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日々ロックのネタバレやネタバレとあらすじ!映画の原作を読むならココ!

日々ロック

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 日々ロック
原作・漫画 榎屋克優
出版社 集英社

勉強もダメ、運動もダメ、モテない。

でもロックがとにかく好きだ!!

熱い思いを持つ少年、日々沼が、
各方面と衝突しながらも、
徐々に注目を浴びのし上がっていく、

笑って泣けて熱くなる、
青春の良さがぎゅっと詰まった、
映画化もされた傑作音楽漫画です。

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日々ロックのあらすじ紹介

運動ダメ、勉強ダメで、
学校ではいじめられっ子という、
冴えない高校生、日々沼。

しかし彼には「音楽」という
熱中できる趣味がありました。

とは言え技術もルックスもなく
ライブを始めた当初は
まったく人気がありませんでしたが、

ヤクザにボコボコにされたり、
ライブで散々にやらかしたり、
文化祭で大暴れしたりと、

強烈な伝説を作り、社会とぶつかる中で、
徐々に人を惹きつける、強力な
求心力のようなものが発揮されます。

もちろん、その道は険しく、
東京のレベルの高さに
打ちのめされそうになったり、

業界人が集うイベントでやらかし、
各方面から圧力をかけられたりと
キツい経験をしていきますが、

不屈の闘志を持つ日々沼たちは
その度に多くの人を熱くさせ、
スターダムへと登っていくのでした。

日々ロックのネタバレと今後の展開は?

ライブハウスでの経験を重ね、
実績はないものの色々と
エピソードを蓄積してきた日々沼。

そんなある日、高校の
いじめられ仲間の草壁が、
文化祭でバンドを組んでくれと

日々沼に声をかけてきました。

草壁の目当ては、文化祭での
コンテストの優勝賞金、
二十万円という破格の額でした。

しかし、高校三年の秋では、

貴重な時間を割いて、
勝算の見えない音楽をやる
余力はなかなかなく、

メンバーは集まりません。

そこで白羽の矢を立てたのが、
依田という男でした。

彼はドラムの経験者で
腕もなかなか優れていましたが、
誘いに応じることはありません。

どうやら依田は、かつての仲間が
死んでしまったことを
今でも引きずっているとのこと。

それを知った日々沼は、
チケットを依田の机に入れて、
「春夏秋冬」をライブで歌います。

その魂のこもった歌は
依田の人生を再び進ませました。

こうしてメンバーは揃いましたが、
目標はあくまでコンテスト優勝、

しかし日々沼は進路で親と揉め、
文化祭の当日に、演奏用のギターを
処分され大根にすり替えられ、

草壁はいじめっ子たちに攻撃され
腕を折られ、それにキれた依田は
返り討ちにされてしまうという、

まさに最悪の状態に陥ります。

しかし諦めない日々沼たちは
どうにかライブにこぎつけ
不良たちと大乱闘する、

混沌極まる状況に至ります。

最後には草壁が、会場に
重機で殴り込みをかけ、
ライブは伝説となります。

草壁は少年院送りになり、
日々沼たちは停学を食らい、
先生は他の学校に飛ばされと、

その代償は極めて高いものの
日々沼たちの表情は
とても明るいものがありました。

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日々ロックの読んでみた感想・評価

爆笑しつつも燃える、
そんな感じの作品でした。

第一に、主人公の日々沼くんの
「ダメ」な感じが絶妙で良いです。

学校をサボったり不良にはならない、
しかし勉強も運動もダメで、
将来も半ば、慎ましい感じで確定、

恐らく彼に待っているのは、
せいぜいが平凡な人生、
それも、「良くて平凡」的な、

燃えるものがない感じの
レールが敷かれているだけです。

しかし、万事ダメな日々沼くんには、
ロックが大好きという
取り柄がありました。

ただそれも対外的な特技でもなく、
最初はまったく評価されませんが、

将来への反発や失恋等々、
ハードなことを経験するたびに
支持を増やしていき、

人を感動させられるようになるのが
何とも言えず痛快でした。

細かな技術的な云々ではなく、
とにかく激烈な経験や思いを、
ギターと歌に乗せる、日々沼スタイルは、

極めて不合理に見えて実際不器用ですが、
自分の心身を削り取った分が
確実に音楽に活きていく形なので、

読んでいてもとにかく共感できますし、
自分の経験や思いが仕上がりに
反映されるという音楽の性質上、

意外に「根拠」もあるため、
違和感なく読み進めました。

一度巨大なやらかしをして
「リタイア」してしまった草壁君を、

決して見捨てない友情など、
人間ドラマ的にも見るべき部分は
非常に多い良作ですね。

日々ロックはこんな方におすすめな作品!必見

演劇にせよ絵画にせよ文学にせよ、
「創作」の素晴らしいところは、作者の
身分や状況などをすべて飛び越え、

「できる人はできる」で、問答無用で人を
感動させられるところだと思います。

しかし、多くの音楽や芸術を扱った漫画は、
どうしても主人公が美形で有能で、
「できる側の人」だったりしますが、

本作の日々沼君は、ルックスこそ並ですが
「できない」オーラが半端ではなく、

だからこその音楽一本の強烈な
説得力を持っています。

しかし、「俺にはこれしかない」的な
切羽詰まった感じから生まれる
土壇場での魂からのハードな叫びは、

「持ってる」キャラからでは
なかなか出なかったものだと思います。

本作と同種の音楽系コメディには、
「デトロイトメタルシティ」があります。

しかし、「デトロイト」の根岸君が
自分の不遇にヤケになるように
曲を作っていくのに対し、

本作の日々沼くんのひたむきさは、
笑いの中にも人を動かす熱さがあり、

かつて土田 世紀氏が描いた
「俺節」にも通じるような
強烈なパワーを感じました。

日々沼くんの音楽はとにかく無軌道、
しかし本当のパワーとは、
無軌道なことかも知れません。

CDがなかなか売れない中、
あらゆる音楽がが優等生的で
物足りないと思っている方には、

本作の「架空の音楽」が、
退屈な日常に風穴を開ける
一助になるかも知れません。

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