タイトル | 懲役339年 |
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原作・漫画 | 伊勢ともか |
出版社 | 小学館 |
残虐の限りを尽くした
ハローという名の極悪人が
捕まり裁かれようとしていた。
そして結審した内容は・・・
懲役339年
これは死んでもなお償い
続けなければいけない年数。
当然ハローは死んでいく。
だがハローの生まれ変わりは
赤子より監獄で生活していく
ことになる・・・。
懲役339年のあらすじ紹介
極悪非道の限りを尽くした
ハローは懲役339年の判決を受け
服役中に獄中で死んでいった。
だがそれから10年後の同獄中で
ハローの生まれ変わりが収監され
服役されていた。
そして新たにその担当を任された
アーロックは初めてハローの生まれ変わり
である少年と出会った。
だがその少年はとても労役をする
ことができるような体ではなく
更には言語を話すことができなかった。
だがアーロックは「この少年は心が
汚れているのだ」と心を鬼にして
彼に指導する。
だがアーロックは彼を見続けて
いく内に情が湧いてきてしまう。
そこで彼に様々なことを教え
日々を過ごしていたある日のこと・・。
牢獄で疫病が流行ってしまう!
囚人やアーロックはどうなるのか!?
懲役339年のネタバレと今後の展開は?
囚人の監視をしている際に
次のシャワーはいつかと聞かれる
アーロック。
その囚人を見ると至る所に痣が
出来ており掻きすぎて血が出ている
者も多数いる。
そこでアーロックは医師のもとに
向かうとノミが大量発生していると
言ってきた。
だがその医者は飲みを媒介している
ネズミを全て駆除しなければ
この監獄は大変なことになると言ってきた。
そこで看守全員で監獄内の
消毒を始めるとハロー少年が
倒れているのを見つけた!
すぐさま牢を開けて中を見ると
ネズミの大群が牢の中に
集まっていた。
少年は体中湿疹だらけに
なり虫の息状態・・・。
そして少年は12年の生涯を
閉じることになった・・・。
アーロックはその少年を殺したのは
自分だと思い悔やむ日々が続く。
「なぜあの時お前に罪を教えて
しまったのか・・」
「教えたのはお前が
罪深き囚人だからか・・・」
だが彼の苦悩はまだまだ続く。
そう。
あらたなハローが生まれ変わるからだ。
今度はきちんと話せたら
良いと思いながら新たな
ハローを迎えに行くアーロックだった。
ハローの懲役は残り307年!!
懲役339年の読んでみた感想・評価
とても深く考えさせられる
マンガでした。
題名を見て思ったのは1人の
人間の牢獄生活などの話かと
思っておりました。
でも違っていましたね。
輪廻し転生していった
人間もその懲役年数を牢獄で
過ごしていくというまさかの内容。
これには非常に驚かされました。
よく海外ではありますよね。
懲役数百年ということが。
これって私いつも思うのですが
やはりこのマンガの内容と
同じことなんでしょうか?
私は無神論者なので詳しいことは
わかりませんが・・・。
キリスト教などは魂が生まれ変わり
前世で犯した犯罪も償うという教え
なんでしょうかね・・・
そうなるといずれの宗教の考えは
人間の魂は必ず生まれ変わると
言う教えだけは統一性があるんですね。
仏教なども輪廻転生と言う言葉が
ありますし。
これを考えるとなんで宗教は
色々別れてしまったのでしょう。
結局今も起きている戦争などは
宗教戦争ですしね・・。
もういい加減にしてほしいですよね。
人類皆兄弟(笹川良一)
昔の人しかわかりませんね(笑)
懲役339年はこんな方におすすめな作品!必見
このマンガは思った以上に
色々考えさせられるマンガですよ!
題名もなっている懲役339年の
服役を転生しても続けられる
というマンガです。
これは本当に深いと思いませんか?
読んでいくと分かるのですが
その懲役を課せられて人間が
その時で全く性格が違う。
なぜ投獄されているかは
物心がついた時点で
おそらく教えられるのでしょう。
それを受け入れる者もいれば
理由が全くわからない者もいる。
その描写がとても私には
面白く感じました。
それはそうですよね。
生まれ変わって同じ性格
なんてないでしょうから。
でもそう思うと本当に魂は
輪廻するのでしょうか・・・。
よく前世の記憶があるという
人がテレビやメディアに出ています。
でもどうしても私には信じ難い・・・。
でも死んだ人間はどうなるのかは
私も何も言えないですが・・。
まぁこれは死ななきゃわかりません(笑)
深く考えずに残り少ない人生を
謳歌することだけ考えましょう(笑)
とにかくこのマンガは本当に
色々な思いを抱きながら読める
マンガで非常に楽しかったです。