕方がないもので、

ローレムさんも育児を
放棄したりといった気配は
一切感じさせることがありませんし、

周りの人々もごく自然に
彼をいつくしんでくれています。

その温かさは人間の子供に対する
それと変わりなく、思わず目頭が
熱くなってきそうなシーンもありました。

一方、魔族は魔族で人間とは違うという
厳格さも本作の世界観です。

抗争の末に絶滅寸前にまで至った、
というだけあり、魔族の厄介さは
かなり筋金が入っていて、

人間との和平路線もなかなか
一筋縄では達成できないなど、
シビアな部分が見え隠れする中、

改めてローレムさんたちの健気さと
強さがヒシヒシと伝わってきましたね。

笑って泣ける、しかも斬新な
育児漫画だったと思います。

息子がかわいくて仕方がない魔族の母親はこんな方におすすめな作品!必見

ほとんどの人はもちろん、
動物にしても自分の子供は
かわいいものですが、

その法則はファンタジーの世界でも
概ね普遍ですね。

では、高い能力と知性を持った
「魔族」の面々に子供が産まれたら
一体どうなるのか、

はとても気になるところです。

もっとも「仕上がって」いなければ
敵として勇者なりの前には立てないわけで、

魔族の子供が主題になった作品は
それほど多くありませんでした。

しかし本作は極めてキッチリした形で
子育てをやっており、

言葉を喋った子供への感動や
育てる上での悩み、
そして葛藤などなど、

ローレムさんは完璧に
「母親」をしています。

まっとうでリアルな「母親像」を
楽しみたい、しかしリアル過ぎても
生々しくて、という方には

最適の一作だと言うことが
できるかも知れません。

また、人間族との抗争の結果
絶滅寸前といった、
ファンタジー世界ならではの設定が、

物語に独自性と深さをもたらしていて、
しっかりと「創作」ストーリー
しているのもいい感じです。

全体のテンポも良く画力も高いので、
ちょっとお色気っぽい
造形ではあるものの、

年齢性別問わず、幅広く
受け入れられる作品だと思いますね。

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