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東京アリスのネタバレや結末(最終回)が気になる漫画!

東京アリス

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 東京アリス
原作・漫画 稚野鳥子
出版社 講談社

恋愛よりブランド物のショッピングや
女友達とのおしゃべりが好き!

男性とのつながりより買い物を
優先してしまう、ちょっぴり
オタクで大人になりきれないOL

「有栖川ふう」と三人の女性が
繰り広げる、ふわふわで甘酸っぱい
ガールズラブストーリー

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東京アリスのあらすじ紹介

東京の都会で働くOL「有栖川ふう」は、
給料やボーナスの大半をブランド品の

買い物に費やしてしまう
大の可愛いモノ好き。

大好きなバッグや靴やコスメの為に
貯金して買い、幼い頃からの友達と

食事しておしゃべりするだけで、
満ち足りた日々を送っています。

ある夜、終電を逃したふうは、
タクシー代やホテル宿泊代をケチって、

デキる上司の男性「奥薗慎二」の家に
突然泊めてもらい、そのお礼に
バレンタインのチョコレートをプレゼント。

奥薗はそのお返しに、ふうが長年
憧れていた、とても高価なシャネルの
バッグ「カンボン」を手渡します。

ふうは戸惑いつつもそれを受け取り、
以来、カンボンを飾って
眺める日々を送ります。

一方、ふうには、幼い頃からの親友三人
(円城寺まどか・桜川理央・羽田みずほ)
がいて、仕事帰りに頻繁に会って

食事をし、自分達の仕事や恋愛や
将来の事を包み隠さず
話し合っていました。

そんな中、親友の一人で上流階級出の
セレブ女子である円城寺が、結婚前に

親戚の空き家で一人暮らしを
始めると言い出します。

ふうと、もう一人の親友みずほは、
その家に一緒に
住まわせてほしいと懇願。

こうして、円城寺とふうとみずほは、
憧れの渋谷区・代官山の一軒家に
三人で暮らすことになるのですが‥。

東京アリスのネタバレと今後の展開は?

主人公の「ふう」は、アイスマンの
異名をとるクールな上司「奥薗」から、

長年想いを寄せられているのに、
なかなか気付きません。

挙句の果てに、家賃の穴埋めという理由で
恋愛上手な親友の「円城寺」に
奥薗を紹介してしまう始末です。

しかし円城寺は奥薗こそふうに
お似合いだと気付き、二人にあれこれと

アドバイスをし、これが物語を
推進する鍵になっていきます。

円城寺は見合いで結婚相手は決めたものの、
結婚までの猶予期間で他の男と

付き合ったり、ふうはお金持ちの御曹司から
告白されて付き合ったり、みずほは
ケチな男から好かれてばかり、

理央は複数の男性と付き合ったりと、
異性との華やかな交友を

繰り広げている中でも、どこかに
寂しさや不満が募ります。

しかし、それぞれ恋愛遍歴を重ねつつ、
紆余曲折の上、幸せを見つけます。

物語の中盤で、ふうは奥薗さんの気持ちに
気付き、それに応え、

二人は付き合い始めますが、そのまま
トントン拍子には進みません。

ふうは京都に転勤になってしまい、
遠距離恋愛に。

それぞれ新しい出会いがあって、
二人の仲もピンチになりますが、
そこは少女マンガらしく大団円となります。

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東京アリスの読んでみた感想・評価

この物語は可愛いモノ大好きな
OL「ふう」を中心とした物語ですが、

七歳の頃から親友という三人の
女友達の話も、同時並行的に
描かれていきます。

モテる彼女達の周りには、
言い寄る男達も次々に現れます。

彼女達は彼らを
「自分の牧場で放牧している牛」

呼ばわりしますが、彼らには真の愛情を
見出すことが出来ないという、ちょっと
寂しい事実も見え隠れします。

それらに気づかず、どこか物足りない
部分を感じながら、代用品で寂しさを

埋めていっているという、シリアスな
裏事情はそっちのけで、現代を
突っ走って生きる彼女達。

傍目から見るとただ好き勝手に、
チャラく遊んでいるだけに
見えるかもしれませんが、

私にはとても愛おしく
感じられてしまいます。

その欠けた状態を補う為に、職場や
ちょっと知り合っただけの男と
遊んでしまったり、買い物に

依存してしまったりしているのですが、
それらへの自覚や悲壮感がなく、

むしろ若さと軽さを
楽しんで生きていてます。

その様は、まさに題名通り
「東京」をさまよい生きる

可愛い少女「アリス」たちの物語で、
内容によく合ったタイトルだと思います。

東京アリスはこんな方におすすめな作品!必見

同じ「稚野鳥子」さんの作品の
「クローバー」にも通じるふわふわとした

ガールズストーリーで、ライトで
読みやすい点も魅力です。

また、現代の女性に対する
賛歌のような作風で、桜沢エリカさんの

作品から苦味やシビアさを
抜いたようなイメージに近いです。

ふわふわとしたタッチで、登場する
どの女の子も可愛らしい絵柄です。

また物語の中で大きな要素を占める
ブランド物の洋服やバッグ等は、リアルな
線とトーンで綺麗に描かれており、

更に、ブランド名や商品名も実名で
登場する為、主人公がハマる現実の
商品の想像もつきやすいです。

主人公は、欲しいモノの為にランチを
我慢したり、御曹司に貢いでもらったり
するような所がある反面、バーゲン等で

爆買いをし、給料やボーナスを
使い果たす寸前で、いつも資金繰りは
ピンチという状態。

可愛いモノやブランド物大好きの
女性の方はかなり共感できると思います。

パッと読むと、買い物に依存する
バブルなOL設定ですが、都会の女性の
華やかな側面の裏側もほの見える、

ちょっぴり切ないファンタジー系
ストーリーで、20代後半から
40代くらいの女性全般にオススメです。

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